寒サバ釣り



2011年1月9(金)8:30〜13:00
場所:江ノ島裏磯

天気:晴れ 潮:中潮
海況:波高く(予報では1.5m)、ウネリがあって釣りづらい。



■ボラ場---ウネリがあり、波が磯場を這い上がってくる。 ネットの情報では、数日前から裏磯でサバが釣れているとのこと。
釣れる時間帯は、どうも午後かららしい。
その為、今日はゆっくり出撃することにした。
ただ、予報では波が1.5mとやや高めなのが心配だ。

前日、自宅近くの釣具店でコマセを調達しておいた為、駐車場から裏磯へ直行。
いや、裏磯へ降りる途中で奥津宮を参拝し、お賽銭を入れて二礼・二拍手・一礼も。
今年も釣果に恵まれますように。(-||-)

8時半に到着してみると、沖の方からウネリがあり、8時頃の満潮と重なって磯場は波を被っていた。
流石に釣り人も少なく、10人程度しかいない。
しかも、初めの内は誰も竿を出せず、様子見状態。

暫くすると、潮が下げに入ったのか波の勢いも幾分か弱まったようで、ボラ場でバクダンを始める方も出てきた。
ただし、波が磯場を這い上がってくる状況は変わらなかったため、ボラ場でも磯際に立つのは危険だ。
磯際近くでは、這い上がった波が腰の辺まで洗っている。

ワタシの場合、一応足の付け根まであるヒップウェーダーを履いていたが、腰まで波を被ると中に水が入って意味が無い。
その為、かなり釣り辛いが、磯際から随分離れた場所から海に向かって竿を振ることにした。
幸い、風が無かったため、弛んだ糸が磯際の岩に掛からずに竿を出すことはできた。
ただし、竿はずっと立てたままで、糸が弛まないようにするのがチョッと疲れるけど。
尚、大平では危険なため、一人も竿を出す人はいなかった。


ボラ場で最初に釣れたのは20cm程のアジだった。
その後アジはぽつぽつと釣れていたが、サバは全く釣れる気配が無かった。
ワタシも市販の細仕掛けのサビキに替えてアジ狙いに変更してみたが、サビキが悪いらしく全くアタリがない。

釣れている方にサビキを見せてもらうと、異なる種類のサビキを交互につけたもので、スキン付きのハリにアジが掛かるとのこと。
スキンサビキは、以前一度使って水洗いし再生したものがあったため、早速付け替えてみると数投目、漸くアジが掛かってきた。
ところが、磯際まで行けないため、強引に竿をあおって抜き上げようとした際に波に揉まれてハリから外れてしまった。
その後、暫く続けたが荒波のせいでアタリも分からずお手上げ状態。


その内、お隣でバクダンで釣っていた方が何やら大物を掛けたようす。
漸く、サバが回ってきたようだ。
上がってきたのは、良型のゴマサバだった。
続いて、両軸でカゴ釣りをされていた方にもヒット。

■ゴマサバ 33cm それを見て、すぐにワタシもサバ仕掛けに替えて投入。
サバ仕掛けといっても、自作のハゲ皮付きのサビキ仕掛けだけどね。

そして、少しの間沈黙があった後、漸くワタシにも良型のサバがヒット。
波でアタリが取り難い状況だったが、糸を弛ませないようにしていたため、竿先にアタリが伝わってきた。
軽く竿を立てるとずっしりとした手応え。
久しぶりの引きを楽しみながら取り込んでみると、33cm程のゴマサバだった。

その後、1時頃まで粘ったが、海の状況は益々悪化する一方で回復の兆しが見られなかったため竿を納めることにした。
結局、1時までに裏磯全体で釣れたサバは3匹のみ。

尚、今日は、裏磯にしては珍しく20cmほどのアジが寄っていて、ぽつぽつとだが釣れていた。
ただ、海が荒れていたため、せっかく掛かっても抜き上げる際に波に揉まれて落ちてしまうことが多かった。

ワタシの仕掛けにも何度か掛かってきたがゲットできたのは4匹だけ。
この内3匹は一かで掛かってきたのだが、一気に抜き上げたため磯の上に仕掛けごとドサッと落ちた。
1匹は針に付いていたが、2匹は針から外れて暴れている。('o')
波は引っ切り無しに這い上がってくるため、この2匹を取り押さえるのに手こずって冷や汗をかく場面もあった。

今日は今年の初釣りだったため、1匹だけだったが本命も釣れて上々のスタートとなった。


【本日の釣果】
ゴマサバ 1匹 33p
マアジ 4匹 18〜20p


※マアジは、タタキにして食べたが、脂がのっていて家族にも好評だった。

ゴマサバはしめ鯖にしたが、こちらも脂がのっていて言うことなし。