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発展途上設備の概要です。
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総水量 30t
池→エアーリフト→沈殿槽→接触バッキ槽→生物濾過槽→エアーリフト→池
エアーリフトの他ゼンスイのポンプもセットしてあるがほとんど動かさず。
池中間水→ポンプ→強制濾過機→池
強制濾過機もよほどのことが無い限り停止状態
池、ハウス、濾過、ポンプ、強制濾過機その他すべて手作り、廃材、拾い物、貰い物で全設備費は約50万円 土日、土日の作業で8ケ月かかりました。 ハウス付き30トンコンクリート池を50万円で製作は珍しいし自分の事ながら驚く
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強制濾過機 廃棄物再生品元は工業用軟水装置だった。改造費用 2台で約5000円
ポンプ(グルンドフォス社製)、スクラップ屋さんで見つけて修理最大水量 35t/h 0.75Kw インバーター制御で 夏は35〜40Hz 冬は25Hzで運転 修理改造費用 約1500円
ブロアー スクラップ屋さんで拾ってきたものを修理しもう4年も使っている。修理費 0円
強制濾過機は通常は節電のため運転停止。
3連濾過槽だけででほぼ透明度、水質正常
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1槽目 手前のパイプが 池からの導水管、100φ この管り底部に空気を送り込んでエアーリフトポンプとして使用。
枠内は整流を目的にした濾材 ペットボトルの切断品を袋詰
上部のスペースは沈澱スペース 濾材を通過した水がゆっくり上昇する時に汚物を沈澱させて底水抜弁より排出
@槽目の上水が A槽目のバッ気槽へ流入
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画像は濾材の洗浄中
運転中は真ん中の大径管は 散気管(エアーストーン)をセットして バッ気、エアーリフト効果で 槽内水が上昇し ペットボトル屑の接触濾材の中に住むバクテリアに酸素を供給 循環。
濾材の洗浄は水中ポンプで上から水を掛け流して排水するだけの簡単作業
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メイン池構想図 構造そのものは変えられないが 濾材の種類、各槽内水循環などは現状とは多少違う まだまだ発展途上
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工業用濾過装置には攪拌装置は付いていませんがそれ以外はほとんど同じ構造です。7号から4号の濾過砂利は支持床といい ろ材(アンスラサイト)の流失を防止するのと流量が筒内を平均にするためのものです。 逆洗時ろ材(アンスラ)は湧き水が出ている砂層の様に流動床状態となり全体に持ち上げられろ材どうしが揉まれて汚れが排出されます。
攪拌羽、攪拌棒は汚泥で固まった場合にほぐすもので連続的に回転させる必要は有りません。 逆洗水量が設計のポイントで多すぎるとろ材が流失し、少ないと流動せず逆洗出来ません。 ろ材の上のスペースをフリーボードと云い流動時ろ材が持ち上がるスペースです。
アンスラサイトとは 無煙炭の粉砕品の事、 アンスラサイトの他 2.3号機4号機は活性炭とミックスを濾材に使用しています。
活性炭の場合 薬品の吸着性が強いので薬浴時は運転不可
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メインハウスの中に600リットル水槽3基つないで使用、もちろん単独でも使用可。 ハウスの中だけどさらにガラスハウス内に設置、
産卵水槽、孵化水槽、稚魚飼育、加温越冬と 多目的使用、 強制濾過機と ステンレス自作濾過槽付き
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FRP 当歳水槽用に製作。
ろ材は 下から 20-15mm 15-10mm 10-6mm 6-3mm濾過砂利 3-1mm濾過砂 最上部ろ材はアンスラサイトもしくは活性炭を予定(最上部のみ未充填)
通水-逆洗操作は 4台のバルブにて切り替え。 ろ材攪拌は手動回転方式。 設計通水量 2.5t/h 材質SUS304ステンレス
塩ビ配管以外はスクラップ再生品で手作り、
ポンプは 250wインバーター付き 濾過時30Hz、逆洗時50Hzで運転
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3槽とも使う場合の水の流れは 南水槽底水→強制濾過機→画像の生物濾過→北水槽→中水槽→そして南水槽へもどる。
生物濾過槽は1槽目が 防風ネットその下にPET濾材を通過し奥の2槽目 やはりPET濾材を通過後目の粗いネットから水槽にもどる。
実際はこの濾過槽上部に90cmガラス水槽2基設置している。
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濾過槽の上が 金魚水槽です。 濾過槽の濾材の洗浄は上から水をかけるだけだから 15cmしかなくても十分。
濾過槽本体はステンレスだか保温して化粧ベニア張り
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3連水槽 産卵水槽、孵化水槽、親鯉のクールダウン水槽として使用。
産卵を終えたら親鯉をクールダウン水槽に写し、産卵水槽の水を底10cmほど残して産網の消毒を実施後 少しずつ新水を張って、産卵水槽も孵化水槽予備として使用。 ただ多くの毛子を育てられないから、結局は孵化した毛子は水ごと捨てることになってしまう。
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子取り産卵時活躍するのが、この木屑ボイラーです。親鯉を産卵水槽に入れる時の水温合わせ、 メス親セット後産卵を促すための昇温、 産網を孵化水槽に入れる場合の温度調整近くにボイラーがあると細かな温度調整が簡単にできます。
このボイラはすべてが 廃品利用。子取り時の温度調整の他、工房の暖房、池の加温、ゴミの焼却。お湯も沸かせる。 薪の燃える音、煙の臭い、トロトロ燃える炎。良いものです。
1m以上の丸太をそのまま入れられるし、ガス温度を検知して燃料が無くなり燃焼が終われば循環ポンプが自動停止。 製作費ゼロもちろん燃料費もゼロ
(2007年設置2013年改造、2014年バーナー取付)
工房の暖炉はこの時点で撤去。
2014年4月 子取り作業 開始前に灯油バーナー取付で便利さ倍増 木屑の着火 時は約30秒点火 、木屑が無いけど温水か欲しい時など大活躍
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移動可能なヒーター制御盤を作った。サーモスタット付きのヒーターを購入すれば別に制御盤は不要だが、ただ買うだけでは芸が無いしトム的ではない。 サーモスタット付きのヒーターと併用すれば設定ミスも防げるし温度表示があれば管理が楽である。 作動時間計を付ける事で、ヒーターが作動した時間がわかる。
ヒーター作動時間を管理して、保温の強化対策などの検証が出来る。
製造に伴う部品代 ゼロ円 総て廃棄物利用
産卵後 卵の孵化水温を22℃をキープするのに便利。
ニワトリの卵の孵化には 電気ストーブとこの制御盤でバッチリ。
電気コタツが熱すぎてそのまま寝ると喉が渇く 温度センサーをコタツに入れて 温度制御で快適安眠
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2014年9月ハウスの ビニール張替時撮影
左の畑池2面 ブルーシート9m×9m 余った分はそのまま立ち上げて 孫の転落防止 安全のため周囲 防風ネットでも囲ってある。水量約30t 池の隣はそれぞれのサブ水槽 池入れ、池上げ時の薬浴に使い夏場は濾過槽として使用
ビニールハウスは奥が南池 水量約16t 手前が水量約12t
二面とも夏は毛子育成池として使用し 冬場は2歳魚、3歳魚の越冬飼育
写真では見づらいか中央に2tステンレス水槽 夏は空っぽか毛子育成 冬は当歳魚越冬用
そのほか 1t水槽 0.6t水槽がある。この小さな水槽は 選別や購入鯉の塩漬けなどいろいろ活用
2015年ハウス南池ブルーシート張替予定 そのときに底を少々掘下げるつもり
2004年に子取り池として作った畑池2面ついに2015年をもって埋め戻す事にした。 孫の遊び場にと言われたら反論の余地なしであります。11年間ありがとうございましたです。
富無もそろそろ会社勤めリタイヤが近づき、一人ぶらり旅がしたいので家を空けることが多くなるし、自家産鯉が増えてこれ以上子取りをしても収容しきれないし、あくまでも趣味だから売る訳にもいかないので丁度良いかも
水量10t程度の簡易地上池作ろうかな〜とも考えているのですが(2015年11月追記)
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ビニールハウスの16tブルーシート池
子取稚魚育成池。
強制濾過機は北池と交互に使っていたが、当歳飼育時は成魚と水を混ぜられないからもう1基製作設置で現在はこの強制濾過機は南池専用です。
池底を掘下げて20tにする予定
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コンパネで外枠を作り掘り下げて 水量は約12t 夏は稚魚育成池 冬は自家産越冬池に使用
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この強制濾過機もすべて廃物改造品
稚魚育成中の夏場は強制濾過機を使わないから 外池の濾過に使用 外池用としては濾過筒径が少し小さいので2日に1回は逆洗必要
強制濾過機の奥の奥 発泡スチロールで断熱してある水槽が2t生物濾過組込のステンレス水槽、 その手前が 1.2tプラボックス水槽これも多目的水槽。これも廃棄物もらいもの
強制濾過機手前が 0.6t FRP多目的水槽です。ハウスの3連水槽の兄弟
0.6tFRP水槽 食品加工の工場からの出物 おやじと分け合ってそれぞれ4基 お互いに重宝しています。
現在 ステンレス水槽も 1t水槽、0.6t水槽供 強制濾過機の小型設置 もちろんスクラップ品の改造物
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多目的池で選別後の塩漬け、ハネ鯉のストック他いろいろ 2t程度で使い勝手がよいので重宝、手前が濾過槽 エアーリフトポンプで循環。 30cm鯉20匹程度なら夏場の給餌期でも対応できます。ただし2月に一度はろ材洗浄必要。
現在強制濾過機の取り付けで濾材の洗浄は 水槽の用途変更時だけ。
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ステンレス水槽の エアーリフトポンプです。
エアーストーンだけで循環しています。
ウオータークリーナー用のポンプに負けないほどの能力があります。
エアーリフトポンプはドイツの鉱山技師が最初に使ったそうです。
当初 2基のエアーリフトを使っていたが循環水量が多すぎで今は1基のみ
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2014年11月 製作 2tステンレス水槽用
小さい水槽では水温が上がりすぎるし昼と夜との温度差が大きくなりすぎる。 大きな池ではたかが知れている。2t程度ならちょうど良いかもで 製作。 何が一番安くて手間いらずか・・・思いついたのは 水中ポンプなどで排水に使う フラットホースと塩ビ継ぎ手 塩ビの外径とホースの内径が合わないので 塩ビ管を加熱してホース径に合うように膨らませて調整。 接着剤が乾く前にホース挿入バンドで固定 漏れなし。
画像は黒色塗装前
効果は 他の水槽より約 3℃上昇 計算上は 1000Wヒーター程度
水量2tだから3℃だが 風呂なら200リットルとして 30℃アップ 十分使えそう
雪国の人には申し訳ないが 西高東低冬型の天気はありがたい。
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塩ビ製ジェットです。 原理はベルヌイの定理
50×30の異径ソケットと65×40のチーズあとはパイプのみ 酸素の溶け込みとサイレンサー効果を狙っています。 設計流量は 20tです。
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65mmのパイプとチーズとヱアーストーンで造った池水循環装置。配管径をいろいろ試しましたが普通サイズのエアーストーンの場合はこのサイズが最適です。変形池などで循環不良の場所にはもってこいです。
長所 安い。循環水量が多い。 水面の波立ちが無く鯉が見やすい。溶存酸素の取り込ができる。 音がしない。壊れるものが何も無い
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手作り自動給餌機
大きなタイマーが給餌時間の設定用。下右の小さいのが給餌量設定のタイマーで餌ゲートの開き時間を設定、赤いスイッチが 自動―停止―手動のスイッチ
制御部品、ゲート開閉用モーターなどは全て廃品の再利用品で購入はベニア板のみ。材料費 合計¥1,500円程度
池の数が増えたので1台程度あっても仕方ないから撤去した。 給餌は鯉の健康確認タイム 機械には頼らない
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自動給餌機の1号機は順調に作動しているが、他にも稚魚池、明け2才池などにも必要。 メイン池と同じ構造では芸もないし、廃物とはいえ 池の数が多いため部品の確保が困難なので、スクラップ屋さんでエアーシリンダーを見つけてきた。
タイマー2個とスイッチが制御部、動力源はエアーポンプ。給餌駆動部がエアーシリンダーである。
何時間後に給餌するかをタイマー@で設定。 タイマーAはエアーポンプの運転時間 15秒に設定。 後は餌をセットして、スイッチON、タイマー@の設定時間後にポンプが動いて、エアーシリンで餌入れを蹴飛ばす仕組み。 試運転結果正常に作動。 構造が簡単なので確実だが、1度しか給餌は出来ない、しかし朝夕の2回から昼一回多くし1日3回餌をやれるのは、稚魚にとっては効果が大きいし、シリンダーさえあればどんどん増やすことが出来る。 とりあえずシート池ほか、全部で6基設置 6池全部一斉にパクパク同時給餌である。餌が拡散するように真下にエアーストーン取り付けた
こちらも結局撤去して今は無い
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黒子選別器 1号機は透明1升ビンで作ったが、隣りのおやじに提供したので新たに作った、廃品の可搬式ステンレス圧力容器に透明塩ビの水面計を取りつけたもの、生ビールの容器に似ているが上部蓋はワンタッチで開放可能。 20リットル入るので10,000匹は入る。 ダイヤフラムポンプは廃棄機械から取り外したもの電圧が200Vのため少し使いづらいがタダだから仕方が無い。 そのうち100V用も手に入るだろう。(2007年6月)
中古で100V用を入手済み 毛子1万匹拾っても育てられないのが残念無念 現状育成池では3000匹を上限と決めている。
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濾過器は浴場用の循環濾過装置の中古品。ろ材は水槽の使用目的により入替え 通常の汚れ濾過には活性炭ネットに入れて挿入、洗浄はネットごとタライでザブザブ洗浄。
薬浴中の汚れ取りは活性炭では薬品を吸着してしまうからウール濾材、ウール濾材もネットに入れて、洗浄は全自動洗濯機を活用
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タイマーのセット時間だけ給水 これで止め忘れなし 電磁弁は整備品ですが タイマーは富無にしては珍しく購入品てすよ。
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夏、冬 最適な水量設定のためポンプ用インバーター
バルブで水量を調整してもほんのわずかしか節電にはならないが、周波数を替えれば節電効果 大
例えば 水量を7割まで減らす場合は 50Hz×0.7=35HZでポンプ運転、 使用電力は 回転数の3乗に比例するから 0.7×0.7×0.7=0.343 電力使用量約1/3 で済む
水量半分で良ければ 0.5×0.5×0.5=0.125 電力87%削減
25Hz以上下げるのはポンプモーターの種類によっては避けたほうが良い場合もあります。
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紫外線 殺菌灯 15w2灯 器具も紫外線ランプ用だからステンレスの反射板は付いているものの横方向は何も無いので 反射効率を考えてケースをステンレスで製作
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こちらは 20w 1灯用 2基 両方とも器具は蛍光灯用 UVランプに替えただけのもの 反射板に アルミ箔テープを貼り付けて反射効果の向上をはかっている。
1台は 濾過槽に合わせて急遽作ったので ケースが木製
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2014年 職場池に衣の親鯉を借りに行くのにビニール袋は重いしで この際運搬水槽を作ろうで完成 キングタライ 990円 ラバーシート750円 自転車タイヤチューブはバンク品(何かに使えるかと捨てずにおいたものがついに活用先見つかった)
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富無家周辺には公共下水も川も無い、 排水は 地下浸透 この写真は鯉用の排水設備 地表から 1.3mから2.6mの間が鹿沼土層が 関東ローム層の間にサンドイッチ状になっている。3万5千年前に赤城山が噴火して 風にのって運ばれてきて積もったものとか この鹿沼土の層がどんどん水を吸い込んでくれるから 地下浸透排水に最適。
普通は砕石 などを入れて埋め戻すのだが空間確保のため ペットボトルを入れて 古いブルーシートを敷いてから埋め戻し 縦管は排水配管用 水中ポンプのホースを穴の底まで挿入して 数秒運転 後はサイフォンにより水中ポンプ設置高さまで 無動力省エネ 定位置まで自然排水。
埋め戻してまったく見えないけどこれも一応設備 かな??。
この地 では地下浸透排水を地獄で通っているのです。 機能付き地獄と呼んでください。
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2014/10 中古部品の寄せ集め出 新規に製作設置 強制濾過機用ポンプ4台分 現在稼動ポンプは3台だから1台は予備で夏場畑池用にする。
池の水位が下がるとポンプが自動停止しポカミス防止
何故か前面ガラスのスケルトン盤 たまたま入手したのがこれだからしかたが無いのだ
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