三連休を利用して、お墓参りと親の顔を見ることを目的に実家へ帰省しました。
(と言いながら、しっかりと釣り竿持参)
カミさんと子供たちを家に残し、ひとり帰省となったため、土曜日は早朝釣りにでも行こうかと企てます。
実家で車を借りることができるため、場所は弁天島、御前崎など候補があがったものの、近場の福田港に決めました。
二年前のこの時期、良型のアジやサバがけっこう釣れていたので、今回はサビキ釣り一本勝負です。
6時頃に家を出るつもりが、4時に目が覚めてしまったため、4時半に実家を出発。
5時前には福田港に到着してしまいました。
日中は日差しが出て暖かくなる予報でしたが、さすがに早朝は冷えます。
あまりにも釣れないようであれば車の中に待機することにして、準備を始めます。
周囲はルアーマンが中心で、投げサビキの方もいました。
昨年、周囲がシラスの擬餌針でシコイワシを爆釣していたのを思い出しつつも、東京湾奥と同じトリックサビキで攻めてみます。
しばらく音無の状態が続き、車で仮眠でもと思いましたが、いきなり当たりがあったと思いきや、物凄い引きで左右に暴れます。
3.5号のハリスはあっさり食いちぎられましたが、これで完全に目が覚めました。
数分後、またしても魚信を感じ・・・
6時を過ぎると、連休中ということもあり、車が集まってきました。
釣りスペースに余裕はありますが、60%程度の埋まり具合となり、いよいよ活気が出てきました。
隣の老夫婦もサビキ釣りを始めました。
しばらくするとまたしても魚信を感じ・・・
陽が昇ると、小型のヒイラギの猛襲に苦しめられます。
あっちこっちでヒイラギがポイポイ海へ戻されていきます。
管理人も同様でしたが、たまにある強い当たりはいずれも良型のクサフグでした。
なかなか釣果が上がらないなか、隣のおじいちゃんに話しかけられます。
どうだい、何か釣れたかい?
早朝にコショウダイとセイゴが釣れたのですが、今はヒイラギとクサフグしか釣れませんね。
先週も来たんだけど、小さなサッパが精一杯だったよ、今年はダメだね。アジ?まったく見ないねえ。
去年は良型のサバ、カマス、アジが釣れて、忙しいサビキ釣りだったそうですが、今年はイマイチのようですね。
母親は魚嫌いですが、これはリリースすることができず、お持ち帰りに。
様子を見ていた隣のおじいちゃんもニコニコ笑顔で近づいてきて・・・
やったねぇ、サビキに掛かったヒイラギを喰ったんだろうね。
と解説してくれました。
7時半を過ぎると、水面に魚の群れを確認できるようになりました。
大物が釣れたので心は満たされましたが、アジ、サバは釣れそうな雰囲気がまったくありません。
10時前、子供6人釣れて来たというおじさんに話しかけれました。
釣具屋のおじさんに聞いたら5月からまったく港内に魚が入らず、釣れないよって言われたんですどどうですか?
まぐれでヒラメが釣れたんですが、今はヒイラギとアイゴしか釣れません。
そうですか、イワシも釣れないんですね。子供もいるからどうしよう・・・
と頭を抱えていました。
ルアーマンがヒラメを釣り上げた時は、少し盛り上がりを見せた港内でしたが、いわゆるサビキ釣りのターゲットである、イワシ、アジ、サバは釣れる気配がないので、管理人は10時半に衲竿。
同じく、老夫婦も衲竿となりました。
しかし、ヒラメが釣れるとは思いませんでした。
ヒイラギなどを生き餌に、大物釣りが意外に楽しいかもしれません。