発生から2ヶ月後、友人と淡路島へ渡りました。大鳴門橋は地震に耐えられたので通行できました。なお、このとき明石大橋はまだ架橋だけしかできていません。しかも地盤がずれてスパンが1mも延びたため、構造強度の再計算を迫られる状況でした。ケーブルへの負担増加が懸念されますが、今のところは大丈夫のようです。
震源に近くて震度7を記録した北淡町に行きました。所々の屋根がブルーシートに覆われています。また、地面の断層にもかぶせられていました。田んぼのあぜ道がずれています。私が計測したときは水平方向に2.5m、垂直方向に0.8mでした。これらの断層は将来への注意喚起のため保存されると聞きました。・・・それがこれだったのです。
南海地震の周期が過ぎようとしています。起こるのは確実なので災害に備える必要があります。私の家族も非常食やグッズを準備し、避難経路の確認もしています。これをご覧の皆さんも今日の「防災の日」に話し合ってみてはいかがでしょうか。なお、野島断層の調査に行った日付を見ると3月11日でした。奇しくも16年後の2011年の同日、「東北大震災」が発生しました・・・。 |
久しぶりに見た田んぼのあぜ道
横ずれが大きかった
将来にこれがずれると怖い |