2006年11月3日(金)6:00〜13:30
場所:大磯西
天気:晴れ 潮:中潮(満潮02:58/15:18、干潮09:05/21:34---芝浦)
サーフから青物とキスを狙う


そろそろ、サーフトローリングも終盤戦だ。
前回、ソーダガツオの入れ食いに遭遇したが、今日も朝の内は潮の色も良く波も静かな為、前回のような大釣りが出来るかもしれないと期待したが、はたして...。

今朝は6時頃から始めたが、早い時間帯には、前回の場所と同様大勢の釣り人で賑わっていた。
仕掛けをセットしていると、目の前の波間に小さなナブラが発生。なかなかいい感じだ。
ところが、一時間ほど竿を振るが全くアタリがない。
数センチ程の小さなベイトは波打ち際付近に沢山いるようで、仕掛け通すと一斉に小魚がジャンプする。
また、カマスやダツ等の小さな魚体がジャンプするのも見えるので、時折発生する小さな単発のナブラは、カマスやダツ等の仕業らしい。

今日は、ジャリメも持参したのでキス釣りで一休みすることにした。
前日までの情報などからSトロの釣果に自信が持てないときは、何時もボ・・逃れのために虫餌を買ってくるのだが、何故か餌を持ってくるときに限って青物がよく釣れる。ジンクスとなってしまったが、果たして今日は...。

《釣り座から東を望む 10時頃》
《釣り座から西を望む 10時頃》

キスも魚影が薄いのか、ピンギスすらポツポツとしか釣れていない。
最初に釣れたのは、ほんとに小さなピンギスだった。アタリも感じられず、波打ち際で偶然食い付いてきたものらしい。
その後は、殆んど置き竿にしておいたこともあり、ヒトデのオンパレード。仕掛けもぐしゃぐしゃ。
それでも、挫けず仕掛けを解き投げ続けると、本日初の魚のアタリ。気持ちイイー。
17cm程のヒネだった。

《ヒネとピン》

9時半頃から、再び弓角を投げ始めた。
波も一層静かになって来た。ベタ凪だ。
1ヶ月前であれば、こういう状況でネズミを投げると高確率で後を追うソーダガツオの魚影が見えたものだが、
今回も、ひょっとすると...。

ネズミに換えて投げてみた。
すると、1投目から、ネズミの後ろから何かが追ってくる。オオーッ。
波裏付近に来て、グンッ、とアタリがあったが、角の羽が長すぎたのか、羽を齧られただけだったようだ。
直ぐに、前回実績のある自作の透明オーロラ仕様の角に変更し、50〜60m付近へ投入し中速でリーリング。
すると、目の前で本日最大のナブラが発生。見ると、逃げ惑うベイトに何者かが物凄い勢いで襲い掛かっている。
そこへ、運良く仕掛けが入った。途端に、ネズミがまるで浮き釣りの浮きのように海中に引きずり込まれた。
竿先にも強烈なアタリが伝わり、すかさずリーリングする。
波裏付近でヒットしたため岸までは20〜30m程であったが、猛烈にダッシュし容易には上がってこない。
今回、小型リールを使った為ドラグが効き、ジージー鳴っている。
少し強引だったが、無事魚を岸へ引きずり上げることが出来た。
何と、過去最大の40cmの丸々太った平ソーダだった。

《40cmの平ソーダ、過去最大》

その後、ダツがヒットしたが巻いてくる途中、波打ち際でバラしてしまった。
これ以降は全くアタリが無くなり、潮の色も薄茶色に濁りが入ってきて、ナブラも一切発生しなくなった為納竿とした。


<<本日の釣果>>
キス 2匹(ヒネ1、ピン1)
平ソーダ 1匹