| 鹿島灘でのサーフトローリング 2011年11月23日（水）12：00〜13：00 場所：神栖市須田海岸 天気：午前中曇り、後晴れ 潮：中潮 海況：潮色は良好、海からの風がやや強い。 |
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今日は祝日で水曜だったため、神奈川には戻らずに茨城で竿を出すことにした。 単身赴任先の寮から最も近い場所は鹿島港周辺だが、過去数回行ったことがあるが余りいい思いをしたことがない。
午前8：00、何時もより遅めだが釣り場へ向け出発。 道具は、シーバスロッドと投げ竿、#4000（PE1.5号）と投げ用（PE1.2号）のリール、及びミノー、メタルジグ、弓角と各種仕掛け類を持参。 海岸沿いの道を銚子方面に向かって走り、気に入った場所があればそこで釣りをする予定だった。 しかし、優柔不断な私は中々場所を決められず、とうとう銚子まで来てしまった。 現地の釣餌店で状況を伺うと、余りパッとしない。 港内のサビキ釣りでチカがポツポツ釣れる程度とのこと。 チカは釣ったことがないため、これでもよいかと思ったが、釣餌店のご主人曰く、穂先の柔らかい磯竿等が必要とのこと。 結局、鹿島方面へ引き返してキス・イシモチを狙うことにしアオイソメを購入した。 ところがここからが引き返す道を間違えたりして、海岸沿いの道に出るまでかなりの時間をロスしてしまった。 本日竿を出した須田海岸の釣り場に着いたのは、既に正午になるところだった。 この釣り場の入り口には数台の車が止まっていたが、既に釣りを終えてルアー竿を片手に二人連れの若者が戻ってくるところだった。 見ると、45ｃｍ前後のヒラメ２枚と４０ｃｍ超のイナダ１本をビニール袋に入れてぶら提げていた。 話を伺うと、これらは朝方ミノーで釣れたらしい。 海岸に下りると、広々とした海岸には３、４名程確認できたが、皆さんルアーでヒラメ狙いのようだった。 先ほどの二人連れの若者にキス釣りはどうか聞いてみたが、ここではキス釣りの人は余り見かけないとのこと。
ルアーでヒラメを狙うには既に時合いを逸していると考え、アオイソメを購入してきたため、キスを狙うことにした。 この辺の海は遠浅で沖の方から波が立ち、しかも潮流が速いためキス釣りには不向きなように感じるが、まずは第1投。 近くに人がいない為、思いっきり竿を振り回すことが出来る。 着底後ゆっくりとサビいてくるが、掛け上がりが見つからない。 仕掛けを回収してみると、5本針の内2本が餌が無くなっていた。餌取りはいるらしい。ただ、仕掛けが波に揉まれてグシャグシャだ。 仕掛けを直して、2投目を投げたが、またもや仕掛けがグシャグシャ。3投目も、同じ。 これ以上続けても無駄と判断し、折角だからダメ元で弓角に替えて投げてみることにした。 サーフトローリングだとルアーよりも遠くに飛ばすことが出来るため、魚がいれば可能性はある。
1投目、やや速めに巻くが流れが速くどんどん左に流されていく。 まったく釣れそうな気配がない。 2投目、釣れる気がしないため、後1投で帰ろうと思いながら回収のつもりで巻いてくると、不意に、コツンと何かに当たったような感触が伝わってきた。 ヒットはしなかったが、ひょっとすると、これは．．．魚の仕業？ 正体を確かめようと、神経を集中して数投目。 竿を倒して巻いているときだった。 突然、ゴツン。ヒット！ 思わず、やった、ヒラメだ！と心の中で叫んでしまった。 バラさないように、慎重に巻いてくると、見えてきたのはイナダだった。 少し拍子抜けしたが、今日はボ・・を覚悟していただけにイナダでも十分満足だ。 その後、程なくしてもう1匹イナダをゲットできた。 2匹目の鰓を取って血抜きをする際、口の中からカタクチが出てきた。 カタクチが岸近くに群れていたようだ。 一見釣れそうもない波の荒いだけの海に見えたが、意外とこの辺りの海岸は青物の魚影が濃いような気がする。 また、早朝を狙えばヒラメも可能性が高いようなので、茨城にいるときは浜での釣りをもう少し研究してみようと思う。
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