イランに行くというよりシルクロードの都市を歩きたかったんだろう。

ペルシャという響きも心地よい。

イラン航空、搭乗してしばらくして、女性はスカーフを着用して下さいと案内があった。ガサガサ..男で良かったな...。機内に入った途端にイスラム圏ということで、お酒も禁止になっ

た。下戸で良かったな。

テヘランに着いて、ホテルは革命前のアメリカ系ホテル..エレベーターが1基壊れていて補修中、コンクリートの破片は飛び散っていた。ちょっと不安になってきたぞ。1人参加でも

広い部屋でキングサイズのベッドが2つ、凄いのは1人でも3ベッドもあったらしい。バスタブはほとんど無しというか、膝まで位しかなくしかも小さい。イラン人は体臭がキツイ訳だと

一人納得。

改革が進んでいるものの、まだ女性は黒のベール?身を包んでいた。

ガイドの若者はイラ、イラ戦争にいったそうで耳の後ろに銃痕が残っているとのこと。日本の語学学校に行った事のあるとてもやさしい若者でした。(もうちょっと日本語頑張って欲

しかったけど。)
 
ペルセポリス:

長方形の基壇の上に春の神殿として建てられたのをアレキサンダー大王が焼き払ったそうです。残っているのは石に刻んだ彫刻ばかりですが、素晴らしいものが多くて感激しま

した。
 
イスファハン:

昔は「世界の半分」と言われた位の都市だったようです。その位繁栄していたのでしょう。シャーのモスクは今まで見たモスクの中では一番素晴らしい。もっともモスクの内部はど

こも何も無いのですが、ここは太陽の光線がドームの窓から差し込むと金色に輝く孔雀の尾のような模様が浮き上がってきてとても幻想的でした。必見!!
 
モンゴルのミナレット:

やっぱりシルクロード!モンゴル帝国の跡がまだありました。ただ、名前だけモンゴルというだけでしたが。2つのミナレットを持っていて、1つのミナレットの上まで登って無茶苦茶

揺すると残りのミナレットが共振して揺れるというものでしたが、大切な建造物を勝手に観光客に任せても良いのって..?もちろん私も思いっきり揺すりましたが...。
 
チャイハネ:

喫茶店ですね。お酒がダメなので男性も甘いお菓子などとお茶で済ましています。モハメッドは男は弱い生き物なので、「お酒」「女性」などの誘惑に負けないようにとの教えらしい



だから禁酒、女性は男を誘惑しないように顔や体の線を見せず、すべて隠すのです。

「そうなんです!昔から男って誘惑に弱い生き物なんですよ〜!!」
 
中央銀行の金庫室:

ここだけは是非女性に行って欲しい所です。何故って、ここを見れば宝石など欲しくなくなるから...!ダイヤが山盛りの皿、こんなに?でっかいエメラルドがごろごろ!宝石尽くしの

金の地球儀なんて誰が欲しがるのかね〜!

ここはペルシャ帝国の繁栄の跡、凄さを教えてくれます。

 ガラス博物館:

正倉院にあるガラスの器と同じものがここにあります。教科書どおり、ここからシルクロードを通って日本にたどり着いたんだな〜!
 
カレーズ:

地下水路。カナート。ペルシャの技術が世界中に広がり中国のトルファン、トルコの地下宮殿などにも伝わっている。
 
食べ物:

ザクロは時期が終っていたけど、メロン?など果物は甘くておいしい。

食事は壷入り豆のスープをスリコギでゴリゴリしてナン?につけて食べたり。

絨毯

本場だもんね!ペルシャ絨毯。絨毯博物館がありました。数年がかりで織ったホメイニ氏に捧げる絨毯がありましたが、大きいことが大変らしい。質はそんなでも無くて、フ〜ン!

という感じでした。あとはアンティークというか、何百年前のもの...古い物は好きじゃないから。お決まりの絨毯のお土産屋さんに連れて行かれたけど、結局ホテルの売店で数点購

入、今、家の壁に飾ってあります。
 
白いお菓子?

白いお菓子が有名で、たくさん買い込んで来ましたが、日本人には合わない様で不評でした。でも、出稼ぎのイランの女性に懐かしいだろうと思ってイランのピクルスと一緒に渡し

たら、すごく喜んでもらったのでこちらもうれしかった。




end

 
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