いのまた和雄トップページへ | 『声と眼』のページへ | テーマ別目次へ | 市民活動のページへ | メッセージのページ |
久喜市議会議員 いのまた和雄 市政報告『声と眼』573号 2019年 6月 24日 |
『声と眼』 バックナンバー |
---|---|
573号PDFファイルはこちらをクリック |
【6月市議会】 新市基本計画の期間を10年延長 2010年の合併時に10年間の「新市基本計画」が策定され、今年が最終年度になります。 |
【6月市議会】 増税と引き替えのプレミアム商品券 6月市議会に、市の一般会計補正予算が提案されました。政府は10月からの消費税増税に合わせて低所得世帯や子育て家庭を対象としてプレミアム付き商品券を発行する計画です。 経費は増税による税収の一部から、全国で約1800億円をあてることになっています。 久喜市の補正予算には、プレミアム商品券発行経費2億6364万円が計上されました。 プレミアム分1億3950万円と商品券印刷や対象者への通知、販売手続きの経費など全額が国の補助金です。 対象者は住民税非課税の方と2016年4月2日以降に生まれた子どものいる方で、市内で合計2万7900人と見込んでいます。 購入限度額は2万円(額面2万5000円)で、額面総額は6億9750万円にのぼります。 今後、対象の子どものいる家庭には9月以降に引換券が、低所得者世帯には7月ごろに申請書が送られてきます。 商品券を使用できる期間は10月から来年3月までですが、対象者に完全に周知させることができるかどうかが課題です。 プレミアム付き商品券発行の目的は、消費税増税が低所得者や子育て世代の生活に与える痛みを緩和することと、地域経済の消費の落ち込みを下支えするためと説明されています。 しかし子育て家庭の支援と言いながら恩恵は一部に限定され、低所得者の中でも生活保護世帯などは対象外で、不公平感は否めません。 やっぱり増税と引き替えの税金バラマキ以外の何ものでもありません。 久喜のプレミアム商品券は1万人だけ? これとは別に久喜市では“合併10周年記念事業”として、全市民を対象にしたプレミアム付き商品券が発行されます。今年度当初予算にプレミアム分1億2500万円と発行経費2000万円が計上されていて、全額が市民の税金から支出されます。 国の商品券と同時に発行されますが、こちらの購入限度額は1人5万円(額面6万2500円)と高く設定されています。 1世帯で何人でも申し込むことができて抽選制ですが、みんなが限度額まで申し込んだ場合には、1万人しか購入できません。 運良く当選した一部の市民だけがプレミアム分を儲けることができるわけで、税金の使い途としては甚だしく不公平です。 ★久喜の商品券が全市民を対象にするのであれば、世帯単位にして購入限度額を1万円以下にすれば、約6万世帯の久喜市で希望する全世帯が恩恵を受けられるようにできるのですが。★ |
★参議院議員選挙と知事選挙で、期日前投票所の増設を求めた。 本庁舎と各支所、モラージュは変わらない。 久喜駅西口クッキープラザは従来の5階から3階に移動して、少し行きやすくなる。★ |
久喜市議会議員 いのまた和雄 市政報告『声と眼』572号 2019年 6月 10日 |
『声と眼』 バックナンバー |
---|---|
572号PDFファイルはこちらをクリック |
学校給食センターの建設前倒しへ 6月議会に提案された一般会計補正予算に、学校給食センター整備事業費4億7945万円が計上されました。3年間の継続事業で工事費総額は46億6022万円の見込みです。 梅田市長は市長選挙で巨大学校給食センター計画の「見直し」を掲げたものの、結局は前市長の計画をそっくり復活させました。 当初は2018年度から着工の予定でしたが、完成は1年半遅れとなりました。 今後の建設スケジュールは、11月議会に工事請負契約の議案を上程して来年1月から着工、21年6月に工事完了と説明されていました。 しかし最近、オリンピックなどの建設ラッシュの影響で全国の公共事業工事に著しい遅れが発生しています。 特に建物の安全確保に不可欠な高(こう)力(りよく)ボルトの不足が深刻といわれ、工事期間が2年近くもかかることがわかりました。 このままではセンター建設が間に合わない怖れがあるため、工期の見直しが必要になっています。 市では工事請負契約の議案を9月議会初日に議決して9月中に着工すれば、21年7月までに工事を完了できると見込んでいます。 しかしセンターの完成から8月末の給食開始まで1か月の準備期間しかないぎりぎりのスケジュールで、本当に安心安全な給食がスタートできるのかという懸念は否定できません。 |
あおば保育園改築、民間の応募なし 市は昨年、あおば保育園を青葉団地内に移転して改築する計画でしたが、これに対して民間保育所・幼稚園の団体から民間を優先してほしいという要望が出されていました。市長は、市による改築を中止して民間保育所の整備を進める方針に転換し、事業者を公募したものの、期限までに民間からの応募がなく、来年4月の新保育所の開設は頓挫してしまいました。 市は公募条件を見直して再度の公募を行って1年遅れでの開設をめざすことにしましたが、見通しは不透明です。 老朽化したあおば保育園の改築は急務で、現在地からあまり離れては意味がありません。 民間の応募がなければ、公立での改築も再検討すべきです。 |
【6月市議会】 天皇に「賀詞の奉呈」って意味あるの?
6月議会初日に議長から「天皇即位の賀詞」が述べられました。
私も“あえて反対するほどのことでもない”と考えて、『異義あり』とは言いませんでしたが、自治体議会がわざわざ開会冒頭に、天皇に対する祝意を議決する必要があったのか、疑問が残ります。 |
政策審議機関の女性比率は改善なし、委員の固定・高齢化も 昨年と比べて、公募委員の比率はわずかながら上がったものの、女性委員の比率はほとんど変わりませんでした。
|