2005年7月2日(日)7:20〜15:00
場所:真鶴カワウソ、岩港
天気:薄曇り 潮:長潮(干潮7:58、満潮15:21--芝浦)
キスの投げ釣り


今日は、今話題の江ノ島裏磯へサバ、ワカシ釣りに行く予定で、3時に起きるつもりあったが、毎度の如く、目が覚めたのは5時。
この時間では、現地に着くのは早くて6時半頃である。既に、大勢の釣り人が来ていて入る隙間は無くなっているだろうと思い、急遽真鶴でキスを狙うことにした。



まず、真鶴半島の西側で竿を出してみることにし、半島の先端近くにあるカワウソへやってきた。
釣り場へ向かう途中、先程まで石鯛狙いでカワウソに入っていたという方に話をうかがうと、”あそこはホウボウが釣れるのでキスの大型が出るだろう”とのこと。
釣り場に着いてみると釣り人は一人も居ない。海はべた凪である。しかも、釣り舟が直ぐ目の前に...。
今日は、キスの大釣りが出来るに違いない!?

第1投。糸ふけをとってリールを巻くと、既にずっしりと重い。取りあえず上げてみると、18cmほどのオハグロベラ(オス)であった。
2投目、不発。3投目、アタリ無し。4投目...
しかたなく、サビくのをやめ、置き竿にしてみた。暫くして巻いてみると、何か掛かっている。今度こそキスのはず...だったが、残念、フグ(キタマクラ)だった。しかも、3本針中、フグが付いている針以外は全てハリスが切られていた。
次も、同じようにフグが掛かってきた。
時計を見ると、まだ9時前だ。場所を移動することにした。

9時半、岩港到着。
7月に入ったこともあり、海の家が数軒設営されていて、浜は海水浴場になっていた。
投げ釣りをされていた方が1人いたため、様子を伺ってみると、大き目のカワハギが1匹釣れたもののキスのアタリは全く無しとのこと。

時間的にも遅い時間であったため、釣果は期待していなかったが、100m程投げて手前30メートル付近までゆっくりサビいてくると、3回に2回はアタリがあった。
しかし、なかなか針掛かりせず、何投目かで漸く何かが針掛かりした。上げてみると、なんと12cm程の小さなホウボウであった。

次に釣れたのも20cm程のホウボウだった。キスはいないのかも知れない、と弱気になるがアタリは頻繁にあるためどうにか諦めずに続けている。
そして、3匹目が掛かってきた。待望のシロギスだ。ところが、取り込もうとしたときテトラに当たって落ちてしまった。
しかし、キスがいることが分かって俄然やる気が出てきた。

15時まで粘って、シロギス3匹をゲットできた。外道には、先程釣れたホウボウ2匹の他に、15〜16cm程のヒメジが3匹釣れた。
これだけの貧果にもかかわらず15時まで粘ることが出来たのは、アタリが頻繁にあったためだが、どうも針が良くなかったようだ。
今回使用した針は、かわせみのケン付き流線8号だが、今後検討要だ。


《メモ》岩港のテトラで、エギングをしていた方がアオリイカを1杯釣り上げた。昼間の11:00〜12:00頃の時間帯で、イカは釣ったことがないので重さは良く分からないが、約700g〜1kg程度はあったと思われる。餌木の色はピンクだった。
その他に、キス仕掛けに真っ赤な蛸が釣れていた。

■本日の釣果
オハグロベラのオス。リリース。
以前釣れたオハグロベラのメスとは色、模様が全く違う。
まるで、別の種類の魚のようだ。
ホウボウ20cm。この他に12cmも。
リリース。
ヒメジ3匹。全てリリース。
待望のキス15〜18cm3匹。(真中のキスは鱗を取り、あたまを切断してあります。)
型は小さいが、春先に釣れた同サイズに比べ丸々と太っていて、より大きく感じる。