フランス・バスク地方とピレネー山脈ふもとの村めぐり
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爽やかな秋が訪れた頃、同好の方々とフランス南西部の |
サン・ジャン・ド・リュズ
ボルドーから約170km、 バスでサン・ジャン・ド・リュズと云う大西洋(ガスコーニュ湾)に面し、
ニヴェル川河口に開けたバスク地方の小さな港町です。
川幅は広く船が多く停泊し遊覧船も出ている。街中では観光用の可愛い市内めぐりの電車がある。
市街地はやはり車が多く渋滞も見られたが、殆ど日本製は見られなかった。
海岸は美しい砂浜で海水浴場として夏のリゾート地として賑やかです。
私達が訪れた日はこの季節にしては珍しく34度と暑く泳いでいる人や寝そべっている人もいた。
旧市内は古くからの建物も多く残り、見られる。
ルイ14世がマリアテレサと結婚式を挙げたサン・ジャン・パプテスト教会と住んでいた館が残っている。
今はレストラン等に使われている。
ニヴェル川の対岸には ボレロの作曲者のラヴェルの生家や サン・ヴァンサン教会等がみられた。
↓クリック
ルイ14世の家 結婚式をあげたと云う教会 ![]()
ラベルの生家とサン・ヴァンサン教会 ラベルの家 サン・ジャン・ド・リュズのピーチ 町の大きな市場 左の写真は旧市内から海岸に出る賑やかな通りで
レストランやバー等が立ち並び、
港町らしく魚介類の料理が主で今は生牡蛎や
鱈のシーズンで、ワインと共に人気のメニュー
鱈のソテー
真夏の様に暑くまた時差のせいと、こちらは夏時間なので、8時を過ぎる頃まで明るく
一日がとても長く感じた。夜半より雨になり気温も15度位下がり急に冬支度となる。
今日はこの町より約14km離れたフランスで最も美しい町の1つ、人口2000人以下の小さな村
サールにスケッチに出かける。
緩やかな丘陵地帯に牧歌的な風景が広がり、昔ながらの家並みと良く 溶け込んでいて
なんとものどかである。絵のポイントになる様な所が沢山有り、うろうろと歩き回ってしまう。
サール
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サールに来た日は生憎と雨が降ったり止んだりで 肌寒いくらいのお天気でしたが、 フランス有数のハイキングコースなので、何組かのグループが 歩いていました。丘陵地には羊や馬の牧場も多く 雨に打たれた緑は美しく楽しませてくれました。また特産の 大きな唐辛子が赤い屋根の家の軒先に まるで日本のつるし柿の様に、一杯下がっていました。 |
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丘陵地の羊牧場 | 馬の居る牧場 | |
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バスクのマークの下がった店と特産の店 |
時計台 | |
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サールは昔巡礼宿駅として栄えた町 赤い唐辛子と生ハムはここが特産でそれを使った料理 も多い。赤と緑はバスクの色 ![]() ![]() バスクの紋章 |
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代表的な昔の家並み | 吊るされた唐辛子 |
サン・ジャン・ピエ・ド・ポール
サン・ジャン・ド・リュズから約60km離れたサン・ジャン・ピェ・ド・ポールに行く。
かっては多くの巡礼者達が立ち寄ったピレネー山脈麓の宿場町で今は人口500人位のニヴェル川沿いの
美しい渓谷が見られます。また町中はどの家の窓・ベランダには勿論、橋のてすりや通りの街灯等にも
赤を始め色とりどりの花が一杯飾られているのは本当に見事と思いました。↓クリック
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旧橋 | バイゴリーの橋 | |
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新橋 | ナヴァール門 | |
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美しい花を一杯飾った家 | 昔の領主の家 |
スケッチ
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サン・ジャン・ド・リュズで | ソヴテール・ド・ベアルンで | サン・デ・ド・シェン・バイゴリーで |
アルマ川沿いの景色の見事な町 サン・デ・シェン・バイゴリー に立ち寄りスケッチを楽しんだ。
ソヴテール・ド・ベアルン
ソヴテール・ド・ベアルンは人口1000人位の町である。中世の戦いで半分に 落とされた橋(レジェント橋)や
城壁等が今も多く残り、オロロン川から見上げる フェブ城・ モンレアルの塔・サンタンドレ教会が望め素晴らしい。
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オロロン川から見あげたフェブ城 | レジェント橋の遠景 | ||
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城壁 | レジェンド橋 |