COVID-19 新型コロナウイルス感染症対策 2020 |
コロナワクチン自己負担3000円に 新型コロナ感染症が「5類」に移行して、国によるワクチン接種費用や治療費の全面的負担はなくなりました。 |
【6月市議会】 コロナワクチン副反応で重度障害認定 6月市議会に一般会計補正予算が提出され、新型コロナウイルスワクチン予防接種による副反応で、健康被害を受けた人に対する救済給付金の合計2382万円の支給が決定しました。
2021年のコロナウイルスワクチン接種開始以降、久喜市内ではこれまでに副反応症状で67件の《相談》がありました。 |
【5月招集会議】コロナワクチン 自己負担を導入 久喜市議会は通年議会制です。5月15日に初日の招集会議が開かれ、議長選挙や委員会等の改選の後、一般会計補正予算など3議案が審議されました。 |
【2月市議会】 2月定例会議に、新型コロナウイルス感染症の公的支援の継続を求める意見書を提案しました。
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【一般質問】 コロナ感染状況の公表中止→再開の右往左往 市はホームページでコロナ感染者の派生状況を公表していましたが、9月26日で中止してしまいました。 |
市がコロナ感染状況の公表をやめた! 新型コロナ感染症の発生以来、久喜市はホームページで、新型コロナ感染者の毎日の発生状況や患者数などを公表して、市民に感染予防を呼びかけてきました。
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【6月市議会】 物価高騰 生活支援に緊急補正予算 政府の円安政策の影響や、原油価格、電気・ガス料金をはじめとする物価高騰が続き、一方で給与水準は下がり続けています。 (1)水道料金の基本料金免除で、2か月分というのはいくらでしょうか。
一般市民はほとんどが口径13mmか20mmですから、1か月分の基本料金は910円か1280円です。 |
【5月招集会議】 コロナ対策で補正予算4億円を追加 一般会計補正予算で、自宅療養者への生活支援物資、4回目のワクチン接種費用4億3000万円が計上されました。 |
3回目のワクチン接種がスタート 12月から新型コロナワクチンの3回目の接種がスタートしました。 |
【一般質問】 ワクチン希望する障害者を取り残さない 市内の障害者施設に通う重度障害者が、医師からワクチン接種を断られたケースが、複数あったことがわかりました。 |
久喜のワクチン2回接種完了は79% 久喜市のコロナワクチン接種は、65歳以上の高齢者4万8877人の内、1回目の接種が92.7%、2回目の接種完了は91.6%、12歳以上の14万0343人では1回目が87.2%、2回目の接種が79.4%(11月10日時点)でした。 12月から3回目の追加接種が始まる 2回目の接種を終えて8か月を経過した方を対象に、3回目の追加接種が行われることになりました。 自宅療養者らに生活支援物資を配送 新型コロナ感染者または濃厚接触者で、保健所から自宅療養や外出自粛を指示された方に、パルスオキシメーターや生活支援物資を配送する事業は、久喜市ではようやく9月から取り組まれました。 |
コロナ自宅療養者の生活支援の取り組み実績 新型コロナに感染して自宅療養とされた方に、久喜市からパルスオキシメーターや生活支援物資を配送する事業が、ようやく9月6日からスタートしました。 |
市内の2回接種完了は72%、12月から追加接種スタートへ 久喜市の新型コロナワクチン接種は、10月27日までに、65歳以上の高齢者4万8877人に対して、1回目接種を終えた人は92.4%、2回目接種を完了した人は91.1%です。 |
【一般質問】 市が自宅療養者の支援を進めるべき 新型コロナの感染拡大が続く中で、県(保健所)は8月から、「積極的疫学調査」を縮小し、陽性者本人と同居家族に限定しています。 |
【9月市議会】 自宅療養者らに支援物資を配送へ 8月31日に9月定例市議会が開会し、初日に緊急の一般会計補正予算案が提案され、他の議案と切り離して審議し、全会一致で可決されました。 市が感染拡大の調査や相談を行うべき 保健所は8月以降、濃厚接触者の調査などを大幅に縮小し、「陽性者」の周辺への感染の広がりが、十分には把握できなくなっています。 ワクチン接種の進捗状況
10月4日の週までに、久喜市に分配されるファイザー社製ワクチンの累計は約10万2100人分で、12歳以上の人口の72.8%分を確保できる見込みです。 |
【9月市議会】 自宅療養者と濃厚接触者に、市から支援物資を配送します 8月31日に9月定例市議会が開会しました。 |
高齢者の2回目接種完了は82%(8月12日までの集計) 久喜市の65歳以上の高齢者(4万8877人)の内、7月31日までにワクチン接種した件数は、1回目の接種が4万2671人(87.3%)、2回目の接種を完了したのは3万6309人(74.3%)でした。
★久喜市のワクチン接種状況は、市のホームページに掲載され、随時更新されています。【参照⇒ワクチン接種状況へのリンク】 |
市内でもコロナ感染が急拡大している 新型コロナウイルス感染症の第5波で、久喜市でも感染が急増しています。
学校や保育園、学童保育の関係者の感染が判明したため、施設を一定期間お休みとする措置も取られています。 市内のコロナ感染傾向が把握できない 市のPCR検査陽性者の発表の仕方が変更されています。 |
久喜市のワクチン接種状況と今後の見通し 久喜市の新型コロナワクチンの接種状況を調べてみました。
*久喜市の接種率は、7月31日までに接種した人数で、8月6日までに医療機関から市に報告された件数です。 ワクチン接種対象者(12歳以上)の接種状況は ワクチン接種の対象者は12歳以上の市民です。
久喜市の、60歳以下の方へのワクチン接種予約開始の日程が発表されています。
久喜市の8月までのワクチン分配量の累計と12歳以上の対象者の充足率を調べてみました。
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64歳以下の接種予約 ようやく再開 久喜市のコロナウイルスワクチン配分は、最初の出遅れが響いて、6月末までに約4万6000人分が届いただけで、65歳以上の高齢者数にも足りませんでした。
エッセンシャルワーカーの優先予約 20日からは、障害者施設、児童福祉施設、高齢者施設、介護サービス事業所の従事者などの“エッセンシャルワーカー”の方々の優先予約受け付けも始まっています。 |
久喜市のワクチン分配量は7月末までに5万7000人分 埼玉県内市町村の、7月下旬までのワクチン分配量が公表されています。
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久喜市のワクチン分配量はやっと高齢者分を確保 久喜市では、64歳以下の方で基礎疾患がある方の予約受け付けは7月13日に開始され、その後、2~3日おきに5歳きざみで受け付けを行う予定でしたが、8月のワクチン確保と接種の見通しが不透明になっています。 そのため、64歳以下の方の予約受け付けが延期されることになりました。 埼玉県内市町村のワクチン分配量が発表されています。 7月12日の週までの県内分配量の累計は約221万人分で人口の30%分に当たります。 久喜市への分配量は約5万1000人分で、高齢者分は確保できていますが、人口比では34%となっています。 加須市、東松山市、秩父市は積極的にワクチン接種を進めてきていて、7月中旬までに人口の50%を超えるワクチンが分配されることが確定しています。 基本的に、各市町の希望量に応じて分配量が決められるので、久喜市のワクチン分配の希望数自体が少ないことを意味しています。 久喜市ではワクチン接種の体制が確保できないために、希望数自体を増やせないということなのでしょうか。
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【一般質問】 自宅療養の感染者に相談窓口を求める 希望すればダンボール1箱の支援物資(飲食物など)を届けてもらえますが、特にひとり暮らしの方などは不安な日々を過ごしています。 桶川市では独自に希望者に消毒薬やレトルト食品などが詰まった“在宅療養者応援セット”を届けてくれます。 職員との直接の接触はできなくても、最も身近な市の行政が見守ってくれるだけでもどんなに心強いでしょう。 久喜市でも自宅療養者を支援する相談窓口を設置して支援物資を届けるよう提案しました。 市は『県で対応することになっているので、市では考えていない』という答弁でした。 |
【一般質問】 ワクチン接種の遅れ 予約の大混乱 高齢者4万8800人に対して、6月中旬までに久喜市に分配されたワクチンは1万6675人分(36%)だけで、県内最低でした。 県は市町村の希望数に応じて分配しているので、久喜は接種体制が整わないことを理由に、分配希望数を少なく抑えてきた結果です。 その後、あわてて希望数を増やしたので、6月中には高齢者数の94%分が分配される見通しになりました。 久喜市ではコールセンターの電話が20回線しかなく、新規の予約受付開始日には毎回、電話もインターネットもほとんどつながらなくなってしまいます。 他の自治体では2歳きざみで予約を受け付けたり、あらかじめ接種日時を指定するなど、混乱を避ける工夫をしています。 久喜市はあくまでも自己責任の“早い者勝ち”の姿勢を変えようとしないのはなぜでしょうか。 希望する高齢者全員接種へ個別支援を 現在は久喜市の高齢者全員分を超える5万2000人分の予約枠が確保できています。7月末までの予約枠はまだ1万人分以上が残っていますが、65歳以上でこれまでに予約した人は80%以下で、約8000人がいまだに予約できていません。 市は高齢者の接種を7月中に終えると言っていますが、このままでは高齢者の2回接種が完了できるかどうかは不透明です。 実際には接種を希望していても予約の仕方がわからない人や、予約できないで諦めてしまった人がたくさん残っています。 そこでまだ予約が取れていない人や未接種の高齢者に対してていねいにワクチン接種の意志を確認し、優先して接種を行うように求めました。 市も今後、予約ができていない高齢者を抽出して通知を出して予約の支援を行っていく考えを明らかにしました。 さらに民生委員や社会福祉協議会とも協力して高齢者への呼びかけを行うべきではないでしょうか。 最初、集団接種とは別に地域のかかりつけ医での接種を推進するために、6月から個別接種をスタートしました。 しかし実際には近所のかかりつけ医での予約はほとんど取れていないのが実態です。今後の接種については、あらためて大規模会場での集団接種中心にもどすよう検討を求めました。 6月29日には64歳以下の市民にワクチン接種券を発送することになっています。 まず7月13日に基礎疾患のある方の予約をスタートし、16日から2~3日ごとに4歳きざみで予約受け付けを行います。 コールセンターは電話を4回線だけ増やすことにしていますが、これまで以上に混乱が予想されます。 電話回線を2~4倍に増やすよう求めましたが、市は今後はインターネット予約が多くなるから、だいじょうぶと言っています。 |
高齢者のワクチン接種 全員分を確保へ
6月10日現在、6月末日までに集団・個別接種を合わせて、2万779回分の接種を行う予定です。 これは75歳以上の高齢者約2万4000人の内の約86%にあたりますが、75歳以上の高齢者の内の約3000人は6月末までに接種は完了できないということになります。 実際には、これまでに予約が取れないでいる高齢者は、85歳以上で2696人、75~84歳で4087人の合計6783人とされていますので、これらの高齢者の予約支援を急ぐ必要があります。 埼玉県から久喜市に分配されるワクチンは、6月14日の週までで1万6600人(2回)分で、75歳以上の高齢者の69%、65歳以上の高齢者の34%に過ぎませんでした。 その後、埼玉県から6月28日の週までに4万5568人(2回)分が配分されることになりました。 これは65歳以上の高齢者の93%をカバーすることになりますが、全員分までは確保できていません。 6月15日には、65歳以上の高齢者を対象に、7月分の個別接種の予約受け付けが始まります。 この日には、75歳以上でまだ予約できていない3000人、65~74歳までの高齢者2万4700人、合わせて2万7700人が予約に殺到することになります。 これは最初の5月10日の3倍、25日の1.5倍の人数で、市のコールセンターはこれまで通りの20人しか受け手がいないとすれば、これまで以上に電話もインターネットもほとんど繋がらない状況になることは目に見えています。 この日の予約枠は、市議会での市の答弁によると3万2000人とされています。 したがって、数字上は65歳以上の高齢者全員が予約できることになりますが、この予約枠が7月末までにすべて接種できるということなのか、8月以降の分も含んでいるのかは、今のところ明らかにされていません。 6月の1か月間の接種予定人数は約1万5000人ですから、未接種の高齢者3万人を1か月間で接種するのは困難と思われます。 6月29日には、65歳未満の市民の予約がスタートします。 それまでの間に、65歳以上で、接種の希望を持っている高齢者を1人も取り残してはなりません。 65歳未満の予約受付が始まる前に、いまだ予約ができていない高齢者全員の予約を優先して受け付けるべきではないでしょうか。 |
コロナ感染し、1週間のホテル療養 私への感染経路は完全にわかっていて、発熱はなし、症状は咳程度でごく軽度ですみ、5月3日に医師の許可を得て退所・復帰しました。 私からの濃厚接触者や感染拡大もありませんでした。 保健所指定のホテルでの隔離生活では、まったく人に会えない代わりに、費用の心配もなく食事や日常生活用品は支給され、1週間を本や資料を読んだり原稿を書いたりして安心して過ごすことができました。 困ったのは運動できないことくらいでした。 私はほとんど症状もなく過ごしましたが、もしも発熱などの症状がある方だったら、軽度と言ってもホテルで医療も受けられずに隔離生活を送るのはどんなに不安だろうと思います。 そのような場合の精神的・医療的ケアはどうなっているのでしょうか。 ★感染しても軽度で自宅療養の場合、希望すれば保健所から1週間分の食料品は支給されますが、医療にもかかれず、人にも会えずに1週間を過ごさなければなりません。どのようにフォローしているのでしょうか。★ |
高齢者4万8700人 ワクチン接種開始 ネットでは比較的取りやすかったようですが、電話は何十回かけてもつながらない状態になって、多くの市民はもうムリだと思ってあきらめてしまいました。 その結果、16~29日の予約枠3196人に対して、10日の夕方までに予約が入ったのは約2200人だけで、1000人分が残ってしまいました。 全部の予約枠が埋まったのは1週間後でした。市は予約枠が残っていることを、あらゆる手段で市民に知らせるべきではなかったでしょうか。 【その後も新たに予約枠の拡大がされています。】⇒5月中の予約枠が288人分追加されました。 17日には75歳以上の1万7000人に接種券が発送されました。25日から6月前半(約3000人)分の予約、6月1日には後半分の予約受け付けも開始されます。 【一部のスケジュールを変更】⇒75歳以上の方の25日からの予約で6月中全部を受け付けます。 しかし6月中の集団接種の予約枠は最大でも1万人分くらいにとどまるので、いっそうの混雑が予想されます。 予約枠が残っているかどうか、市のホームページなどで確認する必要があります。 65歳以上の2万4700人に対しては、31日に接種券を発送し、6月15日に予約受け付けが始まります。 病院や診療所などでの個別接種は6月20日からスタートし、市では基本的に集団接種から個別接種へと切り替えていく方針です。 個別接種の予約もすべてコールセンターで6月1日から受け付けますが、それぞれの診療所などの接種可能人数や接種日時はまだ明らかにされていません。 高齢者ワクチン 7月中に完了は不透明 国は高齢者のワクチン接種をすべて7月中に完了する方針を表明したものの、本当に全国の自治体で高齢者の接種を7月中に終えることができるかどうかは、まったくの不透明です。政府の計画通りなら、久喜市の高齢者4万8700人分のワクチンが7月までに届きます。 しかし6月までに集団接種できるのは最大でも1万人程度の見通しですから、残りを7月までに終わらせるのはきわめて困難です。 久喜市の接種体制の拡充が急務です。 なお、65歳未満の市民はさらに遅れて、6月29日に接種券を発送し、7月13日から基礎疾患のある方を優先して予約を受け付けます。 ★久喜市のワクチン接種初日の5月16日の予約420人の内、5人が接種できず、会場の医療従事者で未接種者に接種した。 久喜市では「キャンセル待ち待機者」募集には応募がなかったというが、なぜだろう。★ |
コロナウイルス感染者 年間594人 第1波5人、2波の感染者55人から、3波(11~3月)で534人と急増しています。 第2波までは外出先で感染する割合が高かったのですが、3波からは家族や勤務先、施設等での感染が増えています。 3月末までの1年間の集計で、感染源不明は180人、感染経路がわかっているのは414人です。 家族内の感染が138人(23%)、勤務先での感染が90人(15%)で、その内の70人は医療機関、高齢者や障害者の施設職員などのエッセンシャルワーカーの方々です。 高齢者や障害者の入所・通所施設、入院先での感染者が101人(17%)で、これらの施設等の従事者と利用者を合わせると約170人(29%)にのぼり、これらの施設等でのクラスターが大きな割合を占めています。 久喜市では勤務先や利用施設等と家族間の感染がおもな感染経路になっています。 「感染源不明」はずっと30%程度にとどまっており、市内での市中感染が広がっているという状況ではありません。 年代別の割合はあまり変化はありません。 子どもの感染者が増えていますが、子ども同士の感染ではなく家族内で大人からの感染が多いと推測されます。 |
久喜市のコロナワクチン接種券の郵送と予約受付の計画 65歳以上の高齢者約4万8700人に優先接種を進めていますが、久喜市では10歳ごとに段階的に接種券を発送しています。
【いのまた和雄のブログへのリンク】 久喜市のワクチン接種体制、これでだいじょうぶか? |
久喜市の新型コロナウイルス感染者、1年間で594人 感染者数は、第1波(およそ6月まで)5人、第2波(7~10月)55人、第3波(11月以降)534人と、急激に増えてきています。 感染経路がわかっている414人の内訳では、家族内での感染が138人(23%)で最も多く、2番目は勤務先での感染が90人(15%)となっています。 「勤務先」で感染した人の内、職業別の集計で、医療従事者、施設職員(多くが高齢者施設、障害者施設)が70人(約12%)を占めています。 入所施設や通所施設、利用施設などの施設、入院先を合わせると、101人(17%)ですが、医療機関や高齢者施設、障害者施設の職員70人と合わせると約170人(29%)が施設や病院関係で、これらの施設等でのクラスターが大きな割合を占めているとみられます。 ここから、職場や施設等で感染して、家族に感染が拡がっているということと思われます。 一方、20歳未満の子どもは53人(8.9%)ですが、「通学先」での感染は1人となっているので、子どもから子どもへの感染は少なく、家族内の大人から子どもに感染していると推測されます。 「感染源不明」は全体で約30%にとどまっており、久喜市内の感染者の集計を見る限り、市中感染が蔓延しているという状況にはなっていないようです。
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久喜市のワクチン接種、やっと5月16日にスタートへ ワクチン接種事業の費用8億2434万円などが決まりました。 医療従事者へのワクチン先行接種は県の事業で進められています。 市では詳しい情報は把握できていませんが、対象者5896人の内、3月までに接種が終わったのは16%程度のようです。 高齢者を対象としたワクチンは、4月から県内の市町村に分配が始まりました。 久喜市には4月26日以降に495人×2回分のワクチンが分配され、次は5月上旬の予定ですが、見通しは不透明です。 市では当初、高齢者への接種券を3月中に郵送する計画でした。 しかしワクチンの分配が遅れているため、4月下旬に85歳以上の方(7000人)へ、5月中旬に75~84歳(1万7000人)、その後に65歳以上の高齢者(2万4700人)へと段階的に発送することになりました。 接種券を受け取ったら、コールセンターで接種日などを予約します。 -幸手市はすでに予約受付を開始、羽生市でも4月15日に申込み開始予定ですが、久喜はなぜこんなに遅いのでしょう。 久喜市の予約受付は5月から、接種は5月中旬になりそうで、まず総合体育館での集団接種をスタートします。 久喜駅西口から無料のシャトルバスを、朝9時から30分間隔で運行し、タクシーの場合は片道分だけ2000円を上限に補助します。 その後、菖蒲・栗橋・鷲宮の各保健センターでの集団接種も開始する予定で、3地区でのタクシー代補助についても調整中です。 本来は地域のかかりつけ医での接種が望ましいので、6月くらいから個別接種も始めていく考えです。今のところ、市内35の診療所や病院などで予定しています。 高齢者のワクチン接種に引き続いて、基礎疾患を有する人と高齢者入所施設の従事者への接種を行っていく予定です。 -私は2月市議会で再三にわたって、高齢者の通所施設や在宅サービスの事業所、さらに障害者施設の従事者も優先接種の対象とするよう求めてきました。 しかし市では優先接種は原則として「高齢者が入所している施設の従事者」に限定する方針を変えていません。 |
【2月市議会】 ワクチン接種は5月中旬、85歳以上の高齢者から 国の新年度予算の3次補正を受けて、新型コロナワクチンなどの費用や感染対策の補正予算などが提出されて、会期を延長して3月30日に追加議案の審議と採決が行われました。 2020年度一般会計補正予算(9号)で、新型コロナウイルスワクチン接種事業費として8億7193万円を計上していました。 2月以降、ワクチン対策課の設置、総合体育館にコールセンターの設置、従事者は派遣で確保して、市民への通知とワクチン接種券の印刷、郵送の準備などを進めてきましたが、ワクチンの配分が遅れ、接種開始の見通しも立っていないため、実質的にほとんどが2021年度の事業に繰り越されています。 そのため、17日に提案された2020年度補正予算(12号)で、ワクチン接種事業費用のほとんど7億279万円を削除、同日に2021年度補正予算(1号)で、あらためてワクチン接種事業の費用8億2434万円が計上されました。 ワクチン接種費用の他に、看護師4人分、保健師3人分など、臨時職員40人の人件費2868万円、コロナウイルスPCR検査を行う医療機関に、市から25万円の支援金を交付する(750万円)ことも決まりました。 30か所の医療機関を予定していますが、今のところ、22か所が決まっています。 久喜市でのワクチン接種事業の見通し 医療従事者へのワクチン先行接種は、県の事業として進められているため、市では詳しい情報は把握できていませんが、市内3か所でワクチン接種を行っています。3月上旬に1000回分のワクチンが配分されているので、これまでに対象者5896人の内、最大で16%の接種が進んでいると見込んでいます。 65歳以上の高齢者のワクチン接種のために、4月5日以降に、埼玉県内の市町村にワクチンの分配がスタートします。 最初はさいたま市に約975人×2回分、翌週に川口市、和光市、本庄市、戸田市、寄居町に、各975人×2回分ずつ、19日の週に、ふじみ野市、三郷市、川越市、所沢市、毛呂山町に各975人×2回分ずつ、26日の週に残りの63市町村に約495人×2回分ずつが配分される予定です。 久喜市には4月最終週に、495人×2回分のワクチンが配分されることになっていて、その後は5月上旬以降に来るとされているものの、見通しはわかっていません。 したがって、久喜市の高齢者向けのワクチン接種開始は5月中旬以降になると見込まれています。 市では当初は、高齢者向けの接種券を3月中にいっせいに郵送する予定でしたが、方針を変更して、4月下旬に85歳以上(7000人)へ、5月中旬に75~84歳の高齢者(1万7000人)へ、その後に65歳以上の高齢者(2万4700人)へと、段階的に発送することになりました。 接種券を受け取った方から、コールセンター(予約システム)で、会場や接種日の予約をしていくことになります。 実際の接種開始は、最初は総合体育館での集団接種を先行し、5月中旬以降にスタートすると見込まれていて、1日400人程度の予定です。 その後、菖蒲、栗橋、鷲宮の各保険センターでの集団接種を開始する予定です。 接種開始後は、久喜駅西口~総合体育館のシャトルバス(無料)を、9時以降30分間隔で運行する予定です。 またタクシー代についても、片道分だけ2000円を上限に補助します。 3地区の集団接種会場へのタクシー利用については、タクシー会社と「調整中」としています。 本来は地域のかかりつけ医での接種が望ましいので、市でも個別接種中心にシフトさせていく方針です。 地域の医療機関での個別接種は、これまでに35の診療所や病院で実施する予定で、4月に医療機関向けの説明会を行い、5月末~6月に開始する予定です。 高齢者のワクチン接種に引き続いて、高齢者の入所している施設の従事者のワクチン接種を行っていきます。 私は2月議会で、高齢者の通所施設や在宅サービスを行っている事業所、さらに障害者施設の従事者にも優先接種を行っていくよう求めてきました。 しかし市では優先接種の対象は、原則的に「高齢者の入所する施設」の従事者に限定して進める考えを変えていません。 |
【一般質問】 市でPCR検査の拡充を求める 一方、埼玉県は高齢者入所施設の従事者に対して県の負担でPCR検査を拡大し、蕨市も市の費用で高齢者施設従事者に検査を実施、秩父市は市民に自費検査の助成金を出しています。 杉戸町は高齢者の通所介護サービスを行う事業所に独自にPCR検査を開始しました。 久喜市でも、高齢者通所施設や在宅サービス事業所、さらに障害者施設の職員にも、市の費用でPCR検査を実施するべきです。 やむにやまれず自費で検査をしている事業所もあります。昨年、市内の障害者施設でクラスターが発生しましたが、積極的に施設職員への検査を行うことで、無症状者からの感染拡大を防ぐことができるのではないでしょうか。 健康子ども未来部長が『検査してもその時点での感染の有無しかわからないから、効果は一時的だ。福祉施設等の従事者への市独自のPCR検査は考えていない』『自主的な検査への費用の助成も考えていない』、市長は『部長が述べたような方針でございます』と他人事のような答弁でした。 市長は所信表明などで『エッセンシャルワーカーへの敬意』を口にしてはいますが、施設職員や利用者の安心のために手立てを尽くそうとは考えないのでしょうか。 ワクチン接種は地域のかかりつけ医で接種することが望ましいので、個別接種を中心に準備を進めるように求め、市も『医師会や医療機関と調整している』と答弁しました。 集団接種会場への交通手段はシャトルバスの運行を予定していますが、デマンド交通の乗降ポイント設置についてはむずかしいと答えています。 |
【2月市議会】 ワクチン接種の計画を早く公表して 久喜市内でも3月から医療従事者(4580人)へのワクチンの先行接種がスタートし、下旬以降に65歳以上の高齢者(4万9062人)に接種券の郵送を開始、4月中に接種が始まる予定です。 その後の優先接種順位は、基礎疾患のある方(5200人)、高齢者施設等の従事者(2300人)となっています。 私は高齢者施設だけでなく、障害者施設、通所施設や在宅介護の事業所も優先接種の対象とするよう求めました。 ワクチン接種は地域のかかりつけ医で受けるのが望ましいので、できるだけ多くの医療機関で個別接種を行えるようにすべきです。 市長は『医師会や各医療機関と調整している』と答えたものの、明確な見通しは示されていません。 集団接種の会場は総合体育館と菖蒲・鷲宮・栗橋保健センターの予定です。 市民の皆さんに郵送される接種券には、集団接種会場や個別接種の医療機関が明記されて、市民はそこから選んでコールセンターで予約することになります。 市民への接種計画を早急に確定して公表するべきです。 県が高齢者や障害者の入所施設の従事者にPCR検査を実施しています。 私はさらに市の費用で、通所施設や在宅介護の従事者にも検査を行うよう提案しましたが、市長は『実施する考えはない』と答弁しました。 -杉戸町や蕨市などは事業所に独自に検査を拡大、秩父市は検査に助成金を出しています。 |
新型コロナワクチン接種の取り組み 1月13日にはワクチン接種事業の推進のプロジェクトチームを発足、2月1日に「新型コロナウイルスワクチン対策課」を設置しました。 今後、派遣や臨時職員を含めて30名体制で全市民15万2000人へのワクチン接種を推進する計画です。 すでにクーポン券などの印刷、コールセンターの設置準備を進めています。 まだ具体的なスケジュールなどは確定していませんが、厚労省の発表や県の資料などによると、まず3月初めから医療従事者(久喜市で約4500人)への接種をスタートする予定です。 4月以降に、65歳以上の高齢者(同4万5000人)、引き続いて基礎疾患のある方や高齢者施設の従事者等の接種を優先し、一般市民の接種開始は6月以降(?)になる見込みです。 (全体的に当初の想定よりも遅れています)。 それぞれの対象者に対しては、市から3月下旬以降に個別通知と接種券が郵送されます。 集団接種と医療機関での個別接種が併行して実施されますが、接種日と会場は電話やインターネットで完全予約制です。 久喜市での集団接種の会場は総合体育館を予定していて、1日に500人程度の接種が可能としています。 接種後に15分以上は会場で副反応等の経過を観察し、2回目の予約も行うことになります。 問題はアメリカ・ファイザー社のワクチンはマイナス75℃で保存しなければならず、久喜市には国から10台の冷凍庫が2月以降に順次配置される予定です。 拠点病院・施設から接種会場となる診療所等へは冷蔵庫で配送しますが、ワクチンはいったん解凍したら5日以内に使い切らなければなりません。 対象者への周知、予約、接種履歴の確認、接種状況の管理をいかに行うかが成否のカギを握っています。 また副反応を確実に把握し適切に対応することも課題です。 優先接種者以外の一般市民への接種が開始されるころには、アストラゼネカやモデルナ社のワクチンが入ってくると思われますが、今のところ、その時期や接種方法は示されていません。 |
第3波で久喜市内でも陽性者数急増 年代別では20歳未満8%、20代19%、30代11%、40代18%、50代19%、60代10%、70代以上15%で全世代にわたっています。 11~12月の212人の感染経路は、勤務先17%、障害者や高齢者の入所・通所施設での感染が合計で27%、同居家族からの感染が26%です。 その他に陽性者との接触があったと判明しているのは11%で、経路不明は19%でした。 第3波で陽性者は急増しているものの、同居家族からの感染が4分の1を占め、経路不明者の割合は減ってきています。 今のところ、ウイルスが市内中に蔓延する最悪の状況は免れているようです。 市内の新型コロナ感染症の患者数は、12月15日現在で23人(入院中8人、宿泊療養12人、自宅療養3人)です。 多数の陽性者が発生した障害者施設も1月に再開されました。 ★記事中、市内の新型コロナウイルス感染症の陽性者の数、年代別・感染経路別の数値分析は、埼玉県および久喜市のホームページから、猪股の責任で集計しました。★ |
【11月市議会】 新型コロナPCR行政検査の無償化 ◇新型コロナウイルス感染症のPCR検査(行政検査)の保険診療自己負担額を助成します。1回1780円を上限に2000人分、372万円の増額 ◇65歳以上の高齢者のインフルエンザ予防接種の自己負担分1500円を無償化します。8724万円を増額(財源は県補助金) ◇小中学校の校内通信ネットワーク整備を進めていますが、災害時に避難所となる体育館で無線LANに接続できるようにします。264万円増額 ◇小中学校のGIGAスクール構想を進めるために、各教室に大型ディスプレイを整備します。費用は3億185万円。 |
【9月市議会】 コロナ検査体制の拡充を国に求める 9月議会最終日の30日に、質疑、討論の後、可決される見通しです。
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【9月市議会】 市内の医療機関、福祉施設に支援 支援対象施設は、医療機関235か所に3200万円、介護施設205か所に1610万円、障害者施設151か所に1074万円、総額5900万円(郵送料等を含む)を、久喜市商工会発行の商品券で支給するというのです。 私は議案質疑で、次の疑問点を質しました。 (1)施設や医療機関に対する支援なのか、それぞれの施設等に働く従事者に対する支援なのか明確でない。 ある施設では施設の消耗品や設備に使うかも知れない、ある施設では従事者に商品券を分配してもよいというのでは、施設によって「不公平感」が残るのは好ましくないのではないか。 (2)施設に対する支援と、従事者に対する支援とを区別して支給するべきではないか。 市は、支援金(商品券)の使い方は、施設等で使うか、従事者に分けるか、それぞれ決めてもらえばよいと答弁して、支給方法を見直す考えは示されませんでした。 また、国の第4次補正予算で、新形コロナ対策の地方創生臨時交付金の補助対象になるのですが、久喜市では国の補助金は使わずに、全額を市の一般財源(財政調整基金5137万円、コロナ対策基金763万円)で充てることになっています。 地域経済の活性化を兼ねて、全額を商工会の商品券で支給することになっていますが、支給される側の使い勝手はどうなのかという疑問の声も出ています。
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10万円の特別定額給付金が完了 市の企画政策課による、最終的な申請・給付状況が明らかになりました。
本来の給付対象者である「4月28日時点での住民票に登録されていた世帯数(人数)は 「給付対象者数(A)」は 6万7243世帯(15万3078人)でしたが、市では「申請書の《辞退》にチェックを入れた28世帯(45人)やその後に単身者で死亡した人などを除いた「給付対象者(B)」は 6万7158世帯(15万2976人)としています。 その内、申請をしなかった207世帯(225人)を除く 6万6951世帯(15万2751人)に、10万円を給付しました。 8月28日までに金融機関からの振り込みが完了したことを確認したので、市役所の「緊急経済対策等プロジェクトチーム」は31日に解散しました。 市民の中で、235世帯(270人)が給付を受けなかったことになりますが、みずから《辞退》の意志を明確にしている28世帯(45人)を別として、残りの207世帯(225人)の意志は確認できていません。 単身の学生や若い人で「世帯主」という自覚を持っていない人、申請書を見ないで紛失してしまった人、あるいは、住民票は市内にあっても何らかの都合でほとんどいない人、また、定額給付金そのものを知らなかったり関心がない、理解できない人などもいる可能性があります。 担当課(プロジェクトチーム)では、申請書を返送してこなかった世帯に対して、注意喚起のハガキを送ったり、特に単身高齢者の80世帯に対して2人1組で戸別訪問を行うなど、1人でも多くの市民に給付金を受け取ってもらう努力をしましたが、207世帯(225人)(C)には給付できませんでした。 |
コロナ禍で社協の生活資金融資急増 久喜市社協では、昨年1年間の生活相談は月平均26件でしたが、3月に56件と倍増し、4月251件、5月269件、6月210件と10倍にもなりました。 新型コロナの影響で失業や休業などで収入が減って生活が困窮した場合に、保証人不要・無利子の生活福祉資金貸し付けの条件も大幅に緩和されています。 3~7月の生活資金融資に関する相談は1300件を超え、申請件数は増え続けています。 (1)一時的に20万円を貸与する緊急小口融資は5か月間で411件、総額では7900万円の貸付けを実施しました。 (2)1世帯に月20万円(単身者15万円)を3か月間継続して貸与する総合支援融資も180世帯、1億540万円に達しました。3か月間では生活再建ができないで延長しての支援も増えています。 これらの生活資金融資の総額は1億8450万円にのぼっています。 (3)家賃の支払いができない場合に原則3か月間の家賃相当額を給付(貸与ではない)する住居確保給付金の申請も増えています。 7月までで22件198万円を給付し、さらに期間を延長するケースも出ています。 家賃の支払いに関する相談も200件を大きく超えています。 政府は17日に、今年4~6月期の国内総生産(GDP)が前期比年率27.8%の最大の落ち込みとなったことが発表されました。 すでに2018年秋以降には景気後退となっていたことも明らかになっています。 コロナ禍で今後も景気回復は望めませんから、生活困難はますます拡大深化するものと思われます。 |
【6月市議会】 エッセンシャルワーカーへ感謝決議は否決 決議案は4月に東京都議会で可決された文章をほとんどそのまま引用してきたシロモノです。 しかも東京都議会の原文にあった「(エッセンシャルワーカーの)負担を軽減し、生命と健康を守るために全力を尽くす」という最も大事な文章を削除していました。 大切なのは一部の人々への過重な負担と犠牲をどう分かち合うかではないでしょうか。 また職業の別を超えて、コロナ禍で失業したり生活困難に陥った人々を含めての連帯と協働が必要なのに、一部の職業を称えるだけでよしとするのは自己満足以外の何ものでもありません。 新政久喜は、新型コロナによって生活困難に陥っている人々への支援や、自粛に対する補償には消極的な姿勢です。 実際、6月議会に提案された「新型コロナウイルス感染拡大によって家賃の支払いに困難を来す人々など、すべての人に安心できる住居の確保・維持を求める意見書」(川辺議員が提案)に、新政久喜だけが反対したことにも、それが如実に表れています。 市民の政治を進める会、政策の会、公明党、無会派議員が反対、共産党だけは『敬意と感謝を示すこと自体には反対できない』として賛成しましたが、反対多数で否決となりました。 |
【一般質問】 「感染症」を災害に位置づけるべき 久喜市でも2015年に策定された「新型インフルエンザ等対策行動計画」に基づいて対策本部が設置されました。 他の災害、たとえば地震や水害、大規模事故などでは、「地域防災計画」に基づいて、久喜市災害対策本部が設置されます。 しかし感染症対策については災害対策とは別に、個別の行動計画で対応しています。 本来なら新型コロナのような事態も、地域防災計画の中に健康危機災害として位置づけることで、もっと機動的な対応を図ることができるのではないでしょうか。 行政各課や外部の関係機関との連携、市民への情報提供や協働を進めるために、久喜市地域防災計画の見直しを進めて、「健康危機災害・感染症対策」として位置づけるように提言しました。 市長が『多重災害の発生も予想されるので、現在の対策計画の位置づけについて検証する必要がある。 今後の新型コロナ感染症の経過を踏まえ、検討していきたい』という考えを明らかにしました。 また、感染症災害を「災害見舞金支給条例」の対象に加えることも提案しましたが、市は『その考えはない』と答弁しました。 |
【6月市議会】 新型コロナ対策、追加補正予算6億円 一般会計当初予算 541億8200万円に対し、これまでの追加補正額は177億4011万円で、一般会計は総額 719億2211万円に膨らみました。 新型コロナ対策事業費は合計 176億7451万円で、その内の約154億円が1人10万円の定額給付金に充てられました。 7月2日の市議会最終日に可決された補正予算(第4号)は新型コロナ対策を中心に6億4343万円が計上されました。 おもな事業は、 ◆ひとり親で児童扶養手当受給世帯に5万円(第2子以降に3万円加算)の臨時特別給付金 対象約1400人 1億2338万円 ◆小中学校と幼稚園に感染症対策の備品・衛生用品を購入 8900万円 ◆小中学校に教育活動支援員など臨時職員を配置 7362万円 ◆教員の事務負担軽減のためにスクールサポートスタッフを配置 1614万円 ◆高齢者施設に感染症対策の衛生用品等を配布 111万円 ◆障害児の放課後デイサービス利用者負担金を補助 168万円。 これらの内1億7908万円が国の補助金です。 市の独自事業では、 ◇特別定額給付金の対象にならない4月28日以降に生まれた子どもに、久喜市商工会発行の商品券一律5万円を給付 3311万円 ◇新型コロナの影響で売り上げが大幅に減少した中小企業・小規模事業者に家賃の一部を補助 1220件分 2億5237万円 ◇市内の病院、診療所等の医療機関に感染症対策の衛生用品等を配布 770万円 ◇避難所等の感染症対策の防災備蓄品を整備 567万円、などです。 これらの事業費の財源には、大部分が国の第2次補正予算の地方創生臨時交付金が充てられる見込みです。 |
【6月市議会】 新型コロナに対するすべての人々の共同と連帯こそ 私は、新政久喜が提案していた、エッセンシャルワーカーに対する敬意と感謝を表する決議、憲法に緊急事態条項を盛り込む改正論議の推進を求める意見書に、反対討論しました。 いずれも、賛成は新政久喜の8名のみ、政策の会、公明党、共産党、市民の政治を進める会、無会派議員の全員の反対で否決されました。
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【一般質問】 幸手市内に PCR検査センター開設したけれど… 埼玉県では各地域の医師会に委託して28か所以上で開設されました。5月29日には久喜市を含む南埼医師会と北葛北医師会が合同で、幸手市内にPCR検査センターが開設されました。 平日の午後、ドライブスルー方式で1日20名の検査が可能とされ、両医師会の医師が交代で検査に当たっています。 検査の対象者は「かかりつけ医が検査の必要があると認めた市民」で、完全予約制です。 不可解なのは久喜市当局の関わり方です。市議会の会派で、PCR検査センターの市内への誘致、場所の提供や財政的支援も求めてきました。 しかし私たちの問い合わせに対して、健康こども未来部長は“設置は県と医師会で進めているので、市は関知していない。市内への設置の協議や誘致はしない。財政支援もしない”などと言い切って、まったく説明しようとしませんでした。 他市ではホームページで、市内にPCRセンターが開設されたことを市民に知らせ、『かかりつけ医の紹介で検査してもらえる』ことを周知しています。 大切なのは“市民の安心”です。 久喜市が市民にPCRセンターの開設の事実すら知らせようとしないのは、市民に寄り添った市政とはほど遠い…。 |
10万円の定額給付金、92%の市民に給付
久喜市の給付状況はすでに市民全体の92%を超えていて、かなり早いと評価できそうだ。 5月1日からマイナンバーカードを使ったオンライン申請が始まったが、15日には湯槽申請の郵送が始まっているので、大部分が郵送での申請となった。 郵送が早かったので結果的に、オンライン申請が比較的少なかったため、給付もスムーズに進んだようだ。 なお、添付書類の不備など、申請の間違いが346件あって、個別に問い合わせて修正した上で給付手続きを行っています。 オンライン申請の記載間違いなどの不備が144件とされています。 6月16日には、オンライン申請した方が郵送の申請書も送ってしまい、市のチェックをすり抜けて2重に給付してしまったケースが明らかになりました。 1件(10万円)で、返還手続きを取りました 市役所からの申請書類は、定形外封筒で郵送(1通111円)され、郵送料は743万円もかかりました。 書類を折りたたんで定形封筒(94円)で送れば630万円ですんだはずですが、市では「速やかに郵送するために折りたたむ手間を省いて定形外封筒で送った」と説明しています。 他市では郵送料の安い定形封筒で送っている市もあります。 申請書類のチェックや、問い合わせにお答えるコールセンターを設置するために、市では人材派遣会社に委託して、5月~6月30日まででのべ1100人が作業にあたってきました。 市では「速やかに進めるために一括して人材派遣業者に委託した」と説明していますが、市民で、失職した方々や失業者を緊急雇用して作業を行うべきではなかったでしょうか。 |
【6月市議会】 コロナ感染症 久喜の第2次支援対策 5月には、ひとり親の児童扶養手当支給世帯への市独自の給付金3万円、学童保育などに通所する児童への昼食補助、市営住宅の家賃減免、国保の傷病手当支給などの第1次支援策の補正予算を専決処分で実施しています。 それに続く第2次支援策です。 ●生活困窮者に対する住居確保給付金の増額700万円、 ●介護保険の42施設へのオンライン面会システム整備補助金840万円、障害者施設のオンライン面会システムに20万円、 ●学童保育所の時間延長の負担金、利用料収入減の補填、昼食提供の補助の増額など6156万円、 ●マスク、消毒液、体温計の備蓄整備費用752万円、 ●商工会の相談事業や、デリバリーサービス、配送料の補助金904万円、 ●中小企業融資の利子補給287万円、事業継続給付金に久喜市単独で1億8150万円、創業事業者応援給付金1億80万円などです。 プレミアム商品券で景気刺激できるのか 商店街支援のためのプレミアム商品券発行に、市から1億5354万円の補助金が計上されました。昨年と同じ5億円分の商品券に25%のプレミアムを付けて、地域の消費拡大を図ろうというものです。 昨年のプレミアム商品券は3回目の売り出しでようやく完売できましたが、市民が商品券でふだん以上に大盤振る舞いの買い物をしたとは見られていません。 本当に地域の景気刺激効果があったのか、検証もされていません。今度のプレミアム商品券発行が、生活困窮に陥った市民の消費拡大や、商店街活性化につながるのかどうかは疑問と言わざるを得ません。 |
【6月市議会】 議員報酬を削減、コロナ対策基金に 緊急事態宣言下で生活困窮に陥った市民に寄り添うとともに、市で設置した『新型コロナ感染症対策事業基金』に積み立てて、新型コロナ感染症対策の事業にあてていくことになります。 最初に議長からの呼びかけで、5月25日の代表者会議で協議して全会派で報酬削減の合意案を作ることになっていました。 ところが話し合いに入る前にいきなり、新政久喜が《7月分のみ報酬5割削減》の条例改正案を単独で提出したため、話し合い自体が頓挫してしまいました。 やむを得ず全会派の合意形成を断念し、政策の会・公明党・共産党・市民の政治の4会派で、《7~9月の3か月分の報酬10%削減》の修正案を共同提案して可決しました。 今後、議員の報酬削減に歩調を合わせて、市長ら3役の給与も30~10%、3か月分削減の条例改正も予定されています。 また今年度の議員研修視察旅費も削減して基金に積み立てることになりました。 |
10万円の定額給付金、給付済みはまだ市民の3分の1
5月29日現在までに、オンラインと郵送の申請件数の合計 5万6010件、給付件数の合計 2万4803件(6万538人)、給付金額の合計は65億3800万円に達している。 久喜市の4月末の世帯数は6万6934世帯(15万2863人)だから、すでに80%を超える市民が申請し、44%くらいの世帯に給付手続きが完了したことになる。 全市民に対する割合では、給付が完了したのはまだ3分の1くらいの世帯にとどまっている。 なお、オンライン申請では、職員が住民票と照合して確認作業を行った結果、重複、申請者の間違い、家族の名前の記載間違いなどの不備が144件も発見されている。 これらはすべて郵送で問い合わせをして訂正してもらっていて、マイナンバーカードを使っても、結局は手作業で確認して1件1件修正していくという非効率な実態が明らかになった。 郵送による申請書では、「不要欄」にチェックが入っている記載ミスも見つかっている。 不要欄にチェックを入れてしまうと、これは10万円をいらないということになってしまうので、職員が電話等で問い合わせして、申請者の意志を確認しているという。 申請書を送った人は当然10万円を受給する意志があるのだから、「不要欄のチェック」などいらなかったはずなのに、国の馬鹿げた基準のせいで、よけいな仕事を増やしたわけだ。 申請書類を紛失した人は、あらためて市に申し出れば、再発行をしてくれるというから、諦めないで問い合わせした方がいい。 |
緊急事態宣言解除に伴い、久喜市内の小中学校、段階的に再開へ ◆小学校 【準備段階】 5月22日(金)~29日(金)の間、各学校で2グループに分けて半数ごとの分散登校 8:10 登校 健康観察、授業3時間の後、11:10 下校となります。 分散登校のグループは、地区別にして、通学班ごとの登校とします。 【第1段階】 各学級を2分割して、午前、午後の分散登校とし、全児童が毎日登校 6月1日(月)~5日(金) 午前中と午後に分けて半数の分散登校を継続 午前のグループは、8:10~11:20 下校 午後のグループは 13:00~16:00 下校 2日からは、午前中のグループだけ、簡易給食を提供します。 「簡易給食」はパンまたはおにぎり+牛乳・デザート 【第2段階】 全学年が午前中授業 6月8日(月)~12日(金) 全学年とも、8:10~午前中だけの授業を実施 10日までは3時間の授業で簡易給食、11日以降は4時間の授業で通常給食を提供します。 【第3段階】 15日(月)以降は、全学年が通常授業になります。 午前中4時間授業、午後2時間授業で通常給食を提供します。 ◆中学校 【準備段階】 5月22日(金)~29日(金)の間、各学校で2グループに分けて半数ごとの分散登校 8:10 登校 健康観察、授業3時間の後、11:25 下校となります。 分散登校のグループは学校ごとに配慮して区分し、時間割も学校単位で組みます。 【第1段階】 各学級を2分割して、午前、午後の分散登校とし、全生徒が毎日登校 6月1日(月)~5日(金) 午前中と午後に分けて半数の分散登校を継続 午前のグループは、8:10~11:10 下校 午後のグループは 13:00~16:00 下校 2日からは、午前中のグループだけ、簡易給食を提供します。 「簡易給食」はパンまたはおにぎり+牛乳・デザート 【第2段階】 全学年が午前中授業 6月8日(月)~12日(金) 全学年とも、8:10~午前中だけの授業を実施 10日までは3時間の授業で簡易給食、11日以降は4時間の授業で通常給食を提供します。 【第3段階】 15日(月)以降は全面的に通常授業になります。 午前中4時間授業、午後2時間授業で通常給食を提供します。 夏休みや冬休みを短縮して、授業日数を確保 教育委員会は年間授業日程の変更を発表しました。・夏期休業を、8月1日~8月16日に短縮する 1学期を7日間延長して、7月31日までとする 2学期は11日間前倒しして、8月17日から授業を行う ・冬期休業を、12月26日~1月5日に短縮する 2学期を1日間延長して、12月25日までとする 3学期を2日間前倒しして、1月6日から開始する ・授業日はいずれも、給食を提供する ・9月から3月までの間に、土曜日に6回の授業を実施する 土曜授業は、3時間×6回、または6時間×3回を、各学校で決めて実施する 私たちは休校期間中にも一部の給食センターを利用して、学童保育や学校で受け入れてきた“自主登校”の子どもたちに、給食を提供するよう求めてきました。 残念ながら給食は実施できませんでしたが、学童保育の子どもたち、途中からは“自主登校”の子どもたちにも、市内の弁当業者に委託して弁当を準備してきました。 500円の弁当代の内、しから200円を補助し、低所得世帯やひとり親家庭の子どもたちには全額免除としました。 2学期以降の土曜授業についても、給食を提供するよう求めましたが、各学校で日程が異なるという理由で実現できませんでした。 |
【新型コロナ感染症対策】 4月30日に提出した2回目の要望書と重複する項目もあります。 8番目の「久喜市内へのPCR検査センターの設置(誘致)」、13番目の小中学校児童生徒のオンライン学習を支援するためのタブレットパソコンの追加購入は、久喜市当局があまりにも消極的なため、重ねて要求ました。
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【新型コロナ感染症対策】 新型コロナ感染症対策基金を新設 今後、市民の皆さんに寄付を呼びかけていく予定です。 市の一般会計からも積立金を繰り出すのか、基金の規模や具体的な使途、配分方法などはまだ明らかにされていません。 基金条例は市長の専決処分で新設されましたが、新たな基金の設置であれば、議会で説明してきちんと審議した上で進めるべきではないでしょうか。 |
【新型コロナ感染症対策】 市民一律10万円給付金、子育て支援金 5月1日、新型コロナウイルス感染症対策の緊急対策事業のための、久喜市一般会計補正予算が市長の専決処分で決定されました。 15万3000人の市民に一律10万円の特別給付金は総額で153億140万円です。 オンラインの申請は5月1日からスタートして7日以降に振り込み、郵送の申請書は5月15日に発送されて18日以降に受付開始、市民の銀行口座への給付金振り込みは21日以降に開始される予定です。 給付が個人でなく世帯ごととされているので、DVの被害者などで「世帯主」と別に暮らしている場合に、受け取れなくなってしまう怖れがあります。 実際に住んでいる住所が住民票と違う場合は、申請書が郵送される前に住んでいる市に届け出れば、子どもなどの同伴者の分も合わせて受け取ることができます。 久喜市にも4月中に数件の届け出がされています。 しかし届け出期間が短かったため届け出が間に合わず、DVなどで逃げている被害者の手元には届かないケースもあると危惧されています。 国による子育て世帯への臨時特別給付金は、4月分の児童手当の受給者1万7884人に、児童1人につき1万円が支給されます。 総額で1億7884万円です。 収入減の世帯などに、久喜市独自の支援策 (1)ひとり親家庭の内、児童扶養手当受給世帯(対象児童約1400人)に対して1人3万円を給付することを決定し、補正予算に4230万円を計上しました。 振り込みは6月になりそうです。 (2)住民票の写しや税証明等の各種証明書を申請する場合、郵送で行う場合は手数料を免除します。 市役所の窓口で申請した場合は免除にはなりません。 (3)小学校の休校が続いているため、学童保育は午前中から開所しています。 学童保育に通所する児童の昼食を希望する場合は弁当を提供し、1食500円の内、所得に応じて一部または全額を市で補助します。 (4)市営住宅入居者で、コロナ感染拡大の影響で収入が減少している世帯などの家賃を、全額または1/2減免します。 新型コロナ対策 久喜で使える生活支援制度 ●収入が著しく減少した場合、市県民税・法人市民税・固定資産税の徴収を猶予します。 ●感染して死亡・重篤な傷病や収入が著しく減少した場合、国民健康保険税の2/10~全額を減免、介護保険料は全額または8/10が減免されます。 ●給与を得ていた国保加入者が、感染して働けなくなった場合に傷病手当が支給されます。 ●上下水道料金の支払いが困難になった場合、徴収猶予制度があります。 (電気・ガス・通信費なども)。 ●生活資金緊急貸付け制度。保証人不要・無利子。 限度額10万円または失業者には15万円。 併用もでき、3か月継続で最大80万円まで貸付けます。返済免除制度もあります。 【相談・申請⇒社会福祉協議会】 ●住居確保給付金。収入減少して住居を失う恐れがある場合、一定期間の家賃相当額を給付します。 (貸与ではありません)。 【相談窓口⇒社会福祉協議会】 ●解雇や雇い止め等で住居を失った方に、埼玉県が県営住宅を提供(低廉な使用料で)しています。 |
【新型コロナ感染症対策】 市長と教育長に緊急7項目の要望を提出 すでに国では緊急事態宣言を1か月程度延長することを明らかにしています。 しかし地域で、新型コロナに感染しているか検査してもらえない、感染の不安があった場合にどこに相談すればいいのか、連休中は市役所の相談窓口はどうなるのかなどの不安の声が寄せられています。 また学校の休業が長引く中で、家庭や地域で子どもたちが孤立し、オンライン授業を求める声も大きくなってきています。 市がこれらの声に応えるために、市長と教育長に対して、「緊急7項目"の要望を提出しました。
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1人10万円の給付金、1人親家庭支援などの補正予算 (1) 国民1人10万円の「特別定額給付金」は、全市民15万3014人に対して、事務費を含めて154億3587万円が国から交付されます。 対象者は4月27日の基準日の市民で、5月1日からオンラインでの申請受付がスタートし、郵送による申請書は5月15日に発送され、18日から受付が開始になります。 久喜市では、市民の銀行口座への給付金の振り込みは21日以降に開始される予定です。 銀行口座がない人など、やむを得ない場合には、市役所の窓口で現金で受け取ることもできます。 給付が個人でなく世帯ごとなので、DVの被害者などで「世帯主」と分かれて生活している場合に、受け取ることができないケースが出るのではないかと心配されています。 加害者の夫などから逃げている場合、実際に暮らしている市に届け出れば、子どもなどの同伴者の分も合わせて受け取ることができますが、届け出期限は4月30日で、期間がほとんどありません。 市の人権推進課に確認したところ、久喜市内でこれまでに数件の届け出があったそうです。 まだ届け出をしていない方は、市が申請書を発送する前であれば間に合うケースもあるので、市では早急に連絡して相談してほしいと話しています。 (2) 国による子育て世帯への臨時特別給付金は、4月分の児童手当の受給者が対象で、児童1人につき1万円が支給されます。 (3) 久喜市独自の支援策として、ひとり親家庭の内、児童扶養手当受給世帯(対象者約1400人)に対して1人3万円を給付することを決定し、補正予算に4230万円を計上します。 (4) 久喜市独自の施策として、市民からの寄付金を原資とする基金を新たに設置し、「医療従事者の支援、中小企業の支援、生活困窮者への支援」に充てることになりました。 今後、災害被災者支援のように、市民に寄付を求めることになります。 使い途や配分方法などはまだ明らかにされていませんが、新たな基金の設置であれば、議会で説明してきちんと審議した上で進めるべきではないでしょうか。 |
【新型コロナ感染症対策】 市長と教育長に要望書を提出しました 現在は緊急事態であり、行政が市民のニーズを把握して対策に取り組んでいくべきと判断し、これまで行政当局の施策を見守ってきました。 行政の取り組みを一定の評価をしていますが、特に市民の理解を得るための広報や周知の徹底、相談体制等のいっそうの充実を求める立場から、市長に対して6項目の要望をしました。 生活困窮に陥っている市民に寄り添った生活保障の取り組みも求めました。 また、教育長に対しては、小中学校のいっせい休校の中で子どもたちが地域や家庭で孤立しないような教育的配慮を求める4項目の要望をしました。
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【新型コロナ感染症対策】 新型コロナ感染症で 久喜市の対応は 久喜市では4月8日、久喜市新型コロナ対策本部会議で以下のように決定しました。 (1)市民の外出自粛、市のイベント等の中止、公共施設の休館を継続する。 (2)5月6日まで小中学校の休校を継続、希望する児童生徒は受け入れる。 20日以降に分散登校日、オンライン授業も試験的に実施。幼稚園は開園する。 (3)公私立保育園、学童保育は開所するが、保護者に利用自粛をお願いする。 (4)高齢者施設、障害者施設等に、感染拡大防止対策の徹底を要請する。 市内では3月から公共施設を休館、市民が参加するイベント等は中止、市民への外出自粛要請が続けられてきました。 小中学校では休校に伴い、子どもたちの居場所を保障しようと、図書室や校庭の一部開放の他、希望する子どもは学校で受け入れています。 全市で60~80人が学校で自主学習を行ってきました。 学童保育は午前中から実施していますが、かえって密集状態になってしまうこともあって、通所者は登録数よりも減っています。 各学校で3月末に3日間の補修を行いましたが、9割くらいの児童生徒が登校しています。 卒業式と入学式は参加者を限定して実施しました。 公共施設は閉鎖されていたので、公園などで子どもたちの姿が多く見られました。 3月上旬に、市が備蓄していたマスク12万枚を保育園や学童保育所、障害者施設、高齢者施設、医療機関、市内在住の妊婦さんの希望者にも配布しました。 その後は入荷の見込みはありません。消毒液がないとの声も寄せられていますが入荷できていません。 学校には新学期分の消毒液を配置したものの、なくなった後の見通しはわかりません。 また、3月中に緊急対策で、保育所(市立6・民間23)と学童保育所(市立29・民間1)に空気清浄機を配備しました。 |
【新型コロナ感染症対策】 社協の生活資金緊急貸付け すぐに相談を 保証人不要・無利子で1年間据え置き、限度額10万円、失業者には15万円、必要な場合は3か月で最大80万円まで貸し付けします。 返済不可能な場合は免除制度もあります。 社協の緊急貸付けは対応も柔軟で、相談・申請から早ければ1週間程度で振り込まれます。 久喜市社協で申請を受付けていて、すでに相談者は70~80人に及び、貸付け決定も10数件に達しているそうです。 一方、政府の緊急経済対策として、新型コロナウイルスの感染拡大によって低所得世帯や収入が急減した世帯に30万円を現金給付するなどの方針が公表されました。 具体的な交付基準や条件、手続きは今後の国会での審議や補正予算成立後に明らかににされていくと思われます。 しかし給付対象世帯は極めて狭く限定され、線引きがわかりにくい上に自治体の事務手続きが煩雑で速やかな給付が可能かどうか疑問、5月以降に1回限りの支給ではとうてい緊急の生活支援には間に合いません。 ⇒【久喜市社会福祉協議会 生活資金緊急貸与のお知らせ】へのリンク |