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ヴェスプレーム



聖ミハーイ大聖堂

  ティハ二―から専用バスで約35q。中世の面影が残る町です。
ヴェスプレームはハンガリー最初の司教区が置かれた所としても有名です。
イシュトヴァン王の妃ギぜラは、この町で即位しその後も歴代の王妃達がこの町で
戴冠した由緒ある町です。
城山の高台に静かな旧市街の町並みが続きます。

10月にしては晴天なのに非常に寒く風も強い。しかし大勢の観光者で賑わって居ました。


司教館 高台に位置する旧市街
英雄の門 断崖からの景観
     
 フランシスコ派教会    断崖
     
イシュトヴァーン王とギゼラ妃像      ラーコーツィ通り
 ラ―コーツィ通りからオーヴァーロシュ広場に出て英雄の門に向かう。ここよりイシュトヴァーン王とギゼラ王妃像まで
続くのが城通りです。ここからの景観は素晴らしく白い岩肌の断崖、眼下に広がる町並み等に圧倒され、
歴史の重みを感じさせられます。

エゲル


エゲル城

ハンガリー北東の山々に囲まれたエゲルの町へ来ました。
エゲルには数々の武勇伝が残るエゲル城を始め古い建物が多く、重要文化財の数はブタベスト・ショプロンに次いで
第3位ということです。
またエゲルと云えばハンガリー有数のワインの産地。エゲル産の“雄牛の血”と云う意味のエグリ・ビカヴェールは
ハンガリーを代表する赤ワインです。
エゲル遠景 大聖堂
エゲルの通り ハンガリー動乱の記念碑
 ミナレット(尖塔)     聖フランシスコ派修道士教会
    エゲル川にかかる橋の上でスケッチをして
居た時、近くのお店の人が紅茶をわざわざ
サービスで持って来てくれました。
とても寒かったので、人の温かさが嬉しく
本当に美味しかったです。



ハンガリーのお料理

 
     

どれも具沢山でふんだんに
パプリカが使われている。 

  

面白い看板

ホッロークー



ホッロークーはブタベストの北東約100q、周りを山々で囲まれたハンガリーの古き良き伝統を今に残す情緒漂う素朴な村で、
1987年ユネスコの世界遺産に登録された。この村に住む人々はバローツ人と呼ばれ、木造建築の技術に長けたバローツ人の
家は「バローツ様式」と呼ばれる独自なもの。藁と泥を混ぜて作った壁の上に石灰を塗り、白くするのが特徴だそうです。
軒下には家によって、異なる図柄やイニシャルがくりぬかれて居ます。
村名のホッロー(カラス)クー(石)は伝説から付けられたそうで、村の入り口にも大きな黒いカラスの造形物が飾られていた。
村の背後には標高365mの山頂に13世紀に造られたお城がある。城は廃墟化しているが村からの眺めは壮大で素晴らしいです。

村の家並み 山頂の城
図柄がくりぬかれた家
黒く塗られた木造の教会(14世紀に建造)
住民は大抵黒い服装が多く
写真を撮られるのを嫌う様です。
教会の内部




村を案内する可愛い観覧車

彫刻家・木彫り師の家 芸術家の家 陶芸家の家 パローツ人形博物館 はた織りの家 領主の家 村の博物館等が見学出来る。


スケッチ

  
エゲル

  
ヴェスプルーム(英雄の門)                         ホッロークー