この秋最後の遠征ということで前回に引き続き内房へ行ってきました。
行き先は保田よりもさらに先、富浦です。
富浦は館山自動車道の終点で、ほぼ館山に近い位置にあります。
ただし、保田から車を15分程度走らせれば富浦なので、すごい遠いという印象はありませんでした。
どんな釣り場なのかほとんど情報は持ち合わせていませんでしたが、いわゆる漁港という雰囲気の中で釣りを楽しみたかったので、最後の夏休みは少し冒険してみることにしました。
とはいえ、最低限の情報は耳にしたい。
インターネットで公開されている情報は古いものが多く、あまり当てにならないので前日近所の釣具屋さんに電話をしてみることに。
すみません、明日富浦新港に行きたいのですが、最近何が釣れていますか。
クロダイですね。投げ釣りならシロギス、ウキ釣りならメジナ、ウミタナゴ、サビキ釣りならイワシ、コハダです。最近アジ、サバは釣れていませんね。
そうですか、サヨリは釣れないですかね。
サヨリも見ないですね。カマスなら回遊していますよ。
今年は全体的にサヨリが不漁なのかな・・・、去年が異常だったとも言えますが残念です。
というわけで、再び投げサビキに挑戦しつつ、投げ釣りでしっかりとお持ち帰りを確保する作戦にしました。
前方5mまでは敷石が積まれているので、5m〜7m付近を狙います。
周りの皆さんも投げサビキ、ウキ釣りですね。
ルアーでカマスを数匹キャッチしている方もいらっしゃいました。
ウミタナゴを交わしつつ、投げサビキで攻めていると当たりがあり、なかなかの引き。
そして7時30分を過ぎたところから、当たりがなくなります。
どうやら湾奥で利用している一般的な擬餌針が見抜かれているように感じます。
シンプルなウキ釣りの方は釣果を伸ばしているようでしたが、釣れるのは小メジナばかり。
たまに地元のおじさんが様子を見に散歩にやってきます。
調子はどうだい?
東京から来たのですが、あまり釣れません。
東京から来たの!?それなら館山に行ったほうが良かったんじゃないの?
と言われてしました・・・。
気を取り直して投げ釣りにシフトチェンジ。
はじめはすべてリリースしていたのですが、このままでは御土産がなくなりそうだったので、良形はお持ち帰り対象に。
場所を変えたりしてみましたが、投げても投げても、メゴチ、メゴチ、メゴチ・・・
たまに強い当たりがあってもヒイラギ・・・
というわけで休憩がてら散策することに。
周囲には何もありませんので(自動販売機はあります)カミさんの作ってくれたおにぎりが助かりました。
200m先では海鳥が群がり水面の魚を啄んでいました。
そしてボイルも何度か起こっていました。
200m先ですがね・・・
しかし後が続かず、掛かるのはメゴチのみ。
期待された成果を残すことはできず、あえなく16時30分に衲竿となりました。
う〜ん、今回も難しかったですね。
投げ釣りはそれなりに対処できるのですが、サビキ釣り、ウキ釣りはまだまだ経験が不足しています。
エサ取りがいない湾奥ではあまり鍛えられないのかな・・・
とりあえず秋の遠征は終了です。
先週の本牧に続いて今回は内房へ遠征してきました。
新しい場所に冒険してもよかったのですが、一年ぶりに吉浜埋立地(保田)で竿を出すことにしました。
昨年は小物ばかり釣れて、持ち帰りはおじさんからもらったシロギス一匹でした。
アオリイカやカワハギの魚影が濃く、回遊魚よりも底物が安定していました。
のどかな雰囲気で久しぶりに投げ釣り中心に楽しみたいと思います。
先週同様、自宅を5時に出発し、カーシェアリングで保田へ。
首都高速・館山自動車道はスイスイで途中、君津PAで休憩をとります。
鋸南保田ICを6時過ぎに出て、吉浜埋立地には6時15分頃到着しました。
まず、投げサビキと投げ釣りの準備を進めます。
去年同様、足元には無数のマイクロフグが遊泳していて、今か今かとエサを待ち受けています。
投げサビキは10mほど投げ、投げ釣りは30m〜50m投げ込みます。
投げサビキはまったく当たりがありません。
タナは底近辺から色々変えてみましたが、成果が出ません。
投げ釣りは広範囲に探りを入れてみると、大きめな当たりがありました。
引きがけっこうあります、これはハゼと明らかに違う・・・
二匹魚が掛かっていました。
砂地が中心で所々岩礁エリアもあるようです。
根掛かりも稀にありますが、仕掛けがいくつも必要なわけではありません。
やはりアジ・サバの回遊魚よりも底物の方が安定しているようです。
投げ釣り中心にシフトし、数分粘っていると・・・
シロギスが釣れるのが確認できたので、やる気も一気にアップしました。
陽が出てから徐々に活性が上がり、ヒット率が上昇します。
10時をまわると家族連れも増えて、カワハギが釣れていました。
サビキ釣りはなかなか難しいようで、皆さんマイクロフグの猛攻に苦戦していました。
そして、休憩がてらしばらく置き竿にしていたら、強いが当たりが竿先に。
なかなかの強い引き、シロギスとも違う・・・
模様からしてオオモンハタかな。
ハタは口から魚を吐き出すと、噛み砕かれたイトヒキハゼが出てきました。
どうやら、まずイトヒキハゼが掛かり、置き竿にしていたところ、そのハゼにハタが食らいついたようです。
25cmと子供サイズですが、せっかくなのでお持ち帰りさせて頂くこととしました。
シロギス、メゴチも釣れたし、意外なゲスト、ハタも釣れたので昼休憩に。
少し歩くと「おどや」というスーパーマーケットがあるので、食料品も困りません。
昼食後は気分を変えてテトラ帯へ。
管理人も再度投げサビキに挑戦です。
テトラ帯はマイクロフグがいない代わりに、ニキシベラの猛攻にあいます。
常連風のおじさんは50mほど遠投して、アジ、メジナを釣りあげていました。
なかなか見事なものです。
管理人は少し油断していたところ、浮きをテトラに引っ掛けて回収不可能になってしまったので、無謀にも投げ釣りに挑戦。
中通し錘でぶっこみ釣りをしてみることにしました。
30mほど投げると根掛かりもなく、すぐに当たりがありました。
再び、埋立地側へ戻ってきました。
釣り人も増えて、皆さんアオリイカを狙い、エギを投入していました。
その後、ポツポツとシロギスを追加しましたが、15cmに満たなかったので全てリリースしました。
16時30分にジャリメが尽きたところで衲竿としました。
帰りは予想通り空港中央〜大井で渋滞がありましたが、18時30分には帰宅できました。
吉浜埋立地はこじんまりしていて良い釣り場です。
気楽に楽しむなら投げ釣りがよく、回遊魚はどちらかという専門的な釣りになります。
テトラ帯で遠投投げサビキに挑戦するか、ルアーで攻めるか。
埋立地では団子釣りでクロダイでしょうか。
底物以外を釣る場合は、マイクロフグ、あるいはベラの猛攻を交わす技術は必須ですね。
また、大物狙いのぶっこみ釣りも面白そうなので、また冬に来てみたいと思うのでありました。
あと一日休みがあるけどどこに行こうかな〜
日本列島に長いあいだ居座っていた秋雨前線が消えて、ようやく行楽シーズンが到来しました。
夏期休暇がなかなか取得できずに余っていたので、今月は遠征月間にしたいと思います。
というわけで、まずは前回春の釣行で大雨に見舞われた本牧へ出かけることに。
アジやイワシの回遊があり、週末は尋常ではない混み様なので、平日にゆっくりと釣りを楽しみたいと思います。
今日は一日曇りの予報ですが果たして・・・
自宅を5時に出発し、カーシェアリングで本牧へ。
首都高速は順調で特に事故も渋滞もありませんでした。
40分後に本牧へ到着しましたが、駐車場には既に車がいっぱい。
そして入口には行列ができていました。
6時に入場開始。
皆さんゆっくりと進み、トラブルなく入場が行われました。
大半の方は沖桟橋へ向かいますが、ルアーマンは護岸、常連風の方は渡桟橋へ向かいます。
管理人は良型アジ・サバを釣りたかったので、沖桟橋へ。
沖側がやはり人気なので、かなりなペースで埋まっていきますが、なんとか釣り座は確保できました。
空はどんより曇空。
そして8m以上の風が吹き付ける・・・
肌寒いです・・・
管理人はハリスも針も大き目、錘はメタルジグ20グラムを使用しました。
周囲はシコイワシがポツポツと釣れ始めます。
そして、たまに20cm程度のアジが釣れていました。
管理人の仕掛けにもシコイワシ・豆アジが掛かることがありましたが、回収している段階で針から落ちていきます。
9時過ぎ、干潮を迎えてしばらく何も釣れなくなりました。
早めの昼食をとることにして小休憩。
昼食後、今日はあまり良型が釣れなさそうなので、3号のトリックサビキへ仕掛けを変更。
11時を過ぎてからシコイワシと豆アジの回遊があり、入れ食い状態になります。
しばらく釣れ続け、シコイワシは全てリリース。
豆アジも10cmを超えるものだけお持ち帰りとしました。
15時を過ぎて満潮時間帯からまたお休みモードに突入。
良型狙いに切り替えようかと思いましたが、体が冷えてきたので衲竿としました。
楽しかったのですが、シコイワシと豆アジはもういいかな・・・
来週は一年ぶりに内房へ行ってきたいと思います。
9月は記録的な雨続きでしたね。
特に週末になると天気が崩れて、本格的な釣りシーズン開幕だというのに、歯がゆい一ヶ月でした。
雨であれば本牧も空くのかと思えば、7時頃には駐車場が満車になっていますし・・・
天気が悪い中、激混みで釣りは嫌だな・・・近場は相変わらずサッパしか釣れないし・・・
なんだかんだで10月になってしまいました。
日曜日は久しぶりに朝から晴れるということだったので、釣行を計画。
本牧は平日にゆっくり行くことにして、若洲堤防の様子をうかがうことにしました。
投げ釣りはたいした釣果が期待できないので、サビキ一本勝負。
シコイワシと豆アジ狙いです。
もちろん開場は6時なのですが、夏に来た時はもう開いていました。
釣り人もけっこう集まってきて、皆さん なんだ、まだ開いていないのか・・・ といった顔を浮かべていました。
6時10分前に巡回のおじさんがやって来て、門を開錠してくれました。
どうやら開場時間は当番の人によるみたいです・・・
堤防の中央付近で釣り座をかまえ、トリックサビキの準備をします。
釣り人はサビキ釣り多数、ルアーマン10%、ヘチ釣り10%といった具合でしょうか。
開始早々、当たりがありました。
予想通り、サッパが掛かっています。
今日はサッパをお持ち帰りしないので、掛かってはリリースをひたすら繰り返します。
タナを変えたり試しましたが、サッパ、サッパ、サッパ・・・
油断していると仕掛けが絡まるので、気も抜けません。
7時30分頃、ようやくサッパとは違う当たりがあり・・・
しかし、後が続かず・・・
結局、二匹しか釣れませんでした。
8時30分を過ぎたあたりからポツポツとシコイワシの群れが回ってきました。
サッパ、サッパ、サッパ、シコイワシ、サッパ、サッパ、サッパ、シコイワシ、サッパ・・・という感じです。
管理人は釣れなかったのですが、サビキ釣りでコショウダイがたまに掛かっていました。
8月下旬から晩秋にかけて若洲では釣れますが、最近よく釣れているそうです。
隣の老夫婦は これは美味いんだよ〜 と言いながらクーラーボックスへ閉まっていました。
干潮近くの潮止まりとなり、いよいよサッパの顔も見飽きたので衲竿としました。
去年の今頃はサヨリの群れが若洲に入り、ちょっとしたお祭りになっていました。
サバもよく釣れました。
今年は今のところ静かな秋ですね。
9月の大雨が影響しているのでしょうか・・・
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