2009.9.22
セットリスト
広島のテーマ
カウントダウン
すべて時代のせいにして
Y染色体のうた
黒いカバン
春夏秋冬
雨上がりの夜空に
野性のバラッド
Come to My Bedside
レポート
のりさん
泉谷が広島に来た。久しぶりだなぁ。2001年以来のことだ。
2001年のその夜のライブ中、泉谷は「来年の広島ライブが決定しました!」と言った。
あれから、8年。
長かったぞー、泉谷。2001年に小学校に入学した子はもう、卒業してるぞ!あの時、30歳になったばかりだった人は、40目前だぁ。(それは俺のこと)
会場に、着いたのは午後3時過ぎ。泉谷の登場は、午後4時40分の予定。程なく、cobaの演奏が始まった。会場は、かなりの人で賑わっている。さすが、無料のフェスティバルというか、お祭りムードが漂う。立ち見の客も多い。中には観客席に座って、DSをやっているこどもも・・・。(おいおい、そんなことをしてるなら、俺と席を替わってくれぃ(笑) )
というわけで、少しでもステージに近づくべく、ステージ左横のあたりで立って見ることにした。結構近くでうれしい。
cobaのステージが終わり、胸が高鳴る。次はいよいよ、泉谷の番だ。
“おー、やっぱりバンドで来てくれたんだなぁ”、とセッティングの様子からわかる。
ついに、泉谷登場。待ってました!ギターは藤沼伸一、ベースは渡邊裕美、ドラムは板谷達也、と最近のCS番組「翼なき野郎ども」で見る、お馴染みのメンバー達だ。
「ひろしま〜っ」と言いながら、「広島のテーマ」らしき歌を唄う。フルバンドで、ギンギンに決めて来てくれた、泉谷。声もすごく、出ている気がする。
「俺を呼んだことを後悔させてやるぜ!」といいながら、2曲目へ。泉谷のコメントとしてはお決まりかもしれないが、こんな言葉を聞くと、あぁ、泉谷のライブに来れたんだなと嬉しくなる。
続いたのは聞きなれない曲で、新曲のようだった。tokochaさんのコメントで『generation』(仮タイトル?)という曲だと知る。広がりを感じさせる、伸びやかな曲だ。早く、じっくり聞きたいものだ。(正式名『カウントダウン』 )
3曲目で、『すべて時代のせいにして』をやり、「オーッシ、藤沼、ニューアルバムのリハでもやるか?」と言ったあと、『Y染色体のうた』へ。ミディアムテンポの楽しげな曲、弱くなった男たちをおちょくるような、そして実は迷える男たちを憂える歌か?
そして、「お前ら、次は難しい曲だから、手拍子すんなよ。何だー、お前(客席のひとりに向かって)焼きそば食ってんじゃねーよ(笑)」、といったあと『黒いカバン』へ。♪・・・そこでぼくも今度だけは許してやるといってやった、やきそばー♪(絶叫)。と『黒いカバン・焼きそば篇』誕生の瞬間に立ち会った(笑)。
そのあとは、『春夏秋冬』。会場にいたのは、ほとんど泉谷初体験の人たちだったろうから、この曲への反応はやはりいい。泉谷ファンにとっても、なくてはならない曲だ。
続いて、「お前ら、前に来いよ。」と会場を煽りながら、おぉ、これは!『雨上がりの夜空に』。一瞬、係員が静止したようなポーズが、目に入った気がしたが、気付かない振りをしつつ、自分も大急ぎで泉谷の前に行った。ステージ前に人が溢れ、一瞬のうちにライブハウスのような感覚に!
周知のごとく、清志郎が現世の人でなくなったのは、今年の5月のこと。なんというか、そのときから、僕たちロックファンの心には大きな穴のようなものがあいてしまっているのではないだろうか。僕なんかは、泉谷が「ひろしま〜」といっているのに、それが「きよしろ〜」に聞こえていたという、そんな空耳野郎(笑)。
でも、この時、『雨上がり〜』を聴き、一緒に大声で唄いながら、「僕らは泉谷と一緒に年を重ねていける」、いつまでも、そんな感覚に酔いしれていたいような気分に襲われていた。
あれ以来、泉谷は折にふれ、『雨上がり〜』をやっているようだが、僭越ながら、だんだん自分のものになっているような気がした。清志郎の魂は、俺が背負うというような気概さえ感じる、と言ったら言い過ぎだろうか?
実は、泉谷登場の頃から、心配していた雨が少し降っていたのだが、この曲のあとは、すっかり止んでしまったようだった。さすが、泉谷!
続いて、『野生のバラッド』へ。ギターのカッティングが痺れるほどカッコイイ。で、ここから、泉谷ファンにとってはお馴染みの光景になる。よく知っているとはいえ、参加するとやっぱ楽しい。
これをこんなに長時間やるくらいなら、「もう2〜3曲、別の曲をやってくれぃ」という気持ちもないではないが、新たに泉谷ファンを開拓出来るなら、これも仕方ない。
『野生のバラッド』の途中、「俺の時間は、撮影フリーだ。撮れ、撮れ。」と言うので、自分も含めて、みんなが携帯で写真を撮り始める。
間奏が再開し、客席に手を伸ばす泉谷。差し出される手、手、手。
泉谷によって何本もばら撒かれるペットボトルの水、水、水。
ファンの中に突っ込む泉谷。(危険を感じる)
怒涛のごとく、演奏は終了し、アカペラで、『カム・トゥ・マイ・ベッドサイド』。「渋い!」という客席の声。ついに、もう終わりかぁーーー!泉谷とバンドメンバーたち、退場。
手抜きは一切なかった。時間的には確かに短かったが、本当に凝縮された貴重な時間だった。
(番外編)
泉谷退場のあと、続いて登場したのはCharだった。
Charの心にも泉谷のステージは、印象的だったのか、頻りに泉谷の名を口にしていた。
以下、泉谷関連のコメントを拾っておく。
(登場した直後に)
いのししが荒らしたあとの畑に入った気分ですが・・・(笑)。
(曲の途中で、客席に対してもっと盛り上がれと要求する雰囲気の中で)
オラー、泉谷呼ぶぞ!もう、いやだろ!やばい、あんまりしつこく言うとホントにあいつ出てくるからな(笑)。
“自分としては、ホントにもう一回出てこないかなぁ、と期待してしまった。”
(アンコールで、『上を向いて歩こう』をやり、エンディングで)
みんな、ひとりぼっちなんだぞー(笑)。誤解すんな。泉谷だって家に帰れば、ひとりで泣いてるんだぞー(笑)。
tokocha
この日 朝から 雨が降ったり 止んだりで 予報によると1日中 こんな感じらしい。
ま、 何か障害があると 燃える泉谷さんだから 雨のライブも 良しとしよう。このライブ 実は ある宗教団体が 毎年行っている 無料のフェスティバルだ。
山の中の 広大な敷地には 美術館や レストラン 遊歩道などがあり 敷地の中を循環バスまでが回る。
この杜フェスは 2日間の豪華な顔ぶれのライブをメインに、 ワールドフードコートや 子供のプレイゾーンも 設けられ 全国から信者さん及び 近隣の町から一般人が 楽しみに集まってくるというのだ。そういうわけで 赤ちゃんからお年寄りまで入り混じって どこかのお祭りのようだ。ライブ会場なんて思えない。
有難く細かな配慮が なされ、送迎に至っては 最寄の駅はもとより 町の中を無料のバスが 走り バス停で手を上げれば 誰でも拾ってくれるのだ。
私と里帰り中のmick_mickさんは 2時間半前に会場に着いた。仮設で作られた大きなステージと ひとつひとつ並べられたパイプ椅子の多さにびっくり。本格的じゃん。 また後ろのドリンクコーナーには テーブルと椅子席があり、軽く飲食をしながら楽しめる場所もある。 その上の丘には フードコートがある。
まず、席の確保。 巨大なテントが 会場の中央部分に だけ あり、既に そこは 後ろまで いっぱいだ。 雨が降ったり止んだりしているので、不安だが テントのない 2列目に席を 取った。
ステージでは ラテンダンスを やっていて。目の前にある巨大スピーカーから 耳に、ささる音が流れてくる。泉谷さんのライブまで 2時間半。ちょっと辛い。。。^_^;
めちゃめちゃ セクシーな衣装のラテンダンスが終わると 次のステージはCOBAと熊谷和徳。
その頃から バスが到着するたびに 続々と人が増え始め、会場はあっという間に 人で 溢れている。チヌ太郎さんも いつもの広島の仲間も 到着。椅子席は もういっぱい。サイドの立ち見ブースにも 人が立ち始めた。ステージを挟んだ向こうの丘に 会場を眺めるバンドのメンバーを見た。 退屈で むずむずしていた私は席を離れ 彼らを見に行く。
残念ながら彼らに 会うことができなかったが、 偶然にも タクシーから降りる 泉谷さんと出会う。
『今日は 盛り上がって いくからな。』と嬉しい言葉を頂き 幸運にも手紙が直接渡せた。
偶然が嬉しくて・・・ 喜びのビールを飲まずには いられない。(笑) ライブの持ち時間が短い分 最初から私も 盛り上がっていくぞ〜!!
パフォーマンスとパフォーマンスの間に 30分ほど休憩あり。 ステージでは 楽器のセッティングをしている。藤沼さんも 渡邉さんも 板谷さんも ステージに 上がり 調整している。お馴染みのワンフレーズがたくさん奏でられる。 物凄〜く嬉しい。 ライブを想像して ドキドキしてくる。。。こういう ライブ待ちって 最高にイイ。
椅子席から ステージ前までは 10メートル以上はあり、 大きな空間がある。終盤、そこに出られると良いけれど・・・。
会場の あちこちには 不測の事態に備えた ボランティア・スタッフが 半端なくいる。 お揃いのTシャツとキャップを被って、横に前に どこもかしこも 立っている。 きっとアンコールといえども、この空間に出ることは 許されないだろうなあ。。。
ま、みんなが 椅子を寄せて詰めてしまったため通路もなく ステージ前に出るにも 困難な感じ。野性のバラッドもこの椅子から離れられないかもね・・・・
やっと司会者が出て、 泉谷さんのプロフィールをずらずらと 並べている。この長いことって・・・ ^_^;
デビューから ドラマ『戦後最大の誘拐吉展ちゃん事件』の主演テレビ大賞及び芸術祭優秀賞のコト
北海道奥尻島救済キャンペーンで募金はもとより 『なぜこんな時代に』の印税をすべて寄付したコト。
阪神・淡路大震災も 同様 募金 印税を寄付したコト。
IZレーベルを立ち上げたコト。
忌野清志郎さんとスパイしマーケットを結成したコト
昨年オールナイトライブを開催したコト・・・・・・・などなど紹介。改めて 泉谷さんの偉大な 功績、行動に感心しつつも、つべこべ言わず 始めてって感じでした。
やっとやっと、泉谷さん登場。 歓声が どーっと 会場内に響き渡る。
広島のテーマ
♪ひろしま〜ひろしま〜 濡れろ〜濡れろ〜
こんな遠いとこまで オレを呼んで なんだこの山の中は・・・・・
オレを呼んだ事をお前達に 後悔させてやる。
この美しい広島が だめになるから もう オレを呼ぶんじゃないぞ〜。
今日が 見納めだ〜。覚えておけ!!
メンバー紹介ゴ、 オレが泉谷だ〜 おら〜ヒロシマ♪ (確かこんな感じだったかと・・・・)
バンドの演奏にのって 泉谷さんのテンション高っ。曲の途中で イズミヤ〜という 歓声があちこちから 沸きあがる。 泉谷さんを待ちわびた人は 予想以上に多い。(@_@)
2曲目 (新曲)
4月に 真心とのライブで聞いた ライカはローリングストーンに似たあの曲だ。・・・と判ったのは ライブが終わってからのこと。
聴きながら 実は 知っているような 知らないような・・・・・・。 題名なら いざ知らず、曲そのものを 忘れるなんて ここまで ボケたか ^_^; しょうがない、 隣のチヌ太郎さんに 「この歌なんだっけ?」 と聞いたら 「新曲でしょ?」と言われ なるほど ・・・。 とりあえず 歌詞と 曲の感じをメモ。明るい爽やかな曲だ。
ライブ終了後 mick_mickさんに 聴いたら 聴いたことがあるから もしかして 真心のライブで発表された新曲かもしれないと 教えてくれた。
生きることへの 励ましのメッセージソングぽかった。。家に帰り メモと 真心のライブレポを合わせると これに違いない!!題名が変わるかもしれないと言っていたが、 generation のようだ。(正式名カウントダウン)
このあたりで 前に座るおばあさんが 二人抜け その隣にいた女性が 席を確保して 騒いでいた私たちに ここにいらっしゃいませんかと声をかけて下さったので 最前列行かせて貰う。やったあ!!
泉谷さん 息を整え 休憩しようとすると会場から早くやれ〜の言葉。 お願いします!だろ?というと 中央前あたりの 女子高生?の軍団か?お願いしま〜す〜。お願いしま〜す。 可愛い声が響く。 泉谷さん 機嫌良さそう。 ここで ばばあは 帰れ〜よ、ばばあは!!
すべて時代のせいにして 久しぶりのバンドに 満足。それにあわせて泉谷さんのギターを叩く音が いつもより 激しい。
この場を借りて新曲のリハでもするか。Y染色体のうた が 始まる。 すると 若い娘達が のりのりになって 頭の上に両手を上げ 横にふりふりして 楽しそう。このふり 定番なの?と 聞きたくなるほど 盛り上がっている。
ハイ・ハイハイ・ ソーレのあいのてを 入れると、わ〜い わ〜い 染色体って 会場が楽しそうに歌ってるぅ。オトコの悲哀もなんだか 楽しく ^_^; そんな男たちに 手を差しのべてやって欲しいとのメッセージソング!?
黒いカバン 難しい曲だから 手拍子は 不可能。 と言っても 必然的に起こって来る手拍子に こういう見えても オレは律儀な オトコでさあ、そういう曲は 後で用意してるから、イマは 我慢しとけ!!
期待した 時事バージョンに移行することなく あっさり 今度だけは許してやると言ったヤキソバーー。で終わってしまった。(会場の中にヤキソバを食べながら見ていた人がいて 泉谷さんに指摘されていた。)
黒いカバンでざわついていた 客も 定番の春夏秋冬が始まると 静かに聴いている。 間奏のバンドの演奏が心地よく いつもになく 身体が揺れる。 私を隣に呼んでくれた女性が 立ちませんか?と声をかけてきた。
他に立つ人は ないが、 隣の女性は 別段泉谷ファンって 感じでもなさそうだが とっても 楽しそうだ。
雨上がりの夜空に イントロが 流れると、イエー イマワノー!イマワノー!!オリャー。会場が 凄い歓声と同時にスタンディングだあ。 スタッフが 前で 構えている。
泉谷さんがこっちに来い〜手招きをすると いっせいに ステージ前に。 スタッフは おおあらわ。
泉谷さんもバンドも 精一杯 力強く歌っている。会場からも 歌声が 凄い!!もう大盛り上がり。 イマワノさん 来ちまったあ。。。ソリャー! 大合唱だ。ハモル声も聞えて来る。ステージ前、 もみくちゃ。 老若男女が 凄いことになっている。
私の後ろで 小学生が「 見えません 見えません。」と叫んでいるのに気がつき 1番前に入れてあげると 楽しそうに大人のまねをして 右手をあげて真似している。 隣で また大人に混じって 二人の小学生の女の子が つぶされそうになりながら 頑張って 飛んだり跳ねたりしている。 きっと この子達は 大人になっても 今日のこのライブを 忘れることは ないだろう。。
イエー広島 イエー広島。バンドもノリノリ、 ドラムの板谷さんが 楽しそうだ。。。藤沼さんも めいっぱい 歌ってる。 渡邉さんも ステージ前方に出てきてる。。
そのあたりに いそうな キヨシロウにイマワノーイマワノー。叫ぶ泉谷さん。 すっかり 定番になり、これ、泉谷さんのものかも・・・(笑) キヨシロウもきっと喜んでるに違いない。
広島最高だぜい。広島OK! イイノリだぜ。。合格だ!さすが広島!!と絶叫。
ステージ前に 大勢集まっているので ライブスタッフに このままやっていい?と合図している。 OKがでたらしく 、
次 チャーだからな。。。。石田ごめんね〜。 あいつらが なかなか やり辛い ライブをしてあげよう。 チャーごめんね。 アンコール!!と自分で言って いつものアンコール突入だ。野性のバラッド
一人でちょっと 息きらしながら ソロで熱唱。サンキューサンキュー広島と連呼する。かっこよく決めた後、いよいよ お家芸が始まる。最初の合唱で つまずく。 初めてなんだもん仕方ないか。 ジャンプは 2度目で 成功。 泉谷ライブお初の人が すぐに 歌ってジャンプして 成功。凄くない?!
ちゃんと後ろから声が聞えてくる。標的になる人がいないようで、 さすが広島、素晴らしい、最高だと お褒めの言葉を頂き 連続ジャンプの説明もし いざジャンプと思ったら・・・・ 立て続けに進み 泉谷さん お疲れが出たようです・・・ (笑)
よし 携帯出せ。 写真とって いいぞお。 あちこちから こっち 向いてコールが かかり いつもより 大サービスだ。 ステージを左から右へと こっちですか? こっちですか?と網羅しながら、オレは広島大好きだぞーー。最高だな広島。そんな言葉を吐きながら ポーズをとってくれる。 ホント 嬉しい。 そんなサービスに ありがとう。ありがとう。最高!と 声が かかっている。
私はと言うと・・・ あちこちの夏フェスで 写真撮影は なかったようなので 油断して 椅子に カバンを置いてきてしまった。ステージ前に いたのだが すぐさま、カメラを取りに帰った。 チヌ太郎さんもmick_mickさんも あまりにも凄い人で ここから 出ると もう、戻れそうにないので カメラ撮影は 諦めたという。 また私が 戻れるか 心配をしてくれていたらしい。そのくらい ステージ前は大変なことになっていた。
なんとか 写真撮影の最後に 間にあい 再び集団の中へ帰って来られた。
泉谷さんは ステージ 左端の階段から 降りて客の中へ。肩車で この客の中を回る? 私は自分の場所から 動かなかったが 大勢が どーっと泉谷さんの方へ流れた。 それには 私もびっくり。
そのあたりは 写真を撮ったり触ったり大変な様子だった。 私のところから 泉谷さんは見えなくなってしまった。 客も誰もが 興奮してもみくちゃの中で 一人の女性が バランスを崩したらしい。泉谷さん、 その女性を気遣って大丈夫か?と声をかけたとか・・。 その様子を見ていたチヌ太郎さんが あれだけの興奮したライブをやりながら その冷静さに 感動したと 後から教えてくれた。
結局、危険を回避して 肩車は諦め もみくちゃにされながらステージに戻ってきた。 いいかあ。曲の途中だからな。さあ行くぞ。と連続ジャンプに突入。
泉谷ファンが多いライブとは違い、 リズムを 裏でとり ・ ヘイ ・ へイ ・ ヘイと 掛け声が かかり段々大きくなっていく。いつもとは違うやり方で 泉谷初体験の人が 自分達のスタイルで のっていく。それが また 心地よい。
まず、いつも同様 客達に16小節の連続ジャンプをやらせて 、自分の番が来ると 途中でばてた。オレはもう60なんだぞ。。。。・・・・・ 出来なかったから申し訳ない。腕立て伏せ 30回をやりますと言い 客も びっくり。 ・ ヘイ ・ へイ ・ ヘイと 応援の掛け声も段々大きくなるなか 泉谷さんは 成し遂げてしまう。
腕立て伏せの後 藤沼さんにボーカルを任せ ステージぎりぎりまで 出てきて 差し出される手に 握手で応える泉谷さん。
オーイェイ ひろしま さんきゅ。メンバーを再度紹介して 最後の力を振り絞り アカペラで Come to My Bedside 声を限りに歌う泉谷さん。
さんきゅーひろしま。
♪おいでよ 僕のベッドに 僕の可愛い人
二人の愛の夜を 静かに過ごそうよ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・
もとめあう唇 もとめあう身体
もとめあう愛 いつしか夜もふけるおいでよ 僕のベッドに 僕の可愛い人
二人の愛の夜を ここ広島の地で 過ごそうよもう、このフレーズを聴いた瞬間 会場からは キャー!ウォ!ウォー!イズミヤ〜 イズミヤ〜!の大歓声がいつまでも 響いた。。
イエー イエー オーイエ サンキュー広島 ♪
ありがとう。 チャーのときも 応援してやってくれ〜頼むぞ〜 と マイクスタンドを 会場に投げて 手を振りながら ステージを降りていった。やってくれたじゃん、泉谷さん!!
司会の男性も 興奮状態。ステージに出てきて私達と一緒に イズミャ〜イズミヤ〜と叫ぶばかり。仕事を忘れて しばらくコメントの 言葉が出て来なかった。
残念ながら 次のステージが控えているので 再度 アンコールは なく 終了。
いつのまにか 雨も上がり 日が落ちようとしていた。。爽やかだ。
後書き
今回 最大の喜びは・・・ 広島の地を歌詞に盛り込んでくれたコト。2度目だ。
2001年 起死回生ライブ 「ローリングサンダー」で、
♪いっせい蜂起の夜に〜君と広島の夜を走りぬけた〜♪と歌った。
あの時は失神寸前であった。(笑)
あれ以降 私は よその地でラブソングに 歌詞に地名が入った歌を聴いていない。いや、どこかで 1度くらい聴いたかもしれないが・・・^_^;♪二人の愛の夜を ここ広島の地で 過ごそうよ♪ これには 頭に 稲妻が落ちた。
先ほど 泉谷さんに渡した手紙に 誕生日を迎えた私に 素敵な誕生日プレゼントを〜とお願いしたので きっとこれだと 自分勝手に思うのだった。^_^;
思うに・・・メリハリのついた セットリスト。 真面目なメッセージソング2曲の後は 泉谷さんらしい2曲に 名曲、春夏秋冬。あとは もう 賑やかに盛り上がって楽しく 参加しての2曲。
写真を撮って思い出作り。 クールダウンしながら とどめの1曲。
お見事。泉谷さんの謀に 乗せられた私は 言葉が出ない。また やられてしまった。
フェスティバルの楽しさを 見せ付けられた。
また、泉谷さんも凄かったが 共にステージを作った 客達にも 感動。決して ライブ好きの若者だけが集まったのでもなく、イズミヤファンばかりのライブでもなく 無料でやって来た 3500人の老若男女が このライブで盛り上がったことに 感動だ。 そうさせた泉谷さんの力が 偉大だ。
後で聞くと ステージ前は 2500席用意されていたらしい。 1000人位が 立ち見していたのではないかという話だった。 1人+3人と 3500人と スタッフが 作りあげたステージパフォーマンスだった。
たかが50分 されど50分。中身の濃い凝縮ライブだった。
熱い想いが 身体の中を走り ライブの夜は ほとんど興奮して寝られなかった。ソロの泉谷さんもイイが、ジョイントもイイ。 ファンいっぱい集めたライブもイイが、 一般人をここまで 盛り上げていくライブもまた、楽しい!!
ライブに 行かなきゃ やっぱり 泉谷さんを 語れない。
最後にベースの渡邉さんの当日のプログに こんなことが書いてあった。
プログより抜粋(写真も拝借しました) ステージから見てると、
始まった直後会場にあった隙間が、少しずつ埋まっていって、
最後には見えない位遠くの方まで、総立ちになっているのが壮観でした。
ステージ前でやや危ない(?)目つきで騒いでるオトナ達に混ざって、
最前列で小学校低学年位の女の子が二人、
食い入るように大将を見上げていたのですが、
世代の関係なく人々を引きつける、大将は不思議な魅力を持った人です。
後日談
ライブから 2日後、 習い事の 生け花のお稽古があった。
私の先生は 泉谷さんと同年代なのだが ご夫婦で見に行き、 感動したと言う。特に旦那様が 興奮していたと言う。いつもいつも 私のイズミヤ話を聞いてくださる、クラッシクから ロック ダンス舞踊 まで ジャンルを問わず ライブ大好きな ご夫婦なのだが、
『良かったわあ〜。あなたが無中に なるのが判るわ。今度 泉谷さんが広島に来たら行くから教えてね。初めて見たけど 暴言を吐いても 嫌な気がしないし、トークも 楽しかったし、盛り上げ方が上手だし 最後は私達も立ったのよ〜。
どちらかというと チャーが 目的だったのだけど 泉谷さんに やられたって感じだったわ。』と 言ってもらい 私も嬉しくなりました。