新しく女の子の人形を作ろうと思いその過程をまとめてみました。
       
       今回作り始めたものは大きさ約40cm 10歳位の女の子の関節人形です。
       関節人形としては簡単な方ですが、首・肩・股関節等が自由に動き、
       着物の着せ替えも楽に出来て、立たせる事も座らせる事も抱き人形にもなり、
飾っても可愛い人形です
  1)   始め紙にそのイメージやバランス等を書いてみます。
 2)  用意する物は油土・石膏・粘土・
(原型を作るもの)





油土・ これで最初に
原型をを作ります。



ラドール
普通の石粉粘
型紙
油土で作った原型を
石膏で型抜きしたもの
左は「顔の前後」
ここにラドールをのばして
入れ形にしてよく乾燥します。

3)  手・足も同じようにして形を作ります。
                        顔の目の部分は形をくりぬいて・ガラスの目玉をはめこんであります。

                        全体が出来たら紙やすりで、つるつるになるまで良くみがきます。

      

           4)  頭の上と首には針金をUの字の様に曲げたものをはめ込み丸ゴムでつなぎ
                   胴体に入れた同じ様な形の針金に続けて足も手も丸ゴムを通して全体を組み合わせま
す。
               頭と胴体に入れる針金を曲げたもの
              
                5)  白正絹縮緬をダイロン等の染料で好みの肌色に染め、ボディに貼っていきます。

縮緬を貼り顔に口・眉・をかき、ほほ紅をさしたところ


           6)
  頭に髪の毛をつけます。
           7)  着物・長襦袢・肌襦袢・下穿き・帯・を縫い着せ付けます。
            8)  着物を着せたら手・足の爪に色鉛筆で色を付け髪を整えて出来上がりです。
            人形でも好みがあるらしくなかなかぴったりの古布をを探すのも大変ですが、それも面白いものです。
                                 
                                          着物一揃え

            9)  着物が出来上がり着せ付け、目に睫をつけ髪飾りなどして仕上がりです。

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