カゴ釣り



2007年12月15日(土)06:30〜11:00
場所:江ノ島裏磯

天気:晴れ 潮:中潮


6:30頃の日の出前の裏磯

前回、自作のウキを使って分かったことが一つあった。
実は、現在自作ウキに発泡素材を使用しているが、色付けは100円ショップで売っているアクリル系塗料を使用している。
アクリル系だと塗膜が硬いため、仕掛けを回収するときの水圧でウキが押しつぶされ変形したまま元に戻らない。その為、浮力も落ちて波の影響を受けやすくなる。

今回は、発泡剤の軟らかさに合うような塗料を使用してみた。
結果は良好で、変形も無く浮力に影響は無い。
今まで自作したウキの中では最も優れた逸品となった。

今日は、1投目からアタリがあり飽きない程度に釣れたが、8時過ぎには釣り人でひしめき合うようになり、仕掛けを投入する場所を探すのが一苦労だった。
そんな時に悲劇が・・・。
大平の左端で隙間が出来たら入ろうと待機していたときだった。
左端の人が仕掛けを回収し後ろにさがった為、ワタシも一歩後ろへさがった、とその瞬間。オッ?一瞬宙に浮いたような感覚。気が付けば、海に浮いていたのだ。
正確には、直径2m程の穴に落ちたのだ。
その時間帯は、海面の水位が高くなっていて大平全体が波で洗われていた為、穴があることに気付きにくい状況だったのだ。

胸のあたりまで海水に浸かったがライフジャケットを着用していたため、それ以上沈まず、また直ぐに這い上がったためへそ付近から上は濡れずにすんだ。
下半身ずぶ濡れでも、我慢して暫く釣りを続けたが、寒さで集中力を欠いていた所為だろう、仕掛けを投入する際に力みすぎたのか道糸が切れてウキごと仕掛けが飛んでいってしまった。

そんな訳で、10時過ぎには釣りを中止。
今日は散々な目に会ってしまったが、釣果は一応満足している。
今年初のイナダが釣れたことが大きい。
ウキは、また作り直せばいい。

イナダ38cm マルソーダガツオ



《本日の釣果》
マルソウダ1匹(34cm)、ゴマサバ3匹(26〜27.5cm)、イナダ1匹(38cm)


《アフターフィッシング》
イナダとマルソーダは刺身で食べたが共に臭みも無く、程々に脂も乗っていて美味しくいただけました。
サバは開きにし、一夜干しにして食べたが結構美味しく食べられた。