2007年03月03日(火)8:30〜15:00
場所:西湘
天気:曇りのち晴れ 潮:大潮(満潮05:19/16:44、干潮11:01/23:14---芝浦)
根魚の穴釣り

久々に、24pを超えるカサゴ(26p)が釣れた。しかし、・・・。


今日は、ポカポカ陽気で3月初旬にしては暖かい。
ジャンパーを着ていると、汗ばむくらいだ。

何時もは端の方からもう一方の端へ向けて探っていくが、今日は最初から実績のあるポイントから始めた。
最初の1匹を早々と確保してしまえば、気持ちにゆとりが出るからだ。・・が、しかし、風は無いのに、海は波が高く仕掛けを落とせるポイントが限られ、思いの外苦戦を強いられることとなった。
10号のオモリでさえも流されてアタリがとりにくい。6号では、底までとどかず釣りにならない。

取りあえず10号の錘を着け、まずは、何時もの四角い穴に仕掛けを落としてみる。
直ぐに、コツ、コツッ、と小さなアタリがあるがのらなかった。
針を咥えるところまではいかないらしい。
波が引きから寄せに移る時、寄せから引きに移る時の、流れが止まった一瞬に、コツ、コツッ、ググーッ、とくる事が多いが今日は波が止まっている間がほとんど無く仕掛けがすぐに流されてしまう。
その為、お魚さんが中々餌に食い付けないのかもしれない。
その証拠に、今日釣れたカサゴは頬にガッチリと針掛りしているものはなかった。

足元付近の穴に入れても、波で釣り辛いため、沖目の、竿がとどく位のところに仕掛けを落としてみることにした。
すると、コツ、コツッ、ググーッ、と竿先が引き込まれた。
強烈な引きで竿を引き上げるのが精一杯だ。慌ててリールが巻けない。
2回ほどポンピングを繰り返したが、3回目のポンピング中に根に潜られ、バラしてしまった。

最初の1匹目が釣れたのは、始めのポイントから少し離れたところで、以前にも実績のあるポイントだった。
仕掛けを投入後潮の流れに任せていたが、暫くして仕掛けを引っ張ってみると、根掛かりしていた。
またかー、と思って強引に引っ張ってみた。・・んッ?、動く。しかも、グン、グン、と力強い引きが伝わってくる。
何回かポンピングを繰り返し、上げてみると26pの良型のカサゴだった。

<<写真では25pにしか見えないけど、確かに26pあったんです!(汗)>>
凸凹に侵食されたテトラの上で写真を撮った為、尻尾側が下がっていた所為か?


その後、カサゴを2匹(21、18p)、小型のソイ1匹(15p)、ササノハベラ1匹を追加して終了。



仕掛けを仕舞って、魚を捌くことにした。
ところが、日頃の殺生の罰があたったのでしょうか。一番大きな26pのカサゴを捌いているときに悲劇が・・・。
鰓と内臓を取り除き、鱗を剥いでいるときだった。
既に身動きしなくなっていた為、左手で頭を掴んでナイフの背で鱗を剥いでいると、突然死んだ筈の魚体が勢いよく身をくねらせ、海の中へと消えていった。
鰓も内臓も無いのに可哀相なことを・・・。南無阿弥陀仏。m(_ _)m
既に捌いていたカサゴ1匹のみ持ち帰り、他は全てリリース。
まずまずの釣果と思っていたが、少し後味の悪い終わり方となってしまった。

<<本日の釣果>>