【一般質問】 情報公開制度 手続きに問題がある 市民の税金で作る市の施設の設計が市民に公表できないというのは、市の秘密主義が強まっているのではないでしょうか。 市の情報公開制度の運用手続きでも問題があったことがわかっています。 私が情報公開請求して「非公開」とされた項目のひとつについて、対象文書を担当課が間違えていて、非公開理由も間違っていたのです。 私が「非公開」に対して《異議申立て》を行った結果、間違いが判明して、後になって「非公開理由の訂正」の文書が交付されました。 市民が市政情報課(公文書館)で情報公開請求を行うと、公開請求書が担当課に送られます。 現在は、担当課が対象の文書を特定して、《公開・非公開》を決定し、市政情報課を通じて回答が来ます。 もしも請求された文書の項目があいまいな場合などは、担当課と請求者との間ですり合わせを行って文書を特定するのですが、今回はまったく問い合わせもありませんでした。 これは、公開請求を受けた担当課が、最初から《全部一括して非公開》の結論を前提にしていたために、請求された一つ一つの項目について十分な検討を行わなかったのが原因だと思われます。 情報公開請求が行われたら、窓口である市政情報課が、担当課と請求者との間に立って「請求された文書の特定」までは責任を持つべきです。 情報公開制度の運用手続きを見直すように求めました。 |
【一般質問】 「市民には秘密」なんて許されない 議会で、新ごみ処理施設で市民の見学コースの図面や環境教育の計画を明らかにするよう求めたところ、【部外秘】と赤字で記した文書が提供されました。 |
【一般質問】 救急搬送の個人情報を市長に報告? 東部消防組合消防局が、特定の公職者の家族を救急車で搬送したことを、市長に報告していたことが明らかになりました。 |
【一般質問】 久喜市でも公文書の隠蔽・改竄(かいざん)が! 久喜市では2016年に全小中学校の教室にエアコン設置工事を行いました。 |
【一般質問】 センター設計提案書は墨塗り・非公開 巨大学校給食センターの建設に向けて、10月に設計業者が選定されました。 |
給食センター設計業者選定の内容は「秘密」!? 選定は、単に価格が安いだけではなく、それぞれの事業者からの提案に評価点数を付けて最も総合点の高い事業者を選定するという「プロポーザル方式」で実施しました。 提案事項は、「施設についての提案」「環境に配慮した施設維持管理について」「災害時の対応」“食育について」「コスト削減について」などです。 6事業者が応募し、7名の審査員による第一次審査で4事業者に絞り、さらに第二次審査で、「株式会社大建設計東京事務所」が選考されました。 【参照⇒久喜市のホームページ プロポーザルの審査結果へのリンク】 その選考過程で、どのような“提案”が行われ、どのように評価したのかを確認するために、プロポーザルの提案を情報公開請求しましたが、ほとんどの内容が“非公開”とされ、特に提案内容はすべて真っ黒に墨塗りされて出てきました。
これではそれぞれの事業者がどのような提案をして、どれがどのように優れていたから選ばれたのか、まったくわかりません。 選考過程も選考理由もすべて秘密裏に行われ、密室での選考と言わざるを得ません。 なぜこのようなブラックボックスになってしまったのでしょうか。 市でプロポーザルに参加する事業者を公募するに当たって「基本設計・実施設計委託業者選定プロポーザル実施要綱」を公表していますが、その中に、『提出された提案書は、公表しない』と明記されていたことがわかりました。 これは、事業者の企業秘密に属するものが含まれている可能性があるので“公表することは適当でない”と説明しています。 しかし、仮に提案内容の中に「企業秘密」があったら、その部分だけを「非公開」にすればいいのであって、秘密であるかどうかわからない部分まで含めてすべてを非公開にする必要はありません。 実際、最終的に選定された大建設計の提案書はほとんどすべてが墨塗りされてしまっているのですが、他の事業者では同じ項目で墨塗りされていない部分もあります。 市教育委員会によると、墨塗りするかどうかの判断はそれぞれの事業者に任せてしまったので、事業者によって「秘密か」「公開か」の基準が違っているようです。 事業者の提案内容も、選考理由もブラックボックスという状態では、選考作業が適正かつ正当に行われたかどうかも説明できず、万が一、疑惑が生じた場合でもすべて闇の中ということになってしまいます。 行政の透明性を失わせ、市民に説明もできない、このような「すべて秘密」の業者選定のあり方を見直すよう求めていきます。 |
【一般質問】 情報公開制度の形骸化を許さない 6月に学校給食の食器更新についての公文書を公開請求しましたが、実際には保存されている文書が「存在しない」とされていたことがわかりました。 |
教育委員会の情報隠しは許されない 教育委員会は学校給食の食器にプラスチック製を選定する理由として、強化磁器食器は割れやすいのでコストがかかると説明しています。 「ない」と言っていた資料が出てきた その結果、職員は資料が存在することを認め、「久喜地区強化磁器食器破損状況調査」と題された表を出してきました。 行政の隠蔽体質こそが問題 教育委員会が、本当はある資料をなぜ『文書不存在』としたのか、その理由は『職員が内部で作成した書類だから、公開する必要はないと思っていた』というのです。 |