裏磯の青物




2010年9月11日(日)7:00〜12:00
場所:江ノ島裏磯

天気:晴れ 潮:中潮
海況:波は低く、朝の内は無風、昼近くなるに従い南風が強くなる。



そろそろ青物を狙いたくなって、今日は江ノ島裏磯で竿を出すことにした。
磯へ行く途中、早朝組みのルアーマンとすれ違ったが、状況をうかがうとイナダが数本上がったとのこと。
しかし、他には上がった様子はなかったらしい
釣餌店の話では、台風前はサバ等が入れ食いだったが、昨日はサバがぽつぽつアタル程度といっていた。
潮が良くないようだ。不安が過ぎる。

ところが、釣り場に着いてみると、大平で30pほどのサバが1匹上がるところが目に入った。
1匹でも釣れているところを目撃すると、ひょっとしたら、今日は潮が回復しているかもしれない、などとと良い方に解釈するのはワタシだけ?

正午頃のボラ場---干潮時でまったりとしている。


今日の予定は、早朝イナダ狙いでジグ、その後弓角、日が高くなった頃からカゴに切り替える筈だった。
しかし、すっかり日が高くなってからのスタートとなってしまったため、まずは弓角を投げてみることにした。

初めのうちはマウスを付けて表層を引いていたが全くアタリが無かったため、深いところを探ることにした。
ジェット天秤で底まで落としてからゆっくり引いてみた。
数投目、竿を寝かしてゆっくり巻いていると、コツンと何かのアタリ。
しかし、のらなかった為そのまま巻き続けると、ガツン、ようやくヒット。
ところが、直後、フッと軽くなってしまった。
バレたか、と一瞬ヒヤリとしたが、すぐにゴンッと強いアタリ。
そのまま巻上げてみると、30pほどのゴマサバであった。


透明ブルー40o角にヒットした30p程のゴマサバ

その後は、何回かアタリはあるものの、なかなかヒットしない。
その上、台風の影響で川から流入したゴミが邪魔して角を引き辛くなってきた。
また、この頃になると、周りではバクダンでサバが連れ始めた。

角でもアタリはあるためもう少し粘ってみるつもりだったが、バクダンで楽にサバが釣れているのを見ると、たまらず、コマセ釣に変更した。
仕掛けは、通常のサビキを使わず、カゴの下に2mのハリスを結び先端と、中央にハゲ皮付きの擬餌針を結んだもの。
中央は15pの枝スとなっていて、ハリスは3号を使用。

1投目、ゴミを避けるつもりで投げたが運悪くゴミの中へ。
回収しようかと考えていると、いきなりスポッとウキが消えた。
ゴミを引っ掛けたままサバを抜き上げた。


その後、3匹ほど追加したが2本針の内、真ん中の針にしか掛かってこない。
何故だろう?
ひょっとしたら、仕掛けを投入する際、先端の針をカゴに納めているため、針がカゴから出難いのかもしれない。
そこで、先端の針のちもとに糸オモリを巻いて少し重くしてみた。

すると、今度は先端の針にばかり掛るようになった。
今回のような仕掛けの場合、先端はカブラ針が有効かもしれない。

今日は、ソーダガツオを期待していたのだが、全体で小型のマルソーダが1匹釣れただけだった。
なお、大平、ボラ場はサバ一色といった感じだったが、バクダンの方にはウルメイワシが鈴なりになる光景も見られた。
たまに、群れが回ってくるようだった。
正午近くになると、干潮で潮が動かず、南風が強くなって来たため納竿とした。

【本日の釣果】

サバ 30p程 7匹