青物狙い



2012年9月9日(日)6:30〜11:30
場所:江ノ島裏磯

天気:晴れ 潮:小潮



前回、裏磯で青物狙いで竿を出すつもりだったが、台風の影響でウネリがあり裏磯を覗いただけで断念。
堤防に変更したものの青物の気配もなく、1時間程竿を振っただけで何も釣れずに終了した。

今日は、下の写真の通り、快晴、風も無く、海はほぼベタ凪。
さて、前回のリベンジなるか。

■朝6時頃、裏磯へ向かう途中

6時過ぎに釣り場に着いてみると、既に、大平、ボラ場は大勢の釣り人がいたが、まだ釣れている気配はない。
前回、前々回と、連続ボ・・をくらっているため、今日もダメか...(汗)

しかし、今日は違っていた。
暫くすると、ボラ場の右端で弓角を投げていた方がソーダを釣り上げた。

今日は、カゴ釣り、Sトロの道具を両方用意してきていたが、Sトロで釣れるときにはSトロで釣ったほうが楽しいので、迷わず弓角を取り出した。
ただ、ソーダが釣れても、マルの場合は全てリリース、平のみキープする予定だ。

7時前は、弓角でソーダが結構釣れていたが、カゴ仕掛けではまだコマセが充分効いていないのか、磯竿が曲がる光景は見られなかった。
そこで、早速、私も弓角の仕掛けをセットして、ボラ場と大平の間でSトロを開始した。
最初は、ネズミを使用し表層を引いてみた。トップで魚がチェイスしてくる状況なら、最高に楽しいのだが・・・。


しかし、数投したものの海面には変化は見られない。ナブラも出ていないしダメかな、とボラ場を見ると、丁度ソーダが上がるところが目に入った。

すると、突然、私にも竿が引っ手繰られるようなアタリ。よそ見をしながらリーリングしていたしていたため、不意を喰らってしまった。
折角、トップを引いていたのに、チェイスが見られず残念。
上がってきたのは30cmにも満たないマルソーダだった。

その後、暫くの間ネズミでトップを攻めたが、7時を回るとカゴ仕掛けに反応し始めたようで、ソーダの入れ食いが始まった。
■小型のマルソーダ(28、9p程)

表層は、魚がいなくなったのかアタリが無いため、ジェット天秤に替えてカゴ仕掛けの棚を意識し低層から引いてみることにした。
すると、これが的中。着底後、やや早めに巻いてくると、直ぐにアタリがあった。
立て続けに2匹ゲットしたが、この頃になるとカゴ釣りのウキが目の前にも漂い始めたためSトロを中断。

■ボラ場。7時を過ぎた頃からソーダが入れ食いとなった。
釣れているのは小型のマルソーダばかりだったため、変化を期待し休憩することに。

30分程様子を眺めていたが、相変わらずマルばかり。しかし、近くにいた方に話を伺うと若干ヒラも混じっているらしい。数を釣らないとヒラを手に入れることは出来そうもない。

今日はコマセも用意してきているため、サビキを取り出して、バクダン仕掛けで餌釣りの仲間入りをすることにした。

すると、1投目からウキが気持ちよく沈み、入れ食いが始まった。
釣っては逃がし、釣っては逃がし、・・・。
魚を傷つけないようにハリを外すが、暴れて傷だらけになったものは仕方なく持ち帰ることにした。

ところで、サビキの場合、一度地面に魚を置いてハリを外すため、魚体へのダメージは大きい。リリースする際にも尻尾等を掴むことになるため、人の体温で火傷を負うと聞いたことがある。本当は全て持ち帰るべきかも。

私を含め、皆さん釣れた魚を海へ放っているが、裏磯の海底にはソーダやサバの死骸が溜まって、それが赤潮などの原因にもなりかねないので一考を要する。
弓角の場合、釣れた魚の口に弓角のハリが1本刺さっているだけなので、40cm以下の青物であればそーっと抜き上げ、ハリを持って、魚体に触れずにリリースが可能だ。
従って、ゲーム感覚で釣ってリリースするなら、私の場合は弓角が向いている。


バクダンだと、直ぐに釣れてしまうので(汗) 、弓角に切り替えることにした。
ただ、周りが殆どウキ釣りになっていたため、投入できる場所が限られてくる。
大平の左端とボラ場の右端が可能だが、今日は大平とボラ場の間でも、カゴ釣りの方が回収に入るタイミングを待てば、弓角を引くことができた。

11時過ぎまで投げ続け、大平とボラ場の間でマルを2匹追加し、最後に、大平の左端で今季初のヒラソーダを1匹釣ることが出来た。

朝方釣れていたソーダは小型主体だったが、昼近くになって大型も釣れ出し、ヒラも高確率で釣れていた。潮が上がってくるにしたがって魚の活性が上がってきたようだ。
■今季初のヒラソーダ(33cm程)

本日の釣果は、弓角でマルソーダ4匹、ヒラソーダ1匹、バクダンでマルソーダのみ7匹。合計12匹だった。
この内、キープした魚は、マルソーダ4匹、ヒラソーダ1匹となった。

■帰りの階段の途中から見たボラ場風景---11:30頃

本日裏磯で見かけた魚は、殆どソーダガツオのみと言ってよいほどだったが、バクダンで30cm程のアジが1匹釣れていた。

時折、磯際を背が茶色の魚体の群れがゆっくり移動しているのを見かけたが、アジの群れだったかもしれない。
ハリスの細いサビキで棚を極端に浅くして、際を狙えばアジに出会えたかも。
残念ながら、殆どの方が、竿1本以上棚を下げていたため、この魚影がアジの群れだとすれば、アジの棚からは外れていたようだ。