2005年8月20日(土)5:30〜9:00
場所:熱海堤防
天気:晴れ 潮:大潮(満潮4:38、干潮11:30--芝浦)
サーフトローリングによる青物釣り


くっそー、今日は惜しかったなー!!(TヘT)

ソーダガツオが釣れているとのことで、熱海へやってきた。
5:30釣り場着。既に堤防は満員状態だ。
堤防に入る途中、投げサビキでイワシを鈴なりにしている人がいた。
手馴れたもので、釣れたイワシは地面に全て振り落としてから、魚バサミでつかんでクーラーボックスへ放り込んでいた。手を汚さず、手際が良かった。

堤防の中間付近が空いていたので、そこに釣り座を構えることにした。
今日は、サーフトローリングで釣るつもりだが、一応、アミコマセ1キロとオキアミ少々を持ってきた。
まず、サーフトローリングの準備にかかるが、ジグや弓角を投げている人は誰一人いなかった。

周りでは、まだ釣れている様子は見られず、今日はダメかもしれないと思いつつ第一投。何のアタリもない。
続けて、数投するが全くアタリなし。
暫くして、足下でイワシの群れが沸いてくる。ナブラのようだ。既に沖に投げたところだったため、高速でリーリング、マウスがナブラに差し掛かった時、ヒット。

中々いい引きだ。高さ7、8mある堤防の上へ強引に抜き上げた。上がってきたのは33.5cmのヒラソーダだった。弓角の色は、ピンクだ。
この堤防では、これが初ヒットだった。
しかし、間も無く堤防の先端付近でカゴ釣りをされていた方にヒット。

だが、その後が続かず暫くのんびりとした時間が過ぎた。
7時頃、急にカゴ、バクダンの方たちにアタリが出だした。
こちらは、マウスからジェット天秤に変え、角を取っ換え引っ換えしながら中層付近を探っていたが全くアタリなし。

再度マウスに替え、表層を流してみた。すると、一発目でヒット。遠めだったため慎重に足元まで寄せる。
足元にきて、グングン引っ張る。魚が上がってきた。大き目のソーダガツオだ。
さて、一気に抜き上げよう、としたときである。最後のあがきで、魚が反転。そのとき、針が外れてしまった。

気を取り直し、再開。すると、魚がバシャバシャと音をたてて弓角を追ってきた。凄い活性だ。
グンッと強烈なアタリでヒット。これも、足元に来て、強烈な引きをみせた。今度は、何とか抜き上げたいものだ。
慎重に、魚が弱るのを待って、弾みをつけて抜き上げた...と思ったら、抜き上げる角度が悪く、堤防の壁にぶつかって海へと落ちていった。
勢い余って壁にぶつかった魚は堤防よりも高く跳ね上がったが、海側だったためそのまま海へ落下。これも、大き目のソーダガツオだった。落ちた魚は、気を失ったのか暫く海面に引っ繰り返って漂っていたが、そのままゆっくりと底へ落ちていった。

悔しさがこみ上げてくる、と同時にアドレナリンが沸いてくる。
力を込めてもう一投。足下まで巻いてきたとき、引っ手繰られるようなアタリ。ヒット!しかし、これは針掛かりが浅かったのか、格闘中にフッと軽くなってしまった。

その後は、何度も仕掛けを追ってくるのが見えたが、それも次第に無くなってしまった。
ただし、カゴ釣りの方は好調のようで、よく釣れていた。
今日は、コマセと餌を用意してきたので、カゴ釣りの真似をしてみた。しかし、予め道糸に施しておいた浮き止めが小さすぎて、シモリ玉が止まらず、タナをとることができない。
また、このころから風が強くなり、うまく仕掛けを投げられなくなった上、風で仕掛けが流され非常に釣り辛い。
それでも、2、3投してみたが釣れそうな気がせず気力も失せた為、納竿とした。

今日は、サーフトローリングについていえば、イワシが釣れる時間帯(〜7:30頃迄)で活性が高く、上手な人ならツ抜けできたかもしれない。
日が昇ると、やはり餌釣りに分がある。
しかし、今日は釣果1匹とは、情けない。次回、是非リベンジしたいものだ。


■釣り上げて血抜きした直後のヒラソーダ ■持ち帰って計測  33.5cm