波止の穴釣り



2011年2月19日(土)11:30〜16:00
場所:西湘

天気:晴れ 潮:大潮
海況:朝方は曇っていたが昼頃から晴れてきて日差しが暖かい




2月は、1年中で最も寒く、釣りものには苦労する時期だが、今年は海水温だけを見ると、”神奈川県平塚沖波浪等計測データ”、”水産技術センター相模湾試験場江之浦ブイデータ”共に14℃以上あり、魚が居なくなる状況ではないように思うがどうなのだろうか。
前回の裏磯釣行ではボ・・を喰らっているので、今日は手堅く魚をゲットしたい。
そこで、水温の低いこの時期に最も可能性の高い穴釣りに決定した。
水深のある波止のテトラ帯は冬を越すために魚が潜みやすい上、底は日中でも薄暗いため目が利くメバルでも3号のハリスで釣れてくる。

今日の釣り場に選んだのは、穴釣りでよく行く西湘の波止だが、朝方は流石に寒いため日中の暖かな時間帯に竿を出すことにした。
そんなわけで、10時頃に到着するつもりで9時に自宅を出発。
ところが、休日伊豆方面へ向かうのは私一人ではない。丁度このころが行楽客で混む時間帯だった。
西湘バイパス石橋出口手前からの渋滞で着いたのは11時過ぎだった。

しかし、釣果の方はまずまずで、晩のおかずも確保できた。
今日は1投目からアタリがあり、初っ端から23cmのまずまずのカサゴをゲット。
その後も飽きない程度に釣れ続け、特別大型は出なかったものの20cm以上の良型が揃ったのはこの時期にしては珍しい。

ただ、夕方4時頃まで粘ったが2時頃からは急にアタリが遠のき、その後は全くアタリがないまま納竿となってしまった。
どうも、穴釣りでも時合いがあるような気がする。
写真以外にもベラやショウジンガニが釣れたが、外道が釣れたのも前半の時間帯だった。
時合いのときは餌を求めて動き回るため釣れる確率は上がるが、時合いを外れると仕掛けが魚の目の前にでも来ない限りは釣れない。
結局のところ、今日の釣果は、カサゴ5匹、ソイ3匹、メジナ2匹と上出来だった。

ここはアオリイカが釣れることでも知られているが、日中はカゴ釣りの人が多い。
今日は、暖かかったこともあり、結構釣り人が出ていた。帰り際、覗いて見るとカゴ釣りの人が丁度魚を掛けたところで、竿が大きく曲がっていた。
上がってきたのは25cm程のメジナだったが、いい引きをしていた。
日中でも、この程度のメジナなら釣れているようだ。
カゴ釣りは、実のところ裏磯でしかやったことはないが、今年は西湘方面でも一度試してみようかと考えている。

本日の釣果

カサゴ 5匹(22〜25cm4匹、20cm以下1匹)
ソイ 3匹(20cm1匹、20cm未満2匹)
メジナ 2匹(24cm1匹、20cm未満1匹)

小さい方から3匹(ソイ2匹、カサゴ1匹)は20cm未満だったためリリース。小さい方のメジナはスカリに入れておいたら絶命していたため持ち帰ることにした。


メジナとソイ、カサゴを1匹ずつ刺身にしたが、何れも白身で美味しかったが、中でもこの時期のメジナは絶品。
他は、煮付けで食べたが言うことなし。