■インリアル (INREAL:Inter Reactive Learning and Communication)
は、ことばに遅れのある子どものためのコミュニケーション・アプローチであり、1974年、米国コロラド大学のリタ・ワイズ博士によって開発されました。 ■子どものコミュニケーション能力を伸ばすには、 「人とのより良きコミュニケーション」の経験が大切です。インリアルでは、実際のやりとり場面をVTRに録画し、これを何度も見返すことで子ども側の課題を見つけるだけでなく、関わり手である大人の働きかけについても検討し、改善をはかっていきます。 ■また、子どもは、はなしことばを獲得する以前に、音声や行為によるコミュニケーションの方法を身につけます。インリアルは、そういった ことば以前のコミュニケーションにも着目することで、障害の重い子どもへの指導にも成果をあげてきました。 ■現在、インリアルは全国に広まっており、東京でも1998年に 日本INREAL研究会 の東京支部として、「東京INREAL研究会」 が発足しました。 |