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ギャラリー(風景・お気に入り)
私は2005年から主に四国内の鉱山跡を訪ねています。地元の方と知り合えたり、新しい発見があったりでとても充実しています。一緒に行きたい方はメールして下さい。
お問い合わせは、 fe26-co27-ni28-cu29-zn30@ymail.plala.or.jp (事務局)までどうぞ!
四国内外で撮影した好みの画像を展示しています。


2023年12月26日(火)
晩秋の一乗谷(2)


 朝倉の城郭があった高台に登った。谷の南北を見渡せる絶好の位置だ。小道には赤いじゅうたんが敷き詰められている。まるで赤く染め上げられた和紙のよう。手で触ると、自身も赤く染まってしまうのではないか。

 どこまでが道なのか、どこからが池なのか。枯山水には水はない。ただしっとりと濡れているだけ。これ全体が落ち葉アートだ。製作者は木々と雨と土。そして、この季節だ。

 谷を見下ろす。まだ緑が濃い。しかし、水路の水には明るさがなくし~んと静まり返っている。まもなくここは白きものに閉ざされ、しばしの眠りを迎える。誰もそれには抗えない。また春に来よう。








2023年12月25日(月)
晩秋の一乗谷(1)


 戦国武将の朝倉一族が本拠地としていた福井県の一乗谷。故あってここを訪れた。季節はもう冬に近く、雪に一歩手前の氷雨が降る寒い日のこと。

 よみがえった当時の街並み。程よく古びた白壁に橙黄色の葉がよく似合う。昨夜の雨で落ちた葉にもまだ生気が感じられる。

この銀杏の大木もほとんど葉が落ちてしまった。黒く逞しくうねるような根っこに鮮やかな黄色がまとわりつく。落葉帰根。葉に宿った命は再び根から木に戻る。








2023年5月1日(月)
たたらの里の紅梅


 奥出雲の春は、梅と桜と椿が同時に咲く。東北では3つの春が来たと言って、三春などと呼ぶ地方がある。それはさておき、・・・見事だ。

 新緑の時期とも重なり、互いが相手の色の補色となるためか、遠くからも目立つ。それを知ってか知らずしてか、田んぼのあぜ道にまるで境界のように植えたのは、先見の明があると言えよう。

 今は何も言わず、ただそれを愛でるのみ。また来年も来ようか。








2022年11月24日(木)
昼下がりの公園と・・・

 昼食後に散歩・・・。天気が良くて気持ち良い。ベンチに腰掛け、文庫本・・・と思いきやスマホで読む。実にモダンな光景だ。

 午前はアクセを作ってた。ペリドのストラップだ。古代エジプトでは太陽の石とよばれた。石言葉は「夫婦愛」。何とも小恥ずかしくて照れる。




2022年11月3日(木)
紅葉の季節です(5)


 11月3日の文化の日は晴れの特異日。だけど、山の方はちょっと雲が多かった。雲量が7割までは晴れだそうだから、強ち間違っているわけでもない。

 見ノ越を過ぎて東祖谷の方に降りたところ。ここにも駐車所があるけれど、見ノ越から山頂を目指すより標高差がある。謂わば玄人(くろうと)向けの登り口である。

 ここから登ればじっくりと紅葉が楽しめる。今日は雨は降らないから、余計な心配も要らない。がんばって登ってきてくれ。私は行かないけど。








2022年11月2日(水)
紅葉の季節です(4)


 枯れ木が目立ってきた山と手前の木々を合わせてみる。淡黄色から黄色を経て橙色、そして茶色へとグラデーションのように色が変わっていく。これも味わい深い。

 向こうの山の砂防堤も紅葉に囲まれている。鳥取県の大山(だいせん)で撮ったときと似ている。思い出してしまった。手前の赤色と奥の黄色や緑色の対比がきれいだった。






2022年11月1日(火)
紅葉の季節です(3)


 標高が1300mを超えた。ついに紅葉と同じ高さになった。見ノ越へと続く国道の先も織る錦である。赤や黄色だけではなく、それらが絶妙に混ざり合った色が流れている。

 特にお気に入りの場所を切り取ってみた。この画像だけでも10種類以上の色が見える。本当にちょうど良い時期に来たものだ。

 山頂部はすでに紅葉を終えている。褐色や灰色になっているが、ここにも10種類以上の色が見える。枯れてもなお、私たちを魅了して止まない。






2022年10月31日(月)
紅葉の季節です(2)


 旧木屋平村から登っていく。垢離(こりとり)の地名が残っている。垢取りとは襦袢のこと。馬に乗っているとき、汗が付かないように鞍などに掛けた布という意味がある。

 一の森の峰の一つが彩られている。ふっくらして柔らかそうで、まるで毛糸で編んだ絨毯みたい。今日はあいにくの曇り空だが、一瞬だけ差し込む陽光を照り返して紅葉が鮮やかになる。






2022年10月30日(日)
紅葉の季節です(1)


 久しぶりに剣山へ行って来た。絶句!雄大な眺めだった。分け入っても分け入っても彩りの山。原色ではなくいくつもの色が混じっている。

 パステル画でもなく油絵でもなく水彩画でもない。見事としか言いようのない光景が広がっていた。

 まずは足元のススキ野から見てみよう。白い穂が綿雪のように揺れる。あと1ヶ月でここも雪だ。






2022年4月23日(土)
2つの紅斑


 寒天の原料となる天草(テングサ)は海藻で、赤いから紅藻類と言われる。牟岐町沖の出羽島の港でよく干しているのを見かける。同様の仲間に紅斑(ベニマダラ)という藻類がいる。

 それの仲間が内陸の河川、つまり淡水域にもいることを子どもから知った。・・・確かに赤いな。淡水紅斑(タンスイベニマダラ)と言い、地方によっては準絶滅危惧種に指定されるほど珍しい藻だ。

 何の因果か、これを調べる手伝いをさせられている(ふう~)。でも面白い。上の画像2枚は県内A地点。下の2枚は県内B地点。どちらも新発見らしい。互いの距離は50km以上離れているから、どうやってそこに棲みついたのか興味深い。

 水に濡れると赤みが増してきれい。黒っぽくなっているときもある。乾燥すると赤紫色や褐色になる。もっとレアな和泉石皮かもしれない。








2022年4月3日(日)
桜の季節です(5)


 青空に映えるしだれ桜。飛行機雲が一筋流れていった。緑の草原に映えるしだれ桜。一つひとつの花が小さい袋のようだ。

 鯉のぼりが泳いでいた。春と初夏とが同居している。これもこの季節しか見られない光景。






2022年4月2日(土)
桜の季節です(4)


 遠くからも目に入る桜の洪水。あの山の上にはどんな光景が待っているのか。もちろん行ってみた。

 道の両側は桜に隠れて見えない。至る所に桜・さくら・サクラ・・・。桜の向こうにも桜がある。桜を通して桜を見ている。






2022年4月1日(金)
桜の季節です(3)


 濃い桃色もある。黄色い菜の花との対比が美しい。これぞ「春」って感じだ。

 川向こうの集落も「春」に囲まれている。毎日お花見でうらやましい。






2022年3月31日(木)
桜の季節です(2)


 こっちの高台にもしだれ桜の群生。薄桃色の津波のように波打っている。まだ落花はない。今が一番良いところ。

 屋根瓦がキラリと光っている。桜に埋もれそうな小屋もある。本当にこの季節は目に入る物すべてが美しい。






2022年3月30日(水)
桜の季節です(1)


 道端に大きなしだれ桜。屋根のように丸く覆い被さっている。雨が降っても大丈夫かな?

 薄桃色の屋根の下に入ってみた。枝が柔らかくしなっている。日よけにはなりそう・・・。






2022年1月2日(日)
陽の差す石段を登る


 散歩からの帰りがけに石段が光っていた。この日のこの時間にちょうど太陽が真っ正面に来る。ファインダー越しに虹色に光ってまるで光の道のよう。このまま太陽へ向かって歩いて行けそうな気がした。

 振り返れば自分の影法師。足が長い長いあしながおじさんになっている。轍は自分の後にできる。後世のために今自分のできることをしよう。






2022年1月1日(土)
元旦を彩る花と紅葉


 初詣に出かけた。いつもと違って余り有名でない神社に行った。どこに行っても神様は見守って下さるから同じこと。

 椿の赤い花が咲いていた。鳥居の手前にもその向こうにも。暦の上でもまだ春は遠いのに。最高気温は一けた。最低気温は氷点下。パラパラとあられが降ってきた。

 色づいたカエデが残っていた。これが最後の一本のようだ。うすく緑色が残る黄色い葉っぱ。見上げれば橙色の葉と朱色の葉が織りなす錦。しばし見とれていた。






2021年12月24日(金)
ぱんだパンダ大熊猫PANDA


 クリッとした目が愛らしく、どこでも大人気のどう猛な生き物。笹には殺菌作用があるから、そういう物を主食にするということは、その作用が必要だということ。

 でも、白と黒と緑が映えてよく似合う。毛並みがモフモフだ。さわってみたい!






2021年12月23日(木)
離陸

 アドベンチャーワールドに着いたとき、ちょうど白浜空港から飛行機が飛び立とうとしていた。やや傾いた西日の中で白く浮いて見えた。

 イルカショーは終わっていた。観客席には誰もいなかった。入口から覗いてみると、スタッフが相棒と一緒に練習していた。斜陽の中で黒い胴体がギラッと光った。




2021年12月22日(水)
紀の川の一日

 日が出た頃、紀の川にうっすらともやが湧いてきていた。ほとんど音がしない静かな朝だった。夕日が照りつける九度山。まだ残っている紅葉がさらに赤く染まっていた。




2021年11月23日(火)
ほとんど怪奇な月食(2)


 今夜の月はほとんどが欠けて、ほとんど皆既月食に近い部分月食だった。赤い月が家の影からこちらを覗いている。枝の向こうからも、ニタ~と笑った月がこっちを見ている。まるで魔物の目のようだ。

 否、そうかもしれない。古来より月は死の象徴だった。特に月食は不吉とされ、生け贄を捧げた国もあった。国王の身代わりに殺された人もいた。

 暗い広場が突然明るくなった。ライトのように見えるがアレは何だ?!まさかUFOか?・・・しばらくしてヒトは誰もいなくなった。後には自転車だけが残されていた。








2021年11月22日(月)
ほとんど怪奇な月食(1)


 枯れ枝に赤い実が付いている。下の方が白くて紅白の玉のようだ。

 ほんの少し時間が経つと、その実が枝から離れて落ちていく・・・みたいに見えた。しかし、また次の瞬間には再び枝に戻っている。何と不気味なことか・・・。

 今日は夜景を撮りに来たのに・・・。夜に枝のすき間から世間を覗くと、不思議な光景を目にすることがある。人智では計り知れない。






2021年9月19日(日)
留紅草と風船蔓

 残暑厳しいなか、簾に巻き付くのは小さい赤い花と涼しげな緑の丸袋。どちらも北アメリカ原産だけど、和の雰囲気にとても馴染む。

 もっと繁茂すればグリーンカーテンになり、見るだけでなく植物そのものが直射日光を遮り、本当に涼しくしてくれるという。来年はもっと早くからしてみようかな。




2021年8月31日(火)
里山のため池


 長雨がようやく止んで、また真夏の暑さが戻ってきた。しかし、直射日光の照りつけの中にも、少しだけ風の涼しさが感じられる。

 ため池はずっと濁ったまま。だけど、その中では生き物たちが活発に動いている。トンボもアメンボも生きているんだ。

 湿原に生える草が陽光に映えてまぶしい。斜めになってきた日の光に、得も言われぬ寂しさを感じてしまった。ほのかに秋の気配がする。






2021年8月11日(水)
高野への小さい旅


 真夏なのにここだけ赤い紅葉があった。何か不思議だ。真新しい門の傍にすっかり地衣類に覆われてしまった木の柵があった。これも取り替えないのだろうか。でもこのままが良い。歴史を感じるから・・・。

 紀の川から高野山に向かう古道がある。それを使わずに国道や県道を走ると、真っ暗なトンネルがあった。向こう側はまぶしい緑に包まれている。昔の誰かが現れそうだ。否、それは自分自身かもしれない。






2021年8月10日(火)
紀伊水道を渡る


 徳島港からフェリーに乗って和歌山に渡るのは久しぶり。用がないと行かないから当たり前。でもどっちにも吉野川があるから、何か親近感がある。ああ、向こうは紀の川と呼んでいるけれど・・・。

 南へと続く高速道路を見ながら船は外洋へ。淡路島から渡る離島の沼島(ぬしま)を横目に。そして、紀の川河口の大橋が見えると和歌山港に着くのはもうすぐ。






2021年7月28日(水)
雲の辺りの寺


 緑の楓に陽光が当たって輝いている。人がいてもいなくても緑がまぶしい。

 蝉時雨がうるさいはずなのに、なぜか不快にもならず風景に溶け込んでいる。人がいてもいなくてもそこで鳴き続ける。

 高原の花々も今が盛り。人かいてもいなくてもそこで咲き誇る。






2021年6月19日(土)
高原の紫陽花


 湿った大気が吹き当たってくる。地面も草木も身体も濡れている。でもじめっとした感じはなく何か清々しい気持ちになる。吹きっさらしの高原は下界のしがらみを取り去ってくれるようだ。

 咲いたばかりの新鮮な青色のアジサイ。これから太陽や北風にもまれながら、赤や紫に七変化していくことだろう。青の諸君よ、その短き生涯に一瞬のきらめきを持て!






2021年5月15日(土)
雨上がりの西の峰


 地面が濡れている。土も落ち葉も石も、何もかも濡れている。こういうときは何も拾わない。ただ辺りを見回せば、いつもと違う光景を目にする。

 ああ、とうとう梅雨入りか。空気が洗い流されて最もきれいになる季節だ。空の青さはしばらくお預け。大地の緑を楽しもうではないか。






2021年4月14日(水)
眠谷の桜花


 当てもなく山道を走っていて見つけた。

 観光地化された人造の桜林より、普段は見向きもされない自然に生えた樹木が好みだ。この木もこの花を付けたときだけ見てもらえる。






2021年4月13日(火)
小便小僧とミツマタの花


 岩の上にも何十年・・・。ずっとここに立っている。危なくないのだろうか。祖谷温泉を見ている。

 道端にミツマタが咲いていた。丸っこくて遠くから見ればタンポポの綿毛みたい。これだけ密集した群落は初めて見た。

 春は花の季節だ。
 






2021年4月3日(土)
上勝の桜花


 どこもかしこも桜だらけ。それがどれもこれもキレイだから、テンションが上がりっぱなし。

 ここまで育つのにどれくらいの季節が過ぎたのだろう。言葉もなくただただ圧倒されっぱなし。今年は桜の当たり年でした。
 






2021年4月2日(金)
勝浦の桜花


 ひな祭り会場からまだ先の集落に行って見た。山のあちこちで薄桃色が湧きたち、「ここにいるよ」とアピールしている。本当に今が真っ盛り。

 枝垂桜(シダレザクラ)も満開だった。桜花が流れ落ちるように垂れ下がる。まるで滝のようだった。






2021年4月1日(木)
ルナとチェリー

 一昨日は満月だった。珍しいことに春霞もなく、丸い月が煌々と夜空を照らしていた。餅をついているウサギが、桜の間からもよく見えた。
 うちで飼っているハムスターが「ルナ」で、黒犬が「チェリー」だ。この時間でもまだ起きていた。




2021年3月31日(水)
公園の桜花


 人出が少ないと言うが、そんなことはない。やっぱり春という季節は私たち日本人を桜の元に誘ってしまう。西部公園の桜も今満開。白から桃色を経て赤みの強い品種まで、まるでグラデーションの洪水だ!

 気の早い花びらが2枚3枚と、ひらひらと舞い降りてきた。コップに浮かんだそれをグイッと飲み干したのはナイショ。
 






2021年3月30日(火)
山頂の桜花


 いつもの年より2週間は早い。けれど、そんなこと気にせず、ただ桜を見てそれを愛でていれば良い。

 電波塔の回りも神社の境内も、どこもかしこも薄桃色に覆われている。この時期だけのワンダーランドに入り込んだ。
 






2021年3月4日(木)
眉山の春花


 メジロのチチチッという声に誘われてやって来た。春はそこまでやって来ている。

 今日は3つの春を見つけた。梅・椿・桜。あとは桃があれば完璧!
 






2021年2月17日(水)
雪中梅


 突然の雪に見舞われた。花開いてた白梅がさらに真白になっていった。でも雪のコートを纏っていると何だか温かそうに感じてしまう。

 吹雪の中でもじっと耐えて春を待つ。その姿に脱帽した。
 






2020年4月7日(火)
苔の林道を歩く


 曇っていた空が明るさを取り戻し、灰色の山が緑を取り戻していった。ぽつぽつと咲く白い花は山桜か。誰も見る者がいなくても毎年そこで咲き続けるのだろう。

 山の裏に入ると砂利道が一面の緑だった。昨年から誰も通ったことがないのか、かすかに残る轍と獣の足跡だけ。これは私たちだけが体験できた奇跡・・・。
 






2020年3月31日(火)
さくらさく、桜咲く

 ただ一本で私の目を虜にしてしまった。青い空と緑のコントラストが抜群だった。

 桜の錦(にしき)。群落と周りの木々が、その若芽が、その新緑が、そして古木や枯れ木までもがグラデーションとなって、私の目を楽しませる。




2020年3月17日(火)
奥山の春先

 青い天をめがけてすっくと立つ。何者にも邪魔されず、己が信念を貫き通すかのよう・・・。

 足下にはフキノトウ。冷たくて暗き土中から暖かく明るき世界へようこそ。




2020年3月17日(火)
千本の木立

 春はすぐそこまで来ているはずなのに、森はまだ静まりかえっている。

 でも木立の影を追っていくと、落ち葉の下から小さな命の息づかいが聞こえた。

 陽が昇り、森が目覚めていった。




2020年2月29日(土)
白の韓国岳

 積雪は少ないが、寒波襲来で樹木が凍っている。霧氷だ。こんな南国で見られるとは思わなかった。行ってみたいが、登山するには寒すぎるだろう。

 若い頃にはあの頂まで登っている。今はそこまで気力と体力が保たない。年を取ったなあ。時の流れの残酷さにおののいてしまった・・・。






2020年2月28日(金)
青の大浪池

 青い目のような真ん丸いカルデラ湖だった。周りを火口壁の断崖が取り囲み、この水を決して逃さぬようにしているかのようだ。

 この日は風が強かった。湖面にもさざ波が立っている。人気のない静けさの中、躍動する自然が溢れている。






2020年2月16日(日)
琵琶湖の夕暮れ

 突堤のアーチに水鳥が泳ぐ。湖西の山々にも少しずつ夜のとばりが忍び寄っているようだ。今日のねぐらはどこだろう。

 神の島「竹生島」に天上から光が差していた。初めてでこのような光景を見られるとは・・・。神様からのご褒美かな。




2012年2月9日(日)
開聞岳三方

 薩摩半島最南端に位置する休火山「開聞岳」。その姿から薩摩富士とも呼ばれ、遠くから見てもその美しさは損なわれない。

 長崎の鼻からは東面を、頴娃からは西面を、そして鏡池からは北面を拝むことができる。時間と共に刻々と変化する様相に、時間を忘れてじっくり見入ってしまうほどだ。特に、鏡池に映る逆さ開聞岳はとても神秘的である。

 東海岸からはペリドット、西海岸からは純度の高い砂鉄が見つかっている。次回は、海上から南面を見てみたい。






2019年12月29日(日)
ミツマタの白い花

 和紙の原料になるミツマタ。漢字で三叉とも三椏とも書かれ、中国原産の沈丁花の仲間らしい。枝が3つに分かれているので、その名がある。

 野根川の奥また奥の集落から車で1時間も離れたこんな場所に、誰も見ないのに花を咲かせている。白くて丸くて重そうで、まるで玉をつり下げているかのようだ。






2019年12月21日(土)
眉山のもみじ瀑布

 12月も末だというのにまだ紅葉が見られる。まるで大きな滝のようにもみじが流れ落ちている。寺社の境内にもみじはとてもよく似合う。

 今年は暖かいから過ごしやすい。標高も低いので、薄着で山中を歩き回った。おかげで虚子の句を堪能できた。「秋も早や 熱き紅茶と ビスケット」






2019年12月6日(金)
初冬もみじと晩秋さくら

 陽の傾いた美愁湖と、そのほとりの紅葉と桜を撮りに行った。ここではこの季節に同時に見られるのだ。

 もみじは終わりの始まりといった感じで、葉の先が枯れ始めていた。でも斜光を通すと黄色がまばゆい。さくらが咲いていた。

 薄桃色の桜花が開いている。まだ七分咲きといった感じで、つぼみも残っていた。






2019年11月25日(月)
高速から眺めるもみじ

 高知自動車道の馬立PAから見えるのは、山の稜線に沿って色づいたもみじの爪あと。

 中国自動車道の大佐SAにあるのは、真っ赤に燃えるもみじの紅炎。




2019年11月15日(金)
大倉山の黄色い紅葉

 鳥取県にある円錐形の山はよく目立つ。山頂まで徒歩3時間くらい。私には無理だけど・・・。そう言えば、ふもとですれ違った列車も黄色だった。






2019年11月3日(土)
南の島の看板ねこ

 竹富島の店先でネコが寝転んでいた。愛想は良くないがお客が寄ってくる。私もそうだ。

 徳島ではネコと言えば猫神さん。学業と受験の神様なんだけど。

 曇ってた空が割れて青色が広がってきた。明日は晴れるかな?




2019年11月2日(金)
マングローブは命のゆりかご

 潮とともに海から小魚やエビなどが戻ってくる。ここは彼らの隠れ家であり、食堂であったりする。やはりマングローブと言えば汽水域が似合う。

 パイナップルみたいなアダンの実も面白い。食べてみたけど独特の食感がして繊維が多かった。






2019年11月1日(木)
マングローブの林の中で

 石垣島のマングローブ林を探索した。日が照っていると林の中は明るい。足下の泥の中から気根が突き出ていた。満潮時にはここも水の中だ。






2019年10月31日(水)
由布島にて2

 島内には色とりどりの花が咲いていた。どれも四国では見られない物だ。もう10月なのに・・・。色彩豊かな南の島だった。






2019年10月30日(火)
由布島にて1

 西表島と遠浅でつながる由布島へ行って来た。海峡を渡る水牛車に乗った。まるで広い海が自分たちだけの物になったかのようだった。

 大海原にマングローブの幼木がポツンと生えていた。彼はパイオニアだ。将来はそこまで林が続くかもしれない。

 柱のような物が幾本も立っていた。南アジアで見られる漁法みたいだった。






2019年4月27日(土)
小滝ヒスイ峡にて3

 また雪が降ってきたなかで、凜と立つ木立や少し休眠する新芽が印象的だった。



2019年4月27日(土)
小滝ヒスイ峡にて2

 もうすぐGWなのに一面真っ白の雪が積もっている。蕗の薹(フキノトウ)が凍り付いていた。


2019年4月27日(土)
小滝ヒスイ峡にて1

 桜がほぼ満開なのに季節は冬へと逆戻り。それでも花はしっかりと開いていた。




2013年11月3日()
○○○○


○読者の方へ・・・原則として旧市町村で区分けしています。他のコンテへの移動は左記からどうぞ♪なお、欲しい鉱物があれば個人の方でも交換できます。メールにてご連絡ください。学校や博物館など、公的な機関であれば寄贈もできます。鉱山について詳しく知りたい方は、トップページの注意事項をお読みの上でメールしてください。鉱山跡地は危険な場所が多いので、未成年者は自分たちだけで決して行かないでください。
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