2月は余りの寒さに、釣りのことは忘れていました。
3月に入り、少しずつ暖かくなってきました。特に今日の予報は気温が上昇し、昼間は長袖一枚の日和になるとか。
それならばと、自転車釣行を決意。なるほど、早朝の冷え込みは覚悟の上でしたが、あまり寒くありません。
7時過ぎ、若洲海浜公園に到着しました。久しぶりの光景が目の前に広がります。
まだまだカレイ師の姿があり、一人で竿5本並べている人もいました。
しかし、家族連れや学生たちが釣り場に戻ってきており、8時過ぎにはだいぶ混雑してきました。
9時過ぎ、隣に初老のカレイ師がやって来ました。
立派な投げ釣り専用竿を3本、次々と100m近く遠投していました。
管理人の万能竿が少し照れ笑いをしているようでした。
このお方、ベテラン釣り師のようで、顔見知りが多いようです。
どうしたの〜、来てたの〜
最近、一ヶ月に一回しか来れないからさ。
堤防を歩く人、声を掛けていきます。
気がつくと、カレイ師の溜まり場になっていました。
昨日見た?釣り番組。ヒラマサ。
あれさ、ほとんどやらせだろ。
だいたいさあ、後ろからしか映さねえじゃん、カメラ。
お酒も入って、大盛りあがり。というより言いたい放題。
俺の孫は、ばあさんとはお風呂に入らないんだ、俺としか入りたがらないからさぁ。3人も交代で入れてたらのぼせちまいそうになっちまったよ。
最後は孫の自慢合戦でした。
管理人はそんな話を聞きながら、ポカポカ陽気にウトウトしながら、一向に垂れない竿を眺めていました。
12時過ぎ、予報通り横風が強くなってきました。
すると、カレイ師が竿を片付け始めました。
管理人が様子を伺っていると、目が合いました。
カレイ師は話しかけてくれました。
こんな風じゃあやる気がしないから帰るよ。
そうですか、今日はカレイ狙いだったんですか。
そう、カレイ。堤防の先で25cmが2枚あがったみたいだよ。
管理人が本格的に投げ釣りを初めたのがつい最近で、いつかカレイを釣ってみたいと言うと、色々と教えてくれました。
最近はキャスティングが真っ直ぐ飛ばず、狙いがずれるという悩みまで打ち明けてくれました。
今日は暖かくて良い気分転換になりました。釣果の方は予想どうりでした。
キャスティングはだいぶマシになってきたような気がします。
周りの人はというと、ごくまれにハゼ。あと、隣の学生くんたちがアカエイを釣り上げて盛り上がっていました。
3月中旬の若洲堤防、まあ、こんなものでしょう。大きな期待をしてはいけません。
>>先頭に戻る