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久喜市議会議員 いのまた和雄 市政報告『声と眼』549号 2018年 4月 9日 |
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市民の政策を提言してきました 私は市民派議員ネットワーク自治体議員政策情報センター虹とみどり、埼玉東部政治改革ネットに参加しています。 全国の情報力や政策研究を活かして、久喜市議会で政策提言を続け、実現してきました。 たとえば− ●公共施設の電気購入契約を新電力への転換を提言し、4年間で電気料金1億5000万円の財政節減効果を生みました。 ●消費者庁の放射線測定器無償貸与制度の活用を提言して導入させました。 ●久喜駅前に選挙の期日前投票所の設置を実現しました。 ●久喜市手話言語条例の制定を提言して実現しました。 ●久喜駅周辺などにエスコートゾーン(視覚障害者誘導標示)を設置しました。 ●ねばり強く予算編成過程の公開を求め、改善させました。 ●久喜市街路樹管理指針を策定させました。 ●市の管理職の「イクボス宣言」を提言して実現。男性職員の育児休業取得を促進しました。 ●災害時要援護者の福祉避難所への受け入れを平時から協議しておくよう提言し、今年度には開設訓練も行われる予定です。 ●衛生組合管理者等の給与支給基準を見直し、定額制から日割り規程を導入させました。 ●小中学校の部活動の大会参加の補助基準を見直して、必要な補助を交付するようにしました。 ●保育料の算定で寡婦(夫)控除を未婚・非婚の一人親家庭にも適用させました。 ●衛生組合の防災計画の不備を指摘し、災害対応マニュアルを作成させました。 ●新生児聴覚検査への助成制度創設を提言し、今年度中に実現する見込みです。この他、市所蔵美術品のホームページでの公開や市庁舎にカサ袋の設置なども実現しています。 これまでにも、公共施設への太陽光発電や雨水貯留システムの設置、防災行政無線のメール配信、障害者や高齢者のおもいやり駐車場、災害時要援護者支援制度、市の政策審議会の審議公開、学校動物飼育の改善、市役所窓口のローカウンターの設置も猪股の提案で実現したものです。(猪股が単独で提言して実現したものだけを掲載しました)。 |
今、久喜市政の課題は何か 最近の久喜市政は、財政優先、大規模化・効率優先に陥っていないでしょうか。行政の事なかれ主義と形式主義、国と同様な情報隠蔽体質も強まっています。 政策決定機関としての市議会の再生が課題です。 安心して子どもを産み育てられるまち ★いのちを育む“食”−。巨大学校給食センターの建設計画を見直し、自校調理方式への転換を。☆100名を超える保育園待機児童! 学童保育もパン ク寸前! 待機児童ゼロへ、施設増設を急げ! 緑と環境の視点から行政を見直そう ★温室効果ガスの排出抑制、地域で再生可能エネルギーの育成・転換・活用を進めよう。☆ごみ減量を徹底し、焼却や埋立は最少に、生ごみ 資源化(バイオガス化など)の促進を! 障害者も高齢者もみんなが暮らしやすく ★学校や公共施設、道路のバリアフリー化促進を。☆年を取っても地域で暮らせるように−介護保険制度をもっと使いやすく、在宅医療・ケアを進めよう。 ★安全に歩けるまち、歩行者と自転車の分離、市街 地の主要道路に安全な自転車レーンの整備を。 議会も行政も、主権は市民にある ☆すべての行政情報は市民のもの! 市民への情報隠しや墨塗り公開を許さず、情報公開を徹底させよう。★市民に根ざして政策を発信し、行政をチェックできる議会へ。久喜市議会基本条例を作ろう。 ★久喜市路上喫煙防止条例、久喜駅周辺の分煙化と喫煙所の設置も、猪股の提言で6年前に実現しました。 それでも周辺に煙が流れてくるので、煙を出さない喫煙室の設置が課題です。★ |
政治を変える“力” この国の政治を見ていると、ともすればあきらめ気分に追いやられます。しかし私たちは、国家の視点よりも地域と生活・草の根からの住民の発意をこそ大切にしたい。 国の政党系列や組織や団体にしばられない、市民の力をこそ信じたい。 私たち自身のために、子どもたちの未来のために、久喜で市民自治に立脚した市民の政策を実現したい。 憲法をくらしに活かしていく政治、貧困と格差の社会を変える政治、安心して子供を産み育て、安心して老いることができる政治、地球と地域の環境を守り循環型社会を実現する政治、市民の生活に根ざした発想をこそ大切にしたい。 私は全国の市民派地方議員と市民がつくった“緑の党”、政策ネットワーク“地方自治政策情報センター虹とみどり”に参加しています。 市民派・緑派の議員や市民のネットワークで、地域から政治を変える営みを続けます。 なぜ点訳ボランティアを? 20数年前、一人の全盲児童が地域の小学校に入学した時に、点字サークルを作って支援の活動を続けました。どんな障害を持っていても、地域の子どもたちといっしょに育っていける環境を作ることは社会の責任です。 視覚障害者のガイドヘルプや精神障害者の社会参加を援助する活動もしてきて、そこからいろんなことが見えてきます。 人権の問題、差別の問題、タテワリ行政、健常者中心に作られてきた街のあり方…。 人は年をとればみな多かれ少なかれ障害を持つようになります。私たち自身の問題なんです。 行動の力はどこから? 議員は、上から目線で「市民のみなさんのためにやってあげる」のではなく、市民とともに行動するんです。久喜でも、これまで市民自身が発言し行動して行政を動かしてきました。 学童保育の公設化、まちのバリアフリー化、障害児のインクルージョン(包括教育)、放射能から子どもたちを守る取り組みも当事者の行動こそが成果を上げてきました。 そうした市民の声と力を強めていくことも議員の大切な役割の一つです。 身近な市政への第一歩は情報発信からです。 『声と眼』を配っていて、「いつも読んでます」と声をかけられると、力がわいてきます。 |
いのまた和雄のプロフィル 1951年3月、東京に生まれる武蔵大学経済学部卒業 77年、26歳で市議会議員に初当選 98年、市民派地方議員の全国ネットワーク・虹と緑の500人リストに参加。 2012年、《緑の党》結成に参加 合併前の市議会で、活性化対策特別委員会、議会基本条例検討委員会、議会運営委員会の委員長を務め、議会改革・議会活性化・開かれた議会を推進。 久喜市議会会派・市民の政治を進める会代表 市議会議会運営委員会委員、教育環境委員会委員、久喜宮代衛生組合議会議員 市民派議員のネットワーク☆自治体議員政策情報センター虹とみどり、反原発自治体議員・市民連盟、埼玉東部地区政治改革ネット 草の根の運動を市民とともに−− 生協活動や農薬を考える市民運動、障害者の教育権を実現する会、学童保育の運動も 放射能から子どもたちを守る会、原発を考える埼玉の会、九条の会久喜 地域福祉を足もとから−− 久喜点字サークル、埼玉県点訳研究会、ガイドヘルプ、障害者パソコンサポート、精神障害者支援、介護保険の勉強会や介護者サポートの活動も。 久喜市ボランティア団体協議会事務長 ★26歳で初当選から41年。 市議会で年間発言回数トップ、政策提言と実現力もトップ。 ホームページ閲覧数130万回。 駅頭や地域で『声と眼』を配り続け、次号で550号!★ |
久喜市議会議員 いのまた和雄 市政報告『声と眼』548号 2018年 3月 24日 |
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議員の発言回数調査、4年間の集計 |
議会での発言が議員の仕事です 議員の最も重要な仕事は議会での発言です。(1)一般質問は各議員の問題意識に基づいて市政の課題についての質問や要求、政策提言を行います。 (2)議案質疑は予算や条例案に対して問題点を指摘したり改善を求めて、見解をただします。 (3)討論は、議案に対する評価や賛成・反対の理由を述べて自身の態度を表明します。 一般質問は何でも質問できるので活発ですが、議案質疑や討論が少ないのが久喜市議会の弱点です。 議案質疑をほとんどしない議員もいます。 議会は市長と市政に対するチェック機関なのですから、もっと議案をきちんと勉強して議案の審議にも力を入れるべきではないでしょうか。 もちろん発言しさえすればいいというものでもありません。 一般質問に立っても、『○○はどうなっているか』『□□について教えてください』と“聞くだけ”で終わってしまったり、とうとうと演説して持論を述べている内に、質問項目からはずれてしまって『答弁はけっこうです』と言って降壇してしまったり、まるで評論家みたいな発言もあります。 議員はもっと政策的な提案や議論をしていくべきです。 |
【2018年市議選】 選挙費用の公費負担、できるだけ安く 市長選、市議選の費用の一部は税金で負担してもらえることになっています。それぞれ最高限度額が決められていて、候補者カーのレンタル代11万600円、ガソリン代5万2820円、運転手8万7500円、ポスター印刷代55万3600円が上限です。 私はレンタカー(1300cc、普通車バン)を5万6700円(1日8100円)で契約しました。 看板やスピーカー付きで11万円というのもありますが、公費から出るのは車の分だけですから、本来は付属設備のレンタル代は対象外で、厳密に分けなければなりません。 ★議員の中には、公費負担は『限度額以下ならいっぱいまで使っていい』と考えている人もいるらしいが、その財源が税金だという自覚があれば、できるだけ安くあげるのがあたりまえではないか。★ |
【一般質問】 学校給食食材に地産地消の推進を これまで学校給食の食材に地産地消を進めるよう求めてきました。教育委員会では2022年度の久喜産野菜の使用割合を『17%が目標』としており、きわめて消極的です。 現状でも、久喜産野菜は久喜地区ですでに20%、菖蒲地区17%、鷲宮地区でも16%を超えているのに、4年後の目標が17%というのでは、逆に地産地消の後退です。 市内全体の学校給食の久喜産野菜の使用を拡大し、少なくとも20%以上に引き上げるべきです。 教育委員会は『学校給食向けに作付けしている「特別栽培野菜」の生産農家が減少しているので久喜産野菜の使用拡大はむずかしい』と説明していますが、なぜ特別栽培野菜だけに限定するのでしょうか。 地元野菜の使用を特別栽培だけに限っていてはこれ以上は地産地消を推進することはできません。 現状では給食食材の80%以上は市外や県外産(外国産も)を仕入れています。 こうした久喜産以外の野菜を久喜産に置き換えていくよう求めました。 何度も質問答弁を繰り返して、教育部長も最後にようやく『特別栽培以外の久喜産の慣行栽培野菜も取り入れていく。生産者団体と協議していく』と答弁しました。 農業を担当する環境経済部長も『地元で生産された野菜を学校給食に使っていくよう後押ししていく』という姿勢を明らかにしました。 |
【一般質問】 保育所「待機児童ゼロ」早期達成を 久喜市では保育所の待機児童が、2016年度の13名から昨年度は40名に増えてしまいました。しかもこれは厚労省の狭い基準による人数で、実際には保護者が求職活動をしていないと見なされたり、遠くて通えないために辞退した“隠れ待機児童”は100名を超えています。 今年は保育園の新規開設や幼稚園が認定こども園として保育の受け入れを開始するなどで全体の定員が拡大したので待機児童は減少する見通しですが、それでも数十人の待機児童が出そうです。 これまで毎年、全体の保育所定員は拡大してきましたが、特に1歳児、2歳児で“待機”が多く発生し、地域的なアンバランスもあります。 市では、2019年度に「待機児童ゼロ」をめざすとしています。そのために今年度の一般会計予算で、私立保育所施設整備や小規模保育事業開設に対する補助制度を開始してさらに保育所の受け入れ拡大を進める計画です。 しかし一方で、日経新聞社の調査に対しては『2020年度末の待機児童ゼロ達成はやや困難』と回答しています。 生活の不安などから女性の就労もますます増えていく傾向にあるため、明確な見通しを示すことができていません。 昨年、日経新聞社の調査で、久喜市が「共働き子育てしやすい街ランキング」で県内1位と発表されましたが、市民にはそんな実感はありません。 そもそもこれは人口15万人以上の県内11市だけのアンケートで、それ以外の市は調査の対象外でした。評価の基準も公表されていません。 県内で、さいたま市は昨年度には厚労省基準での待機児童ゼロを達成しましたが、久喜市の保育行政の実績が問われます。 |
4月、市議会議員選挙です ●4月15日(日)午後1時半〜 ●自宅前 ■選挙事務所は自宅です。 久喜市青毛1−4−10 TEL 0480−23−2471 ポスター貼りのボランティア募集 その後、午後2時頃から市内に選挙ポスターの貼り出しを行います。組織がないので、みなさんの助けがどうしても必要です。ポスター貼りをお手伝いいただける方、ご連絡をお願いいたします。 ⇒ 連絡先 090-3547-1240(猪股の携帯) ★市長選挙は田中氏と梅田氏の現新対決で、争点は市長の多選の是非と世代交代です。 市議選(定数)には現職、元3、新人6の名が立候補すると予想されています。★ |
久喜市議会議員 いのまた和雄 市政報告『声と眼』547号 2018年 3月 12日 |
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【2月市議会】 学校給食は自校調理方式に転換を求める 2月定例市議会は3月5日に、市長提出議案38件を可決、議員提出議案2件を否決して閉会しました。一般会計予算の最大の問題は、巨大学校給食センターの建設です。建設費は2年間で35億6968万円で、2018年度予算にはその内の9億3599万円が計上されました。 久喜市の学校給食は現在は民間委託センター、直営センター、自校調理方式の3方式で実施しています。 市は財政効率性を最優先にして、1か所で調理するのが平等だと説明し、国内最大規模の1万2000食のセンターを建設して一本化する計画です。 しかし建設後わずか10年の菖蒲センターや栗橋の小学校の自校調理場をつぶしてまで単一センターの建設を強行する必要はありません。 学校給食の理想は自校方式です。試算では市内34校の内、当面必要な20校の自校調理場を10年計画で整備していけば毎年の支出は約6億円ですみ、1/2〜1/3の国庫補助もあります。 私は一般会計予算の反対討論で、『着工前の今ならまだ間に合う。 今後40年間の子どもたちの給食のあり方を決めてしまうセンター建設をやめ、自校調理場の整備を計画的に進めていくべきだ』と田中市長の政治決断を求めました。 |
【2月市議会】 県議会の「原発再稼働意見書」撤回を求める決議は否決された
私は、埼玉県議会が12月に可決して政府に送付した「原発再稼働を求める意見書」の撤回を求める決議を提案し、市民の政治・公明・共産が賛成しましたが、新政の全員が反対して否決されました。 |
1 2月19日の本会議で、6項目の一般質問を行いました。 【一般質問】 新生児聴覚検査助成、新年度中に実現へ
生まれつき聞こえに障害を持つ赤ちゃんが1000人に1〜2人いるとされていて、多くの産院は出生後2〜4日目くらいに検査を行っています。 【一般質問】 街路樹管理の方法はどう変わるのか
樹木管理は冬期に強剪定、夏期は樹形を整える軽剪定が基本とされていますが、久喜では夏も冬も同じ強剪定で行われてきました。 【一般質問】 いきいきデイサービスの待機者解消を
高齢者の介護予防対策として、いきいきデイサービスは市内の小学校区ごとに23か所で実施されています。 【一般質問】 資源リサイクルに民間回収の活用を
市では1月から、国の認定業者であるリネットジャパンと、パソコンを含む小型家電リサイクルの連携協力協定を締結しました。 |
★市議会議員選挙の選挙カーレンタル代(看板やスピーカーは対象外)は市から公費で負担してもらえる。 7日間で6〜7万円が普通だが、10万円以上を請求してくる候補者もいる。 どうしてこんなに?★ |