久喜市役所5階から
真正面に見えるもの


 日本全国にある、最大・最悪、とびきり変なもの。
 なにしろ、侵略戦争の象徴、アジア諸国人民の大量殺戮戦の先頭に立った旗を、いまだに「国旗」といって押し頂いている、しかも毎日、官庁や学校に掲げ、学校の体育館でははずせないようにと、白い板に赤丸を描いて飾っているのだ(これも「旗」というのかどうか疑問だが)。

 この国の為政者たちは、上からの命令によって「この旗を愛せよ」と命令し強制し続けていないと、『人民は、こんな血にまみれた旗を捨て去ってしまうのではないか…』と心配しているのだろう。

 外国を侵略していって、その象徴の旗を、
いまだに「国旗」として堂々と掲げ続けている国家は、この3か国くらいではないのか。
@イギリス・大英帝国のユニオンジャック
Aアメリカの星条旗…この国こそ、「戦争中毒」と称されるほどに戦争を続けてきた。短いアメリカ国家の歴史にも関わらず、これほど血塗られた国はない?
建国以来、先住民を殺してその大地を侵食したことから始まって、
第二次世界大戦以降も、朝鮮戦争、ベトナム戦争、南アメリカ諸国、中東戦争、アフガニスタン、今度はイラク…、次は…
B日本
 一部の人々が、『日本が大陸を侵略したというが、西欧諸国こそ、世界中を侵略してきた。日本の行為など大したことはない』と弁解したがるのだが、
思わずうなずきたくなってしまう。
 しかし、そんな理屈で、日本帝国主義の行為を免罪したいと画策する人々は、
戦後憲法のもとに生きてきた私たち日本国民を、
アメリカ帝国主義の残虐さと同水準にまで貶めようとしていることに気付かないのだろう。