東京湾奥、若洲海浜公園・青海南ふ頭公園での釣行日記 : 2017年8月

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釣行日記


ママカリを食らう


  • 日付:8月25日(金)
  • 時間:16:00〜19:00
  • 天候:晴れ
  • 満潮:6:42/19:08
  • 干潮:0:50/13:06
  • 潮回り:中潮
  • 場所:若洲海浜公園(堤防)


金曜日はマンションの修繕工事立会いのため、午後休暇を取得して13時頃に帰宅。
ほどなくして職人さんが こんにちは、よろしくお願いします。 と来訪。
しばらくボーッとしていたら すいません、作業完了しました。 と声がかかりました。
予定では3日間でしたが、わずか1日半で作業が終了。
職人さんが言うには、後半になると熟練度が増すので作業が早く進むのだとか。
予想以上に早く解放された管理人は、サビキ釣りを楽しむために若洲堤防へ出かけることにしました。

都営バスで若洲堤防へ向かい、16時頃に到着しました。
まだまだ夏休み期間中の学校もあるのか、子供連れのファミリーの姿がちらほら。
皆さんサビキ釣りでシコイワシ、サッパあたりを釣り上げていました。

堤防
堤防の中央付近まではけっこう混んでいました。
400mほど歩けば釣り人はまばらでした。


管理人も同じく今日はサビキ釣り一本です。
虫餌を買う時間がなく、冷凍庫に常備のアミエビブロックがあったということもありますが、サッパの酢漬け作りに挑戦してみたいというのが主目的です。
ですから今日はアジでもシコイワシでもなく、狙いはサッパです。
インターネット上ではとても美味しいと評判のサッパの酢漬け、酢の物嫌いの管理人でも食せるのか、一度作って食べてみようと興味が沸いたのです。

いつもどおり夜光タイプのトリック仕掛けで攻めます。
すると、飽きない程度にシコイワシが釣れます。
市原でも館山でも釣れていたシコイワシですが、若洲がいちばんシコイワシの魚影が濃く、型が良いのは不思議な感じがします。
サッパが本命なのですが、この日は30分に1匹のペースで、サッパが掛かると危うくガッツポーズが飛び出しそうになりました。
周囲ではヘチ釣り師が良型のシーバスやクロダイを釣り上げていましたが、関係ありません。

シコイワシ
シコイワシはとにかく釣れ続けるので、途中で打ち止めとしました。

サッパ
サッパはなんとか5匹・・・


3時間かかりましたがサッパも釣れたことだし、サビキ釣りを楽しんだ管理人は衲竿。
19時35分の都営バスで帰りましたが、やはり平日は混雑しますね。
一人乗りの座席で正解でした。

シコイワシは頭と内臓を取り除き、醤油、酒、すりおろした生姜に30分着けて、片栗粉をまぶして揚げ物に。

唐揚げ
これは想像通りの味でしたが美味しかったです。


サッパも頭と内臓を取り除いたら、塩をまぶして臭みをとります。
1時間ほど寝かしたら、酢で塩を落とし、酢にひたひた漬けて1日冷蔵庫に。
翌日、汚れの浮いた酢を捨てて、新しい酢で漬けて、再び1日冷蔵庫。
生姜、昆布も入れておきました。

酢漬け
そしてサッパの酢漬けが出来上がりました。


酢に漬けたことで光沢があり、確かに光り物と言われるだけありますね。
それでは一口・・・

・・・
・・・
・・・

うーん、なんて言うんだろう、素直にやはり酢の物はダメだ・・・
カミさんも食べてみたいと言ってくれたのですが、自信がなかったので、責任もって自分で食べ、お裾わけはなし。
とりあえずお試し分量でよかったなあと思いつつ、残念ながらサッパはリリース対象魚のままとなってしまいました。

初館山


  • 日付:8月22日(火)
  • 時間:14:00〜16:00
  • 天候:晴れ
  • 満潮:4:26/17:46
  • 干潮:11:06/23:23
  • 潮回り:大潮
  • 場所:館山港


夏休みも終盤を迎えました。
石垣島では台風の影響もあり、あまり遊べなかったという苦い思い出もあり、火曜日は休暇を取得して館山へ行くことにしました。
日帰りなので、天気が悪ければキャンセルできるので、今回は気楽です。
館山へ行く目的は今年最後の海水浴ですが、館山市のホームページを調べてみると、ほとんどの海水浴場は遊泳期間が20日までとなっていました。
というわけでガイド付きのツアーに参加すれば、安全に泳げるだろうと、沖の島のシュノーケルツアーに参加することにしました。
もちろん釣り道具も持参します。

天気予報のとおり、当時はとてもよい天気で、風もありません。
申し分ない天気ですね。
朝6時に出発したのですが、年甲斐もなく前日はあまり寝付けず、睡眠時間3時間です。
行きは特に渋滞もなく、途中君津で休憩をはさみつつ、二時間で到着しました。

沖ノ島
遊泳期間は終わっているはずなのに、家族連れが多いです。
皆さん普通に泳いでいました。
海の家もひとつ営業中でした。

駐車場

無料の駐車場はすでにこんな感じでいっぱいです。
管理人たちはシュノーケリングツアーの駐車場に停めました。



遊泳期間外なので、監視員もいませんし、クラゲネットも外されているのではないかと思います。
いわゆる自己責任での遊泳になるのでしょう。
それでもたくさんの人が海水浴を楽しんでいました。

管理人が参加したツアーは「海の鑑定団」というNPO法人が主催しているツアーです。
つまり、料金もかなり安いと思います。
浅いコースと深いコースがあり、本当は深いコースへ参加したかったのですが、3年生以下は深いコースへの参加ができないため、浅いコースに申込みました。
シュノーケリングツアーではありますが、一からやり方を教えてくれる感じです。
2.5時間のツアーですが、実質海に潜っているのは20分程度だったと思います。
浅いコースだったこともあり、基本的にはスズメダイとイソベラが中心でした。あとは大量のウニですね。

5年生の長男は途中で飽きてしまいましたが、2年生の次男にはちょうどよかったと思います。
普通に泳いで行けるポイントだったので、次回は道具を揃えて自分たちでも行けるかなと思いました。

お昼ご飯を済ませ、次に向かったのは館山港です。

館山港
もちろん目的は釣りです。


いわゆる砂揚場で、近くでは作業者が重機を使って作業していました。
作業者さんは近くにいた釣り人たちを追い払っていました。(仕事の邪魔になるので当然ですが・・・)
そんな光景を見ると、次回来た時にこの港も竿を出せるのか疑問ではあります・・・

こじんまりした港で釣り人も地元のおじさんが中心のようでした。
サビキ釣りで小魚狙いといったところでしょうか。
目の前には有名な自衛隊堤防が広がっていました。
本格的な釣りであればこちらがオススメですが、今日は家族連れですので館山港を選択しました。
ただし、トイレはありません。
近くのコンビニで借りるしかありませんが、 トイレのみのご利用はご遠慮ください。 と張り紙がありました。

本当はあまり手を汚したくなかったのですが、ちょい投げで釣れるのは・・・

サビハゼ
小さいサビハゼと・・・

クサフグ
クサフグばかりなので・・・


仕方がないので、手堅くトリックサビキを用意することにしました。
コマセを撒くと、シコイワシの群れが行きかい、わらわらと無数のメジナの子供が集まってきます。
これだけでも子供たちは興奮気味でしたが・・・

地元ではイワシミンチをコマセに使うのがセオリーのようですが、アミエビブロックでもシコイワシは釣れました。
ただし、本牧に比べると少しサイズが小さいです。
擬餌針への喰いがよくない印象がありました。

メジナ
たまに小メジナが釣れたりすると子供たちは喜んでいました。


管理人もせっかく館山へきたので、色々と試したかったのですが、子供たちの世話で手一杯。
あっという間に2時間が経過して衲竿になりました。

ネコ
噂は耳にしていましたが、猫が多いです。
お裾分けを期待しているようです。


渋滞情報を見ると、首都高速の空港中央から副都心にかけて渋滞中。
首都高速はお盆期間中より、お盆明けの方が混雑します。 という事前情報通りでした。

木更津ジャンクションでこのまま館山自動車道を突き進むか、アクアラインを渡るか判断に迷いましたが、いつものようにアクアラインを選択。
続いて湾岸環八で湾岸道路へ出るか、このまま首都高速を走り続けるか迷いましたが、こちらも無難に首都高速を選択。
渋滞に巻き込まれましたが、その時間は30分程度。
何がいちばん良い選択だったのかは分かりませんね・・・

イワシ
睡魔に襲われつつ、持ち帰ったシコイワシの下処理をしました。


館山はものすごい遠いイメージがありましたが、車で二時間程度です。
秋にはゆっくり来てみたいなと思います。

初市原


  • 日付:8月12日(土)
  • 時間:15:30〜18:30
  • 天候:晴れ
  • 満潮:7:17/20:02
  • 干潮:1:34/13:41
  • 潮回り:中潮
  • 場所:市原海づり施設


土曜日、市原へ行く用事がありました。
15時から19時まで待ち時間となることが事前に分かっていたので、その時間は以前から訪れてみたかった市原海づり施設へ行くことにしました。
お盆時期ということで入場規制も覚悟のうえ、代わりに竿が出せそうな場所もリサーチしたうえで、現場へ向かいます。
釣果はサヨリとイワシが中心ということだったので、サヨリ狙いに定め、仕掛けを用意。
高速道路の混み具合が心配でしたが、特に渋滞に巻き込まれることなく、15時過ぎに現地へ到着しました。

市原海づり施設は無料の駐車場があります。
収容台数は85台とのことで、もちろん満車です。
ただし、有料ではないので、迷惑が掛からない程度に皆さん駐車しているといった感じでした。

釣券が必要になるので、大人ひとり920円で購入します。
21時まで営業しているので、17時からのナイトパスだと安くなります。
ここで予約用紙に名前を記入している家族連れを発見。
やはり入場規制中なのかと思い、 すみません、入場規制中ですか? と係員に尋ねたところ、
いえ、釣竿をお持ちであれば入場できますよ。
どうやらレンタル竿の順番待ちだったようです。

入口で釣券をカードホルダーに入れ、首に掛けます。
釣券がないと桟橋で釣りができませんので、見学者との区別を付けるためでしょうか。

渡り通路
市原海づり施設は護岸がないので、渡り通路で桟橋へ向かいます。

桟橋

桟橋が見えてきました・・・
入場はできたものの、人、人、人ですね。



見た感じ、本牧海づり施設の沖桟橋の1.5倍程度といった感じです。
護岸がないので、全体の収容人数としては、本牧よりも少ないはずです。
やはり沖側は人気があるようで、満席状態です。
ただし、施設側はひとりであれば入れるスペースがチラホラ。
家族連れの隣に入れさせてもらいました。

桟橋
分かる人には分かると思いますが、閉塞感の漂う桟橋となっています。


午前中はイワシの回遊があったようですが、干潮時間帯でまったく当たりがないようです。
海面にはクラゲがフワフワ浮いていました。
桟橋のほとんどの方がサビキ釣りです。
5%程度がベテラン風釣り師のヘチ釣りといった感じでした。
管理人はシーバスロッドに工房浦安のサヨリ仕掛けを装着します。

桟橋
景色はこんな感じで、本牧と何だか似ていますね。



サヨリ針にジャリメを付けて、何度もキャストしていきます。
1時間ほどまったく当たりがなく、厳しいなあと思っていたところ、餌を啄むような感触が・・・
水面を確認すると、決して大きくはありませんが、サヨリの魚影を確認できました。
針掛かりはしませんでしたが、桟橋から20mほど前方でサヨリの群れが行き交っているようでした。

こうなるとやる気もヒートアップ。
ひたすらキャストを続けていると、海面がバシャバシャと音を立てて、サヨリが掛かりました。

サヨリ
待望のサヨリ、20cm弱とまだまだのサイズですが嬉しい一匹。


その後、当たりが連発するも情けないことに針掛かりせず。
3.5号針では大きすぎたのかもしれませんが、単純に腕の問題でしょう。

18時を過ぎた頃、桟橋にイワシが回ってきたようで、一気に活気づきます。
暇そうにしていた隣の家族連れにもイワシが鈴なりで楽しそう。
お母さんは 何?全部持って帰るの?食べれるの? と冷静。
イワシを追いかけてセイゴなんかもサビキ仕掛けに掛かっていました。

18時30分、お迎えの時間が近づいたため、衲竿。
釣果はサヨリわずか一匹だったため、場所を詰めてくれた隣の家族に贈呈しました。

帰る際、本牧とは異なり係員から釣果については尋ねられませんでした。
というわけで、ホームページに記載されている釣果報告はかなりアバウトかなという印象です。

翌日、ホームページを見ていると、 現在、入場規制中です! と記載がありました。
入場規制中の場合はホームページにアップされるようです。

さて、都民の方は本牧、大黒といった海づり施設がありますので、市原へ来ることはそれほど多くないのではないでしょうか。
実際、入場料は20円ほど市原の方が高く、釣れる魚種も本牧の方が多い印象です。
一方で、市原は桟橋に手洗い場やタモが用意されているといったグッドポイントもありました。
食堂や売店はまあ同じようなレベルですかね。

とにかく久しぶりにサヨリが釣れてよい釣行になったことは間違いありません。
最近、若洲などでも釣れることがあるようなので、今年の秋は二年前のサヨリ祭りを期待したいですね。

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