2006年10月21日(土)6:00〜12:30
場所:大磯東
天気:曇り時々晴れ 潮:中潮(満潮04:29/16:19、干潮10:27/22:46---芝浦)
イナダに会えた!


日の出とともに釣りをスタートした。
ワタシが到着する頃には、殆ど入る余地が無いほど浜一帯がSトロマンで埋め尽くされていたが、見渡す限り釣れている様子は見られない。

前回の釣行時にいつも使っているリールが故障してしまい、今日は投げ釣りの道具でサーフトローリングに挑戦だ。
通常、サーフトローリングは投げ釣りのタックルで行うのが一般的だが、タックルそのものが重いためキャスト→リーリングを長時間行うことができない。
その為、ワタシの場合は4.5mの遠投用4号磯竿に4000番のリールを使用している。また、竿が柔軟なためバラシが少なく、何と言っても釣り味が最高である、という理由から磯竿にこだわっているのだ。

第1投。オオー、気持ちよく飛んでいく。流石に投げ用タックルだけある。オモリも磯竿の場合15号だが、今日は23号だ。
100m位は飛んでいる。
10投ほど投げたときだった。
全く釣れそうなイメージが無いままリールを巻いていると、突然、グンッ、と何者かに引っ手繰られるような感覚が伝わってきた。と、すぐに、巻く手が重くなり、硬い投げ竿が弧を描いた。

魚に走られて糸が弛まないように必死に巻くが、このリールは巻取りが非常に遅く、時々フーッと軽くなって、全く気が抜けない。
しかし、波裏付近での強烈な引きにも耐え、無事ランディング成功。
オオー、何と待望のイナダだ! 41p、もうイナダと呼んでもいいだろう。
時計を見ると、6時を少し回ったところ。


その後、サーフトローリングではアタリがなく、周りのSトロマン達はポツポツと帰り始めた。
途中、ワタシもSトロを中断し、仕掛けを弓角からキス仕掛に変更し投げ釣りで一休み。と思っていたが、1投目から鋭いアタリ。
上げてみると、中型の舌平目(クロウシノシタ)。尻尾の先が何者かに切り取られていた。
その後は、投げ釣りも全くアタリがなく、置き竿にして一休みすることにした。


10時過ぎ。隣りの方にソーダガツオがヒット。平ソーダだった。
更に、半時ほど経った頃、その隣りの方に何やら大物がヒット。しかし残念ながら途中でバレてしまった。

11時を少し回った頃、今まで曇っていた空に切れ目ができ薄日が差すようになってきた。多少波足が長くなってきたようだが、海は静かで潮色も悪くない。
すると、目の前で小さなナブラ。シラスのような小魚が何者かに追われて海面を跳ねている。
直ぐに、自作のシラスカラー(透明、青系パールシート貼り)の弓角に換えてみた。
程無くして、ガツン。ヒット! 強烈な引きだ。ジージー、ドラグが鳴っている。
実は、このときのタックルは磯竿と小型リールに換えていたのである。投げ竿では一日振るのは無理だ。

何とか波間から引きずり出してみると、36pのでっぷりとした平ソーダだった。


12時半、帰路についた。

<<本日の釣果>>
イナダ 41p 1匹
平ソーダガツオ 36p 1匹
舌平目(クロウシノシタ) 26p(尾が切れいて残念) 1匹
ピンギス 1匹