メジナのフカセ釣り


2013年12月15日(日)8:30〜15:30
場所:真鶴

天気:晴れ 潮:中潮




今日は、最近やらなくなってしまったメジナのフカセ釣りに出掛けた。
もう、30年以上フカセ釣りはやっていないので釣れるだろうか?
ただ、今頃の時期であれば、ある程度の水深があり、サラシの出ているところなら、手の平サイスなら結構釣れるはず。

真鶴半島入り口にある135号沿いの「あおき釣具店」でメジナの釣況を聞いてみると、半島のどこでも釣れているとのこと。
この時期西風が強くて釣りにならないこともあるため、風向きによって東側西側どちらへも移動しやすい半島の先端付近を選んだ。

この付近は、遠浅で水深はあまりないが、大きな根と根の間の溝が深くなっていて、こういうところをメジナが回遊しているのかもしれない。
■15時半頃の三石---奥には大島、初島が見える。

釣り場に着いて、オキアミとアミのブロックを海水で解かしている間、仕掛けを作っていると、釣師が1人やって来て、「隣でやらせてください」とのこと。
この方は、この場所には何度も足を運ばれているようで、ここでの釣り方をいろいろと教えていただいた。

この場所は、夕方(3時以降)がよく、40cm級が釣れるとのこと。
まだ、9時前だったが、場所確保のためと、早めにコマセを撒いておき、魚を寄せておくために早めに来られたとのこと。
コマセは、配合餌2種類とパン粉、それとオキアミを混ぜたものらしい。
この方の仕掛けは、ハリス3号でウキ下1ヒロ半。
餌取が多いため、足元にコマセを撒いて餌取りを寄せておきながら、少し沖に投入した仕掛けの辺りのにコマセを撒いていた。


さて、本日の釣況はというと、
アタリは頻繁にあるのだが、上がってくるのはニシキベラとササノハベラばかり。
おまけに、トウゴロイワシが群れていてコマセを撒くと直ぐに寄ってきて餌が取られてしまう。

本日の釣果は写真上の小さなメジナ20cmと海タナゴ
 大きなメジナ(30cm、27cm)は頂き物

隣の方は、ポツポツとだが、20〜25pサイズのメジナを釣られていた。
ところが、この方、釣れた魚は全てリリースしていた。
35cm以上ないと持って帰らないとのこと。

昼過ぎになって、漸く私にも待望のメジナが釣れたが、20cm程のリリースサイズ。
しかし、今日はスカリを持ってきていたので、取りあえずキープすることにした。

暫くして、お隣を見ると、竿を大きく撓らせて気持ち良さそうに魚とのやり取りを楽しんでいる最中だった。
上がってきたのは、30cm程の良型メジナだった。

私が羨ましそうな顔をしていたのか、このメジナはリリースせずに水汲みに入れて、「いりませんか」と差し出されたので、ありがたく頂戴した。
その後も、27p程のメジナを頂いた。

20cmのメジナが釣れたときは、漸く時合いが来たかと期待したが、その後は15cm程の小メジナが1匹釣れただけで、外道のアタリもパッタリとなくなってしまった。
時計を見ると、もう直ぐ3時になる。
お隣の方は、私が釣れていないのを気にされたのか、「これでやってみてください」と、ご丁寧にも配合したコマセを1袋くださった。

半時ほど、頂いたコマセを使って続けてみたがメジナのアタリはなく、西日が海面に反射して、ウキが見辛くなってきたため、終了することにした。
お隣の方は、これからが本番といった様子であった。

メジナのフカセ釣りは奥が深く、特にコマセ(配合餌)の配合は、いろいろ試してみる必要がある。
また、これから春に掛けてのハバノリやアオサを使う釣りにも挑戦してみたい。
30cm前後のメジナがコンスタントに釣れるようになりたいものだ。





《気になる光景と情報》
今日は、トウゴロイワシの大群が岸近くに寄っていて、沖合いではナブラの立つ光景も見られた。
また、ナブラの周りではシーバスらしき魚体が海面から躍り出て飛沫をあげる光景も見られた。
尚、お隣でメジナを釣られていた方の情報では、この辺では、夏場になるとシーラや青物が釣れるとのこと。
■本日の収穫