2006年7月29日(土)4:30〜13:00
場所:大磯役場下
天気:晴れ 潮:中潮(満潮06:38/19:37、干潮01:04/13:19---芝浦)


先週は、大磯西側で竿を振ったが、台風の余波でうねりを伴った高波に散々な目にあった。
しかし、今日は天気もいいし何とかなりそうだ。


《早朝の海》
先週とは打って変わって、うねりも無くなり、ベタ凪だ。
しかも、風も殆ど無く、ベストコンディション。

《正午頃の海》

最初は、ジグサビキでイワシ、サバ等の青物を狙ったが、全く音沙汰なし。
イワシは皆無のようだ。

暫くすると、目の前で小魚が数匹、何かに追われて飛び跳ねた。どうやら、シラスのようだ。
仕掛けを、ジグサビキから弓角に付け替え、サーフトローリング開始。
表層を高速巻きしていると、急に竿先が締め込まれた。しかし、強い引きも無くすんなりと上がってくる。18pほどのワカシだった。

その後は全くアタリがなくなったため、サビキでワカシが釣れないかと思い、再度ジグサビキに変更。
数投目、サビいていると、急に根掛かりでもしたように竿が重くなった。しかし、リールは何とか巻ける為、根掛かりではないようだ。
手前までくると、なにやら獲物が付いているらしく、手元まで魚信が伝わってくる。
何とか波打ち際まで巻いてくると、漸く仕掛けが見えてきた。が、困ったことに誰かの仕掛けとお祭りしているではないか!
しかも、先ほど釣ったものより大き目のワカシが付いている。 そして良く見ると、このワカシはジグやサビキに掛かっているのではなく、キス針の方に付いているじゃないですか!
このキス仕掛けは、誰のものか糸を手繰ってみると、なんと、それは、 置き竿にしておいたワタシの仕掛けでした。<笑い>

取りあえず自分で釣ったことには間違いなさそうだ。
でも、ちょっと複雑な気持ち。
因みに、針は赤の”湘南キス6号”。
尚、キス仕掛けは4本針で、ワカシの他に、ヒイラギ1匹、更にジグには10cm程の小さな舌平目?がスレで掛かっていた。


■キス仕掛の”湘南キス6号”に掛かっていたワカシ 24.5p


■ジグにスレで掛かっていた舌平目 約10p リリース

その後、30oの自作角で16pのワカシ1匹を追加しサーフトローリングは7時過ぎに終了。
因みに、この自作角の詳細だが、3oの透明アクリル板から削りだしたもので、ヨーヅリ製似。
ただ、かなり小さめで長さ30o。内側には光の角度でブルーに反射するオーロラシートを貼り、先端には針を挟むようにハゲ皮を付けたもの。シラスを模したつもり。
しかし、残念ながら、この角は、遠投する際に少々力が入りすぎたのか、ラインが切れて呆気なく大海原に消えていった。


その後は、前回釣ったキスを干物にしたところ大変美味しかった為、干物作りのためにキス釣りに専念することにした。
キスの方もかなり渋く、30分に1匹といったところ。しかも、波打ち際で1匹釣れた以外は70〜80m以上遠投しないと厳しい状況。
隣りで釣られていた年配のキス釣師は、遠投で1投毎に必ず1匹釣られていた。サビいている様子はなく、ポイントが分かっていて、遠投後ポイントまでサビいて待つスタイルのようだった。

ところで、本日は、大磯港の駐車場が”大磯夏祭り&サマーコンサート”の会場となる為、3時迄しか使えないと(下の写真)のことで、餌のジャリメも残っていたが、1時で納竿とした。



<<本日の収穫>>

キス 13〜16cm 5匹
ワカシ 16、18、24.5p 3匹