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久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』398号
2010年 5月 24日
『声と眼』
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主要人事は最大会派でほぼ独占

 5月18日、久喜市議会の初議会が開かれ、議長選挙の後、委員会などの議会構成を決定しました。
各委員会の正副委員長などのほとんどの役職は、事前の予想通りに、議会の半数を占める巨大会派・飛翔の中で分け合い、公明党に2つの委員長を渡して調整がつけられたようです。

 なお、旧久喜市議会では議会運営を1会派に集中させないために、正副議長や議会運営委員会の正副委員長は別々の会派から選出されることが多かったのですが、今回はこれらも飛翔が1会派で独占しました。

代表者会議と委員会の構成
委員長  ●副委員長
政策会議 飛翔 公明党 共産党 無会派
代表者会議 石川 上条 並木 盛永 岸 戸ヶ崎 木村
議会運営委員会(9人) 石川 春山 上条 ●並木 梅田 盛永 岸 足立 杉野
総務財政市民委員会(9人) 新井 内田 井上 上条 鈴木 松村 山田 ●矢崎 石田
環境建設水道委員会(8人) 園部 石川 宮崎 ●鎌田 田島 大鹿 岡崎 杉野
福祉健康委員会 (9人) 富澤 ●並木 梅田 鈴木 盛永 足立 斉藤 渡辺 田村
文教委員会 (8人) ●春山 猪股 柿沼 大谷 青木 岸 戸ヶ崎 木村
予算委員会(16人) 園部 富澤 内田 梅田 ●鈴木 田島 鈴木 宮崎
 大鹿 岸 鎌田
矢崎 戸ヶ崎 渡辺 杉野 田村
決算委員会(16人) 春山 猪股 石川 新井 ●青木 井上 大谷 上条 並木
 柿沼 青木 松村
岡崎 斉藤 足立 石田 木村


一部事務組合議会議員
政策会議 飛翔 公明党 共産党 無会派
久喜宮代衛生組合議会議員(9人) 猪股 内田 梅田 上条 鈴木 大鹿 鎌田 戸ヶ崎 木村
久喜地区消防組合議会議員(9人) 園部 石川 鈴木 並木 田島 青木 岸 岡崎 杉野
広域利根斎場組合議会議員(10人) 春山 新井 鈴木 並木 田島 青木 岸 岡崎 杉野 田村
利根川栗橋流域水防組合(6人) 石川 梅田 柿沼 宮崎 矢崎 石田
北本地区衛生組合(3人) 富澤 青木 鎌田

【この他の主な議会の役職】
政策会議 飛翔 公明党 共産党 無会派
監査委員 盛永
農業委員 内田 盛永 大谷 大鹿
民生委員推薦会委員 梅田 足立
都市計画審議会委員 鈴木 鎌田 渡辺
社会福祉協議会理事 並木
社会福祉協議会評議員 園部
シルバー人材センター理事 春山
青少年問題虚偽会委員 戸ヶ崎
青少年育成市民会議理事 大谷

本会議場の議席
執行部席   議長席  
市長 演壇
  (共産党)
上條 大谷 井上 梅田 質問者演壇 杉野 木村 石田 渡辺
柿沼 盛永 鈴木 田島 並木 鈴木 矢崎 斉藤 (無) 田村 富澤 春山 園部
鎌田 山田 大鹿 宮崎 青木 松村 戸ヶ崎 足立 岡崎 内田 新井 石川 猪股
(飛  翔) (公明党) (政策会議)
傍聴席


正副議長を投票で選出しました

議長選挙
山田達雄(飛翔) 18票 飛翔17人+無会派の田村   
石川忠義(政策会議) 7票 政策会議7人
戸ヶ崎博(公明党) 5票 公明党5人
木村奉憲(共産党) 4票 共産党4人

副議長選挙
鈴木松蔵(飛翔) 17票 飛翔17人
富澤孝至(政策会議) 8票 政策会議7人+無会派の田村
足立清(公明党) 5票 公明党5人
石田利春(共産党) 4票 共産党4人

★最大会派の中で、議長、副議長を4年間で旧4市町で順番に回すために1年交代でたらい回しすることになっているという話が伝わってきたのだが、まさか、ね…。★


臨時議会・全議案と各会派の賛否

5月18、20日に開かれた臨時議会で、合併に伴う新久喜市の基本的な条例など市長提出議案23件、市議会の運営のために必要な会議規則などの議員提出議案3件を可決しました。

全議案と各会派の賛否

猪股の選挙活動費用の収支報告
支出55万円、寄付は16万円

市議会議員選挙、いのまた和雄の収支告書

 5月7日、4月の市議会議員選挙の収支報告を提出しました。
いのまた和雄の収支概要をお知らせします。
市役所の選挙管理委員会で、候補者全員の収支報告を閲覧することができます。


久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』397号
2010年 5月 10日
『声と眼』
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新しい会派構成が決まりました

 選挙翌日の26日に「当選証書附与」、27日には議員全員の初顔合わせが行われ、6日までに4つの会派が結成されました。

各会派の議員・地区
◎代表 ○副代表 ◆幹事長
政策会議 7名 久喜地区/◎石川忠義、猪股和雄、春山千明、新井勝行、内田正、園部茂雄
菖蒲地区/○富澤孝至
飛翔 17名 久喜地区/松村茂夫、鈴木松蔵(自民党)、◎岸輝美、鈴木精一(みんなの党)、井上忠昭(民主党)、宮崎利造
菖蒲地区/○盛永圭子、青木信男、鎌田忠保
栗橋地区/○並木隆一、大鹿良夫、山田達雄、柿沼繁男
鷲宮地区/○上條哲弘、梅田修一、田島行雄、大谷和子
公明党 5名 久喜地区/◎戸ヶ崎博、○岡崎克巳,斉藤広子
栗橋地区/矢崎康
鷲宮地区/◇足立清
共産党 4名 久喜地区/◎木村奉献、渡辺昌代
栗橋地区/○石田利春
鷲宮地区/◇杉野 修
無会派 1名 栗橋地区/田村栄子

 選挙直後から(実は選挙前からだったのですが)、少しでも有利な役職や議会の主導権確保のための熾烈な多数派工作が繰り広げられました。
事前の予想よりも旧町議会からの当選者数が少なかったこともあって、旧町ごとにまとまっていく動きや“町連合”の動きもあったようですが、そこに旧久喜市議会の2会派(市政と改進)なども加わって、最終的に議員全体の半数に達する17名の大会派が作られました。
公明党や共産党を除く25名の内の7割近くの議員がなだれを打ったことになります。
“数は力”とばかりに集まったこの巨大会派が、新久喜市議会の中でどのような役割を果たしていくのか、注目されます。

 合併前の旧“大地”は、5人の内2人が落選しましたが、菖蒲地区の富澤議員が加わり、旧新政議員団の3人も合流して新会派「政策会議」を結成しました。
これからも議会からの政策づくりと議会活性化の取り組みを進めていきます。

★最大会派「飛翔」の多くが自民党員だから党公認の鈴木(松)は当然として、そこにみんなの党の鈴木(精)や民主党の井上もいっしょに加わっているのは、これはもう私の理解を超えている。★


臨時議会で議長選挙、議案審議へ

 18日の臨時議会では、最初に正副議長選挙、議席の決定、委員会や一部事務組合議員の選任、市の付属機関等の委員の選任などが行われます。

 合併後、議会が設置されるまでの間は、久喜市の運営にとって最低限必要な条例等は市長に代わる職務管理者が“専決処分”で決定してきました。
それらの216件の条例と、今後の市政運営に必要な条例等についても審議して決定します。

【議会関係の条例】
市議会定数条例、政務調査費の交付に関する条例、議員報酬条例など

【市の運営に関する条例】
市役所の位置の条例、総合支所条例、情報公開条例、個人情報保護条例、行政手続き条例、監査委員条例、住居表示条例など

【選挙関係の条例】
議員・市長選挙の選挙公営条例、ポスター掲示場設置条例、選挙公報条例など

【財政に関する条例】
市税条例、都市計画税条例、国民健康保険税条例、特別会計設置条例、手数料条例、財政調整基金条例、福祉基金条例など

【職員に関する条例】
職員の定数条例、定年条例、勤務時間条例、育児休業条例、給与条例など

【市民の生活に関する条例】
市民参加条例、市民活動推進条例、審議会等の公開条例、学校設置条例、市立幼稚園設置条例、学校給食センター条例、公民館条例、市立図書館条例、総合福祉条例、ふれあいセンター条例、子ども医療費支給条例、保健センター条例、保育に関する条例、国民健康保険条例、介護保険条例、障害者デイケア施設条例、総合文化会館条例、街路樹管理条例、自然環境保護条例、放置自転車防止条例、都市公園条例、水道給水条例、下水道条例など


市議選挙の結果をどう見るか

市議会議員選挙の開票結果、全候補者の得票と順位(地域)

 4月25日投票の市議選は、夜中の12時過ぎにようやく結果が判明しました。
前回は民主党の井上氏が得票を倍増しましたが、今回はみんなの党の公認を得た鈴木氏がやはり倍増のトップ。
その時々の政党の人気に乗った候補者が強いという結果が露骨に出ました。
政党別では、公明党5、共産党4(1人落選)、民主党1、みんなの党1、自民党1で、社民党の川辺氏は次点でした。

 地域別では、定数34名の中で、久喜地区がちょうど半数の17名、栗橋地区7名、鷲宮地区6名、菖蒲地区4名です。
有権者数との関係を見ると、久喜地区は有権者数では45%ですが議席は50%、有権者数で17%の栗橋が20%の議席を確保したのに対して、有権者数22%の鷲宮が18%の議席、14%の菖蒲が12%の議席にとどまり、旧3町の地区内で激しく票を食い合った結果が見て取れます。

有権者数 12万6174人
投票総数 6万7248人
投票率 53.3%
有効投票 66,475票
無効投票 773票
持ち帰り 2票

政党別得票数
公明党 9790
共産党 7324.8
みんなの党 2780.2
民主党 2103
自民党 1344.6
社民党 1149

いのまた和雄の選挙スタイル
街頭からの訴え 206か所

 私にとって10回目の選挙です。私の選挙運動は運動員がたくさんいて一日中宣伝カーを走らせたり、行列を作って練り歩いたりもしません。
初日のポスター貼りから7日間、これまで私が携わってきた市民運動や住民運動を通じて知り合った人々や『声と眼』の読者が自主的に支えてくれました。
私自身は毎朝8時まで駅頭に立ち、9時から夕方の6時まで宣伝カーを走らせました。
またあちこちの街角に立って市民への訴えかけを続け、街頭演説は7日間で206か所にのぼりました。

 アンプの電源は充電池から取って、演説中は車のエンジンを切ってアイドリングストップしました。
ささやかな取り組みでしたが、環境への配慮は1人でもできることからが大切と思います。

★何人かから『当選おめでとうございます。猪股さんは絶対だいじょうぶと思ったので、家族の票を分けました』と言われて、少々ショック!
 でも素直に喜んでいいのかなと思う。★


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