2005年7月23日(土)5:00〜8:30
場所:江ノ島裏磯
天気:曇り時々小雨 潮:大潮(干潮5:24、満潮12:27--芝浦)
サーフトローリングによる青物釣り



前回、江ノ島裏磯で初めてサーフトローリングをやってみたが、意外にも簡単にワカシが釣れた。
何よりもリーリング中のダイレクトなアタリは今まであまり経験したことの無い強烈なものだった。
キス釣り等で、巻いてくる途中にサバや得体の知れない大物が掛かることはあるが、あくまで予想外の出来事に過ぎない。
この釣り、しばらく嵌まってしまいそうだ。

早朝4:30、まだ薄暗い江ノ島の急坂を裏磯目指して登っていた。
途中、バイクが1台追い越していった。釣り人だ。何となく不安を感じ自然と足取りが速くなる。
釣り場に到着してみると、案の定、磯は既に満員状態だった。

前回、5.4mの旧式のグラス製の磯竿を使ったが、あまりの重さに、背中から肩にかけて激しい筋肉痛となり1週間程痛みが取れなかった。
そこで、今日は4.5mの磯竿4号を用意した。流石に最近のカーボン竿は、グラス製の旧式竿に比べ軽量で細くて扱いやすい。
仕掛けはYamashitaの遠投マウス15号に、クリアブルー(裏面ホログラム加工)の弓角を使用し、リーダーはフロロカーボン4号を3mとした。

暫く回りの様子を見ていたが全くつれている様子が見られない。
常連さん達の会話を聞いていると昨日は良かったが、今日は全くダメ。まだ、一匹も上がっていないとのこと。
今日は、前回のようにはいかないかも知れない。

5時を回った頃から釣りを開始。しかし、全くアタリ無し。
暫くすると、隣で、ジグを投げていた若い方が、25cm程のサバを上げた。
サバは回って来ているようだ。
それを見て、急いでメタルジグを取り出し、マウスを外してジグに取替えてみた。
しかし、ルアーの経験が無い小生にとって、ルアーの動かし方が殆ど分からない。磯竿だった所為もあると思うが..?
結局、ルアーを根に掛けて、ジギングは終了。

サーフトローリングに戻って、ようやくアタリがあったのは6時を回ったころだ。
磯際近くまでリールを巻いてきたとき、魚の背ビレのようなものが見えたため、巻くスピードを緩めたところ、ガツンとヒット。
27cmのワカシが釣れてきた。周りでは、まだ釣れていなかったが、直ぐに磯の反対側で釣っていた方にワカシがヒット。
ようやく、魚が回ってきたか、と期待したのも束の間、またすぐに釣れなくなってしまった。

暫くアタリがなく、ひたすら投げては巻く、を繰り返していたが7時近くになって再び魚が回ってきたようだ。あちこちでワカシが上がり始めた。
バクダン仕掛けにも掛かっていた。
場所を変えて数投目にようやくアタリ。26cmのワカシだった。あまり間を置かず、直ぐにもう一匹同型を追加した。

30分程経ったころ、リールを速いスピードで巻いてくると30m程の所でワカシが飛びついてきた。マウスが宙を舞った。
ズシンとした手応え。しかし、磯際まで巻いてきたところで、ふっと軽くなってしまった。悔しい。
気を取り直して、直ぐに遠投。
今回使用している、マウスはシンキングタイプのため、巻く手を休めると沈んでいく。
10秒ほど待って、巻き始めると直ぐにググッとアタリ、軽くアワセて巻いてくると、手前磯際に来て急に右に左に走り始めた。
水中を覗き込むと、なんとカンパチ、いやショゴではないか。
磯に当てないように一気に抜き上げ、ショゴゲット。

24cmのショゴだったが、ワカシよりも力強い引きだった。
初めてのショゴ、いやカンパチに感激しながら時計を見ると既に8時半。
9時までに駐車場を出ないと更に300円追加となるため、急いで納竿とした。

ワカシ27cm
ショゴ24cm


本日の釣果:ワカシ3匹(26〜27cm)、ショゴ1匹(24cm)