東京湾奥、若洲海浜公園・青海南ふ頭公園での釣行日記 : 2017年7月

 :ホームページのご意見・ご感想はこちらまで 
   専用フォームからお願いします

釣行日記


再び石垣島


  • 日付:7月28日(金)
  • 時間:16:30〜18:00
  • 天候:晴れ
  • 満潮:10:17/23:02
  • 干潮:4:21/16:45
  • 潮回り:中潮
  • 場所:サザンゲート下


今年の夏休みは三年ぶりに石垣島旅行となりました。
三年前は初めての石垣島で勝手が分からず、とりあえず竹富島観光などを楽しみましたが、今回は子供たちの要望もあり、マリンスポーツ中心。
管理人は前回、早朝釣りに挑戦したものの、ロッドを折り、睡眠不足に猛暑が堪えた苦い経験を糧に、釣りは最小限と心に決めました。
気になる天候は、しばらく降水確率40%が続いていたものの、出発三日前に晴天予報へ回復。
ルンルン気分で準備を進めていると、出発前日にフィリピン沖で台風が発生・・・
天気予報も悪化する一方でしたが、台風の進路は定かではないので、あまり気にせず出発当日を迎えます。

荷物になるのは嫌だったので、釣具はスーツケースに入る程度。
不足したら現地調達です。
竿は2.7mの小型の万能磯竿1本。子供たちが釣りに興味を示したら、こちらも現地でレンタルする計画です。

リムジンバスで羽田空港に向かい、順調に手荷物検査場へ。
ここで、手に持っていた釣竿がアウト!!
すみません、60cmを超えるものは機内に持ち込めないので、専用ケースに入れてください。 と呼び止められました。
これは盲点でした。
家族とは別行動で、手荷物預かり所で専用ケースに入れてもらいます。
わずか74cmの釣竿一本ですが、とても大きな専用ケースでした・・・

搭乗口で家族と合流するとカミさんが 釣具ケースのニッパーが検査場で持込不可だったから捨てたよ。 と報告が・・・
その他、ルアー、小バサミ、釣り針などは大丈夫でした。
あまり気にしていなかったのですが、前途多難な旅の予感です。

空路は暇でしたが、前回と違い石垣島直行便だったので2時間30分ほどで到着。
息子たちは 耳が痛い、痛い。 と辛そうでした。

空港
今回はトヨタレンタカーなので、お迎えのバスを待ちます。

空港

石垣島は晴天でした。これが続けばいいのですが・・・



一日目

レンタカーでとりあえず宿泊先を目指します。
石垣島中心街を抜けて、今回の旅でお世話になるのは、ロイヤルマリンパレスです。
前回は名蔵地区に宿泊したのですが、今回はより中心街に近いホテルを選びました。

ホテル
中心街から車で10分ほどです。

ホテル

外観はこんな感じで、リゾートマンションをホテルにした感じです。

児童公園

広々した公園が隣接しています。シートノックができそうな広さです。


インターネットではあまり評価が良くなかったのですが、特に不満は感じませんでした。
内装が汚いとか書き込まれてありましたが、海辺のホテルはたいてい潮風にやられてしまいますからね・・・
唯一あげるとすれば、WiFi完備なのですが、ブチブチ切れます。
まあそれもたいした話ではありませんが・・・
チェックインを済ませて一息ついたら繁華街へ向かいます。

石垣港
車を走らせて離島ターミナルへ来ました。
三年前と変わらない風景です。


離島ターミナルは観光客でいっぱいでしたが、特に中国人が多かったですね。
忘れられない味、マリアシェイクを購入し、飲み干します。

繁華街を散策したあと、予約した居酒屋へ。(お酒は飲みませんが・・・)
とにかくこの時期の石垣島は観光客でいっぱい(管理人もそうですけどね)なので、予約は必須です。
すし太郎というお店にしました。

石垣牛にぎり
石垣牛のにぎりは子供たちに好評でした。
5貫1000円ですから安いですね。
管理人が電話で話していると、お皿からお寿司が次々と消えていきました・・・

まぐろのにぎり

石垣島といえば鮪も有名です。これは間違いないです。

グルクンの唐揚げ

地の物ということでグルクンの唐揚げも注文しました。
これはあ〜なるほどと言った感じです。


お腹もいっぱいになったところで、バンナ公園へ向かいました。
目的は八重山蛍と星空鑑賞です。
しかし、予想以上の暗さに子供たちはビクビク・・・
途中で装備万全のツアー客と合流し、ちゃっかり後を付いていきます。
茂みにはハブなんかもいました。

あと10分ほど歩けば蛍が見えますよ〜 というガイドの案内。
ここで家族と相談し、このまま山林を夜釣り用ヘッドライトひとつだけで進むのは危険と判断して引き返すことに。
蛍は見れませんでしたが、夜空はとても綺麗でした。
次回は家族全員にヘッドライトを装備させて来てみたいですね。

ここで管理人の携帯が鳴ります・・・
明日のシュノーケリングツアーの業者からで、台風が近づいているため、ツアー中止の連絡でした。
話を聞くと、できないことはないが、昨年秋からサンゴの白化現象が進み、ほとんど死滅してしまったそうです。
そのため、サンゴ礁を見るためにはかなり沖のポイントへ行かなければならず、その場合、 かなりのうねりが予想されるから船酔いが心配だ。 ということでした。

なんだか切ない気持ちを抱えつつ、一日目は終了。
早々にプランが崩れてしまいましたが、さて、明日はどうするか・・・

二日目

台風が近づいているとはいえ、今日も晴天です。
進路は北上するも、台湾方面にそれて、石垣島直撃はなくなりました。
とはいえ、徐々に波が高くなる予報で、明日から天気は崩れるようです。
遊べるのは今日までかな・・・

朝食
朝食を食べながら今日の予定を考えます。
朝食はバイキング形式でしたが、おかずも種類が豊富で美味しかったですよ。


サンゴ礁を見るためには沖へでなければならないが、波が高く、うねりがあるのでムリ。
カミさんは船に弱いので、なるべく近場でアクティビティを探していたら・・・
フサキビーチで手軽に1時間シュノーケリング、5分でポイント到着!!というツアーを発見。
すぐに電話したところ、9時はいっぱいだが、10時には空きがあるとのことなので、予約をして、水着に着替えて出発!!

フサキビーチ
フサキビーチはフサキリゾートというホテルに隣接しているのですが、宿泊者以外でも利用できます。
サンセットビーチとしても有名なようです。

フサキビーチ

桟橋があるのですが、ここの先端で釣りをしている人数名。
釣り竿レンタルもあるようです。
聞けば小魚中心ながら、サヨリも釣れるそうです。


受付に行くと、本日台風対策のため、11時にビーチを閉鎖します。という張り紙が・・・
今日は11時で遊べなくなっちゃうんですか?
はい、シュノーケリングツアーも今日は10時で終了です。
まさにギリギリセーフ。

ツアーは本当に5分ほどでポイントに到着。
どんなものかなと思っていたのですが、想像以上に魚がいっぱいでした。
残念ながら白化したサンゴが海底に広がっていましたが、わずかながらクマノミも見ることができました。

ガイドさんによると、やはりここ数年海水温が異常に高い状態が続いており、周辺のサンゴはほとんど死滅してしまったとのことです。
台風が来れば海水が混ざり、水温が下がるので、サンゴには悪くないのです。皆さんにとっては最悪だと思うのですが・・・ という話を聞いたときはいろいろ考えさせられてしまいました。

ツアーが終わると、スタッフさんたちは台風対策に備えて、クラゲネットを外したり、重機を動かしたりと忙しそうでした。
管理人も子供たちに魚を見せることができて一安心。

続けてお昼ご飯を食べに、高台にあるジェラート屋へやってきました。

ミルミル本舗
ミルミル本舗というジェラート屋さんです。
石垣空港にもお店があります。

ミルミル本舗

こんな感じで綺麗な風景を眺めながら飲食ができます。


石垣牛ハンバーガーとのセットを頼みました。
ハンバーガーは分厚くて食べごたえがあります。
ですが、ボソボソしていて、管理人は正直、バーガーキングのハンバーガーの方が好きです。

ここで小休憩というわけで、いったんホテルへ戻ります。

子供たちは涼しい部屋でしばしゲーム。
カミさんは買い物へ行きたい店をインターネットで物色。
管理人はホテルの前の海で竿を出すことにしました。

ホテル前
石垣島特有の遠浅の海です。

ルアー

とりあえずワームで攻めることにしました。


40分ほど試しましたがノーバイトでした。
時折、海面がバシャバシャしていましたので、魚はいたはずです。

ホテルへ戻り、家族とお出かけです。
カミさんは市街地でショッピング、管理人は息子たちと引き続き釣りになりました。

カミさんを離島ターミナルで降ろして、向かったのは釣具屋さん。

島つり具
石垣島 つり具で検索すれば必ずヒットする、島一番の釣具店です。


釣具屋さんでは仕掛け、餌付きで一日レンタルが800円〜用意されており、1セット借りることにしました。

仕掛け
この辺りで釣りをするなら胴付を一番オススメされました。

オキアミ
エサは少々大きめのオキアミです。

サザンゲート下
釣具屋さんの前が漁港なので、ここで釣りをすることにしました。


すると、愛想のよい地元の子供に話しかけられ・・・
どこから来たんですか?
東京だよ。
うわぁ、東京から来た人今日で6人目です。
と、驚かれてしまい、ここら辺で釣りしている人はほとんど観光客みたいですね。
何か釣れるか聞いてみると、 釣れますよ、さっきトカジャーが釣れました。
と、大きいカワハギを見せてくれました。

苦労して持ってきた磯竿は長男、レンタル釣具で管理人が釣りをする予定でしたが、次男坊が予想外にやる気を見せて、竿を離しません。
というわけで管理人はふたりの後方支援に集中することにしました。

しばらくすると長男が 当たったかもしれない・・・ と言うので、リールを巻くと・・・

ハゼ
とても綺麗なハゼが掛かっていました。
嬉しい三年越しの石垣島初釣果です。


ガンガン当たりがあるわけではありませんが、それなりにあるようなので、子供たちは楽しそう。
隣の観光客がカラフルな魚、チョウチョウウオを釣りあげて釣り場も盛り上がり・・・
30分もすれば飽きるかと思いきや、カミさんに電話して延長申請です。

しばらくすると、次男の竿に強い当たり。
興奮した次男が慌ててリールを強引に巻いてハリスが切れて痛恨のバラシ。
先ほどの少年が歩いてきて・・・ 今のは多分ミーバイです。 と一言。

次男の仕掛けにオキアミを付けて、錘の着底までが管理人の仕事です。
地元の少年にすすめられたポイントで、仕掛けを落とすと、いきなり当たりがありました。

タマン
タマンの子供だそうです。ポイントを教えてくれた少年に贈呈しました。


このあとも当たりはあるものの、針掛かりせず。
レンタルセットは3号針でしたが、少年に言わせれば、この辺りの魚は口が小さいから2号で十分とのことでした。
時間切れで釣り終了です。
一日レンタルセットは24時間なので、明日の16時まで有効とのことでしたが、台風が接近しているので、返却することにしました。

買い物を終えたカミさんをピックし、帰りはマックスバリューへ。

刺身
スーパーで売られている刺身もクオリティが高いので、充実した晩ご飯になります。


夜に明日のツアー会社から電話があり、やはりこちらも中止の連絡。
今回、事前に申し込んだふたつのツアーはいずれも参加できず・・・
今日はなんとか場をつなぐことができましたが、明日はいよいよ厳しいそうです。

三日目

常に天気予報とにらめっこの旅行となりました。
予報通り台風の直撃は避けられましたが、朝から暴風です。
子供たちにシーサー作りなど体験系のアクティビティをすすめるも、興味を示さず・・・
外は風が強いですが、雨は降ったり止んだりでしたので、カミさんと相談してビーチへ向かうことにしました。
三年前に訪れた穏やかな底地ビーチなら散歩くらいできるんじゃないかなあという期待です。

車を走らせて北上していると、空が晴れてきました。
一時的だと思いますが、外出して正解だったかな・・・

底地ビーチ
底地ビーチに到着しました、誰もいません・・・


監視員さんは常駐していて クラゲネット外してあるから気をつけてね〜 とやんわり注意がありました。
ぴちゃぴちゃ水浴び程度であれば問題ないようです。
子供たちはヤドカリ集めに没頭していましたが、管理人はボーっと海を眺めていました。

1時間ほど遊んだところで、天気が急変し、いよいよ豪雨になりました。
限界を感じ、着替えをして引き上げることに。
帰りに暖かい八重山そばを食べてホテルに戻りました。

結局、その後はとても外で遊べる天候ではなく、ホテルに缶詰。
たまに雨が弱くなる時間帯があり、ホテルの前の公園でキャッチボールなどをして過ごしました。
帰りの飛行機が飛んだだけマシですかね・・・

今回の旅行で改めて思ったのは台風のリスクですね。
夏である以上、こればかりはどうしようもないのですが、滞在中にも突発的に台風10号が発生するなど、以前と比較しても台風発生率が上昇しているような気がします。
さらに、驚いたのは三年前から急速にサンゴが死滅しているという点です、しかも広範囲にです。
サンゴ礁を見るためには、かなり沖へ移動しなければなりませんが、時化がないときなど、好条件が前提にあり、船酔いの心配も別途ありますね。

近場でも十分に魚は見れるのですが、以前までの綺麗なサンゴ礁は見ることができません。
こうなると、伊豆や館山でもあまり変わらないよね・・・って話になってしまいます。
もちろん島の雰囲気は温かみがあるのですが、ココストアはすべてファミリーマートに変わってしまったし、普通に大型スーパーも24時間営業ですし・・・

なんだか愚痴っぽくなってしまったのですが、三年後はいろいろ再検討したいと思います。

赤潮


  • 日付:7月14日(金)
  • 時間:14:00〜18:30
  • 天候:晴れ
  • 満潮:7:20/20:42
  • 干潮:1:51/13:56
  • 潮回り:中潮
  • 場所:本牧海づり施設(沖桟橋)


6月は釣行へ出かけませんでした。
今振り返ると特別忙しくしていたわけではありませんが、あまり釣りに行きたい気分になりませんでした。
7月になると徐々に色々な魚種が釣れ始め、釣り場もいよいよ激混みになってきます。
夏休みに入ると平日も混むようになるので、その前にアジ狙いで本牧へ行くことにしました。

海の日がある三連休前の金曜日です。
昨年のこの時期、本牧で大型アジが2匹釣れたよい思い出があります。(午後は記録的豪雨に見舞われましたが・・・)
今日は午後から休みがとれたので、カーシェアで14時頃現場に到着しました。
風が強くなるという予報通り、風速10m弱程度の風。
旗がバタバタと音を立てていました。

沖桟橋
沖桟橋の護岸側はガラガラ、沖側も意外に空いていました。


朝からシコイワシが好調なようで、アジもポツポツ釣れているそうです。
管理人はサビキ釣りでアジ狙いですが、風が強いことを想定し、3m弱の磯竿を選択。
沖桟橋では特に小回りが効くので、扱いやすい長さです。

赤潮
噂通り、赤潮の影響だと思いますが、潮はとても濁っていました。
しかし、釣果にあまり影響はない様子・・・


ほとんどの沖桟橋の釣り人はサビキ釣り。
ごく一部に投げ釣りです。
管理人はトリックサビキを選択しましたが、擬餌針の方と半々といったところでしょうか。

風は正面(南風)というより横からの風です。
釣り場が空いており、広々使えるのであまり気になりません。
周りの方は鈴なりでシコイワシが掛かるようですが、管理人の竿には反応がイマイチ。
釣れても10分に1匹という頻度です。
イワシの型はよく、大きいもので15cmに迫るものもあり、お刺身でいただけそうです。
型の大きいものはお持ち帰りすることにしました。

16時頃から上げ潮が影響したのか、アジが釣れ始めます。
擬餌針で置き竿にしている人が連掛けしたりと、モヤモヤの時間が続きます・・・
シコイワシの反応も相変わらず良くないので、仕掛けを交換することにしました。
朱塗タイプを利用していたのですが、いつもどおり夜光タイプへ変更したところ、シコイワシの食いが良くなりました。

というわけで、管理人も丁寧に探ってアジを狙います。
しかし、どのタナもシコイワシの猛攻にあい、なかなか釣れません。
18時を回り、少し焦り始めます。
左隣の方もアジを連掛けしています・・・

諦めかけた時、ようやくシコイワシとは違う当たりがあり、20cmほどのアジが釣れました。
もっと釣りたかったけれど、残念ながら時間切れで衲竿。

アジ
釣りの楽しさを再確認させてくれた一匹となりました。


気が付いたら右隣の人が釣れたシロギスを並べていました。
その数20匹ほど。
今年はシロギスに期待できるかも!?

アジはフライにしましたが、すべて子供たちの胃袋に。
シコイワシは全部捌いたところで、なんとなく違和感を感じ、サヨウナラしました。
真夏は釣り場で干物が一番かもしれませんね。

冒頭でも触れたとおり、夏休みシーズン突入のため、次回の本牧は秋になりそうです。

>>先頭に戻る