スイス スケッチの旅
(4)
シュタイン・アム・ライン

ライン川の宝石」と形容されている、中世の雰囲気を今も残す町として、スイスのなかで1位いと云われて居る。
11世紀に建てられた「聖ゲオルグ修道院」市庁舎広場前の旧市街、特に広場に面した建物の壁面の装飾画は圧巻である。
それぞれ「王冠の家」「鹿の家」「赤牛の家」等の名前が付けられている。
壁画は聖書や町の歴史から描かれているそうです。

  市庁舎前広場

シュタイン・アム・ラインは一昨年も訪れた所なので、町の様子が分かりやすく、宿泊は前と同じライン川沿いの「クロスターホフ」ホテルから2〜3分で川ベリまで行かれる。ライン川の水にふれて感無量。
連日30度を超える猛暑の為、泳いでいる人がかなり居た。
スイスは農業国で牧場も多く、さすがに乳製品・ソーセイジが美味しく種類も豊富。アイスクリーム・ヨーグルトは抜群でした。
ドイツに近く半分はドイツ語圏で料理も似ていてかなり量が多い。ボーデン湖で捕れた魚も出る。また意外と野菜が新鮮でサラダや
ジャガイモ料理も美味しかった。
日が長く9時過ぎまで明るいので、広場には大勢人が集まって居るのに、お店はわりと早く閉まる。価格もそう安くない。

ライン川に架かる橋 ライン川沿いの風景
カトリック教会 旧市街の壁画が描かれた家
下手門(Umtertor)



スケッチ
       ヨハン教会
ライン川

ムルテン・モラ


シュタイン・アム ・ラインからビール/ビエンヌに向かう途中ムルテン・モラによりました。
この町を築いた領主がツェーリン公である為、ベルンと似ていると云われて居るが、ここは中世の城壁が当時のままの状態で
町を囲むように建っている。危ないような階段を上がると、城壁の窓から町の景色とムルテン湖が見渡せる。
またムルテンは1476年スイス軍がフランスのブルゴ―ニュ公の軍勢を破った決戦地としても有名です。


城壁の窓からの展望

町は観光地として賑わい大勢の人がおとずれて旧市街のアーケードやムルテン湖畔の散策や遊覧船も出ている。
市内は可愛い観光自動車が一時間位で町や湖畔を一周してくれる。
これは面白いのでお勧めです

アーケード街 城壁
噴水前8(ベルンの塔)

スケッチ

  


ビール/ビエンナ

ビール/ビエンナはスイス北西部ジュラ山脈の麓、旧市街に中世の面影をとどめる古都です。
またビジネスの街でもあり、各国から仕事関係で来る人も多く、時計の「オメガ」や「スオッチ」の本社もあります。
私達が訪れた時は丁度季節の変わり時のイベントだそうで、夜中の2時過ぎまで大勢の人出で大騒ぎをして居ました。



中央には悪魔から子羊を守ると云う天使の像がある

今も残る城壁 広場の像
市街の広場 市街

市内には市電・ トローリーバスが運行して居て車も混雑していました。
スーパーは日本の様に24時間営業等なく7時半位には閉まっていた。木曜日のみ9時まで営業するそうでした。
賑やかな街でした。

サンテュルサンヌ

旅の最後に訪れた「サンテュルサンヌ」旅行中はずーと快晴に恵まれましたが、
スイスで30度を超す暑さには驚きでした。
ビール/ビエンヌからバスで約60qジュラ山地に近くドゥー川沿いに古めかしい家並みが続く鄙びたただずまいの町。
川の水は綺麗に澄んでいて大きな魚が沢山泳いで居ました。
暑いけれども川風は心地よく、楽しいスケッチ旅の締めくくりでした。


ドゥ―川と町並みの家

   アステルダム空港
楽しいスケッチの旅も終りチュ―リッヒ空港からアムステルダム経由で成田空港へ戻ってきました。

サンテュルサンヌでスケッツチ

  



旅の最後のお仕上げは何て云ってもお土産でしょう。
その土地特有のものが欲しいです。町のスーパーに行き探します。ハイジのラベルの付いた生ハム・チーズ・ワイン等
スイスと云えば時計でしょう。この街に本社がある
スオッチ・オメガ等はさすがに良い品物がありましたが
高級品はとても高い。でもお土産にはセンスの良いデザインのもの、一寸欲しくなる様な可愛い物が沢山ありました。


 ハイジのラベル
   
    

ソリオの教会にあるお土産屋さん
ここだけにしかないと云って居た
          栗の瓶詰め、ジャム・日本人客が多いらしく
         日本語で書かれていた。