夜のウィーンの街を探索

ウィーンに到着 夕刻・日没後でしたが、折角のウィーンなので夜の時間を有効に使い明日の予定では行けないだろうプラターの大観覧車(第三の男)に行く事になった。

男性(TOM)1人・中年女性6人としっかりした若い女性1人も行くと言うので、ここは若い方にお任せを決め込んで添乗員の説明も他人任せでそこそこに聞いていた。

ところが、若い女性は母親の為に書き留めていたらしいメモを渡して...「いってらしゃ〜〜い。」(@_@;)

皆、てっきりお嬢さんも行くつもりでしっかりとは話を聞いていなかったようで所々の集合体....。(@_@;)

さ〜〜〜!珍道中の始まりです〜〜。

まずはホテルから大通りに出て右・左の方向から意見が分かれ、多数決で右に曲がって歩き出すがさっぱり市電の駅も電車も見えない。(;一_一)

一応お任せ気分のTOMもさすがにここは左に進路変更を主張し、元に戻って出直しとなりました。(前途多難って...出だしから〜〜〜。)(*^_^*)

しかし、左に歩きだしても駅らしい物はないが電車は高架を走っているのでそちらを目指して歩いてみる。

こうなったらいつもの手です。人通りのない暗い中やっと二人組の若者を見つけて「電車の駅を教えて〜〜。」(^_^.)

一応英語?「ほえぁー いず すてーしょん」「そこにあるけど僕らも行くので一緒に行きましょう」「お〜〜!さんきゅう」

で、薄暗く、昼でも探せないような曲り角、草むら、地下道を抜けて駅に上がる階段を通った。

駅に着いたがどちらの方向がウィーンになるのか?若者がびえなの街(ウィーンの街)に飲みに行くと言うので、またまたご一緒をお願いする。

バーデン線の電車が到着したが切符の買い方が分からない。自販機はあるが....またまた若者に切符の買い方とパンチする方法を習う。

とうとうオペラ座駅に到着。

が、しかしプラターに行くべき地下鉄U-1線は何処に〜〜〜。(^_^.)

まだ先程の若者を捕まえて居たので「U-1は何処?切符売場は何処?」...若者二人はこうなったら最後まで面倒を見てあげる気になったみたい。(^^)v

地下鉄駅もかなり複雑で若者二人も切符売場を迷いながら探してくれました。彼らは「ろーかる」出身だって言っていたからな〜〜。(*^_^*)

U-1の切符も買えて、やっと二人はジャパニーズの団体から解放されうれしそうに夜のウィーンの街に繰り出していった。
本当に有難うね〜〜〜。

U-1のホームに入ったけど、どちらの方向かな?またまたその場にいる優しそうな人を見つけ出して聞いてみる。「ぷらたー こっち?あっち?」これで

通じるから不思議なのですが...。(^^)v
ありがとね〜!

無事U-1に乗り、添乗員が観覧車が見えたら降りろって言っていたよね...なんて会話が交わされていたのですが、地下鉄でいつまでも地下のまま、その内に

地上に出るのかな.....出ないな...また優しそうな人に「ほえあー いず ぷらーた」「この駅だよ」ひゃ〜!降りろ〜〜〜!先ほどの男性がこちらだよって手招き

してくれて外に出るとあの観覧車が....。
ありがとね〜〜〜!

夜のプラター...かなりの人出があり遊園地は無料で乗り物は有料。

観覧車の近くのドアに着いた途端(ここは出口でしたが)ちょうど観覧車の営業時間が終了した。(−−〆)

日本から乗りに来たんだからお願い一廻りだけでも〜〜〜〜!<(_ _)>  でも、憎らしい従業員は「だめだよ〜〜〜ん」(−−〆)

悔しいので小さなジェットコースターに乗ってきましたが、これが想像以上のスピードと鋭い角度で回り出し「プラターのばかやろ〜」と絶叫してやった。(^^)v

さて、帰りです。

切符は買えましたが「オペラ座駅に帰りたい」と近くの人に聞くが皆「U−1線じゃない」と言うのです???「でも、U−1で来たのに」って言うけど???

結局 U−1でカールスプラッツ駅に行き、そこからバーデン線のオペラ座で乗り換えると言う事でした。

カールスプラッツ駅に着いてTOMはオペラ座の出口に向うが、同行者は先ほど入ったエスカレーターに乗ってしまい、こちらの方が近いよって....でも、多数決の

方式によりまた歩きの長い方に決まった。(^_^.)

バーデン線の駅に着くとキップを買う。(近くにいたおじさんが車内よりここで買った方が安いって教えてくれました。)
ありがとね〜!

最終のひとつ前の時間までまだ30分ほどあったので、折角のオペラ座界隈を散策してみようと、でも、不安がって嫌がる人も居ましたが、ここも多数決で..。

ライトアップされたオペラ座から出てきた盛装のジェントルマンに感激?するかな? 隣のザッハホテルやカフェモーツァルトでお茶でも(多数決で時間がないと

否決され)と思いつつ横目で見ながら通り抜け、何故か天満屋などをガイドしつつ駅に戻りました。

電車が来て乗り込みましたが帰る方向が違うと同行者が騒ぎ出す〜〜〜。(^_^.)

TOMも不安でしたがオペラ座が終点なので間違いようが無いよなと一人言い聞かせていました。

その内、電車は弧を描くように...先ほど通った景色が現れて一同納得の様子。

中には、来た時は14個目の駅とか数えていた方もいて面白い。途中の大きな駅を南駅とず〜っと言い続けていたTOMは翌日名前が違っている事に気付いたけど

ま、いいか〜〜!(≧ω≦)bビャハハ

7人7様の思考回路.....結局足したり引いたりしながらホテルまで辿り着きました。

フロントでワタナべさんがそろそろ帰ってくるだろうか?などとホテルの人と話しながら待っていてくれました。

夜12時の御帰還〜〜! 

二人組の若者や道を教えてくれたウィーンの人達の優しさに
感謝・感謝の珍道中でした。

あ〜〜〜!無事に帰れて良かった〜〜。(^^)v