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鉱物ギャラリー(あ行)

鉱物や岩石を画像で公開します。現地で採取するときの参考にしてください。
私は2005年から主に四国内の鉱山跡を訪ねています。地元の方と知り合えたり、新しい発見があったりでとても充実しています。一緒に行きたい方はメールして下さい。
お問い合わせは、 fe26-co27-ni28-cu29-zn30@ymail.plala.or.jp (事務局)までどうぞ!

あめんぼあかいなあいうえお~。・・・気が滅入るときは屋上で発散しましょう。
ただいま6標本を展示中です。


2021年9月20日(月)
アルセニオシデライト1

 山口県美祢市の山上鉱山で採取されたもの。砒素を含んだ菱鉄鉱のようだが、しっかりした和名がないらしい。やや濃い褐色の結晶が見られる。


2021年9月20日(月)
ウチュクチャクア鉱1

 島根県津和野町の豊稼(とよか)鉱山で採取されたもの。銀やアンチモンなどからなるレア鉱物である。小さいが灰鉛色の結晶が見られる。
 由来は、この鉱物が発見されたペルーの鉱山名である。余談ながら、この名称は覚えにくいので仲間うちでは「ムチャクチャ鉱」と呼んでいる(笑)。


2021年1月29日(金)
黄鉄鉱3
(パイライト)

 高知県大川村の白滝鉱山にて採取した物。画像の母岩中に四角い金色の結晶が含まれている。この産地ではしばしば良品の黄鉄鉱結晶が採集されていたが、最近ではかなり難しくなった。
 キースラーガーに胚胎されたり、結晶片岩に含まれる場合がある。表面が錆びると褐色になるが、趣があるために拾っていく。表面に微量の針鉄鉱または鱗鉄鉱が生成すると、赤・緑・青などの色が付いて見栄えがする。ありふれた鉱物だが、私たちを楽しませてくれる。


2020年9月28日(月)
黄鉄鉱2
(パイライト)

 根太山鉱山にて採取した物。画像では暗くてわかりにくが、赤黒い母岩中に金色の結晶が見て取れる。保育社の鉱物図鑑にも掲載されている古典的な標本で、これを切断して磨けば同じような物になる。
 ズリを掘り返しても腐ったような石ばかり。かなり陰気な場所なので気が滅入りそうになるため、複数で和気あいあいと行った方がマシ。


2020年9月28日(月)
黄鉄鉱1
(パイライト)

 愛媛県の根太山(ねぶと)鉱山にて採取した物で、灰色でケイ酸成分が多い母岩の表面に小さな結晶が見られる。ほとんどが六面体であるが、十二面体に近い物もある。
 鉱物としては大した物ではないが、四万十帯ではないのに浅川型キースラーガーに酷似している。現地にズリも残っているが、標本としての質はあまり良くない。


2021年1月29日(金)
黄銅鉱1
(キャルコパイライト)

 愛媛県の市ノ川鉱山にて採取した物。市ノ川と言えば輝安鉱(アンチモンの鉱物)が世界的に有名で、ここに来る人は皆それが目的である。しかし、それ以外の鉱物に目を付けると、意外にも多くの鉱物を産出している。
 黄銅鉱は組成式CuFeS2でありふれた鉱物だが、市ノ川でも少量産出する。しかし、母岩のごく一部に見られるだけで見栄えのする標本はかなり少ない。これは市ノ川礫岩を割った面に黄銅鉱がびっしり付着している良品である。迷わず拾ってしまった(笑)。この日は輝安鉱以外の石ばかりを採取した。


2001~2005年



1996~2000年



1991年~1995年


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