メジナのフカセ釣り


2014年1月19日(日)8:30〜15:30
場所:真鶴

天気:晴れ 潮:大潮
北または北東の風



今回は、今年に入っての初釣りとなるのだが、昨年末メジナ釣りが不調だったにも拘らず、またもや懲りずに真鶴にやって来てしまった。
前回、隣の釣師が足裏サイズをいい感じで釣られていたのを見ていたため、同じ場所に入れればこの時期でもまだ釣れるような気がしていたのだ。

今日は、気温は低いが天気はいいし、1月であれば海水の温度はまだ心配するほど低くはないはずだし、魚さえいれば必ず釣れるにちがいない。
コマセもオキアミ3sに配合餌1袋を用意し、準備に怠りはない。
と意気込みだけは充分だった。



しかし、今日は北風が強く、釣り始めから苦戦を強いられることに...。
■階段を降りた辺りから見る景色(15時半頃)---左端に三石、その奥には大島、右手に初島、更に初島の左奥に利島が見える。

仕掛けは、円錐ウキの重さで、何とか思い通りのポイントへ投入できるのだが、コマセが強風でバラバラになって押し戻されてしまう。

仕方なく、沖に流れていくだろうと想定してコマセを足元に撒くのだが、水温が高いのかすぐにベラや小メジナの群れが集まってくる。
足元から10m位は浅くて底が見えているので、仕掛けは少し離れた沖の深場に入れなければならない。
果たしてこのポイントまでコマセが流れていくだろうか?


暫くコマセを撒き続けた後、仕掛けを投入すると早速アタリ。
釣れて来たのはニシキベラだった。
その後、仕掛けを入れる度にアタリがあるものの、釣れてくるのはベラと木っ端メジナばかり。

木っ端メジナは前回は2匹しか釣れなかったが、今回は多数釣れた。
その他に、良型(20cm弱)の海タナゴも2匹釣れたが、何れも、20cmに満たないものばかりで、全てリリース。
3時過ぎまで粘ったが、結局、足裏サイズは姿を見せなかった。


また、今日は朝から終始北風に悩まされたが、昼過ぎに干潮を向かえ、露出した岩場に生えたハバノリの採取で気分転換することにした。
ハバノリは、この辺りでは岸近くの露出した岩にびっしり着いているので、簡単に採取できる。
しかも、今日はウェーダーを履いていたので、30分程で満足いく量が収穫できた。

釣りの方は今ひとつだったが、ハバノリ採りが楽しめたのでまずまずとしたい。
これから3月頃に掛けて、干潮時の磯遊びが面白そうだ。


■本日の収穫
30分程で収穫したハバノリ。
味噌汁と、湯通ししてサラダにして食べたが、軟らかくて、磯の香りがほんのりとして美味しかった。
これから、春先まで釣りは厳しいけれど、磯ではいろいろなものが収穫できるので、保険として頭に入れておくとよいかもしれない。