AVR 超入門 NO.4

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今後の本命とも思える 8 ピンの ATtiny15L で実験を開始
 初めてのプログラムが動作したことで少し自信がついてきた。 ATtiny15L は入手性が悪く、今のところ Digi-Key で調達できることを確認しているが、今回は小黒さんにお願いして SM タイプを譲ってもらった。この AVR は 1.6MHz の内蔵発振回路を持っている。 PIC と同様周波数の校正値も持っているようだ。この校正値はどこにどのように書き込まれているんだろう?早速変換アダプタにセットして、PIC Programmer でリードコマンドを実行してみた。

 あらかじめデバイス選択で ATtiny15L 指定してからリードコマンドを実行した。プログラムメモリの最終番地と EEPROM データメモリの最終番地に周波数校正値が書き込まれているのが確認できた。今回セットした個体の校正値は 4E ということになる。プログラム書き込み時に消えてしまうので、できればどこかに記録しておいた方がいいだろう。

 変換アダプタにセットした ATtiny15L を自作した AVR 用のアダプタ基板にセットし、 PIC Programmer の 28 ピンゼロプレッシャソケットにセットしている。 ATtiny15L をセットした変換アダプタをそのまま抜き取り、実験基板にセットすれば即テストができる。次回はいよいよ ATtiny15L で簡単なプログラムを組んでみる。
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2003/09/05