ン工学

概要

こちらは東京大学生産技術研究所・都井研究室(1984~2017)の後継グループ"Toi Lab 2017"(2017~)のHPです.一定期間,都井研に在籍したOBをToi Lab 2017の構成メンバーとし,都井研開設期間における研究教育活動データの保存,およびその後のTOI Lab 2017構成メンバーの研究教育活動,社会的活動の加筆更新を目的に設置されています(Secretary General 都井裕)

ニュースとトピックス

  • 2023.04.30 CAE私の履歴書「都井研の博士たち」が計算工学Vol.28,No.2に掲載された.リンク欄に転載させていただいた.    
  • 2022.05.25 磯部大吾郎教授(筑波大学)が計算工学会会長に選出された.弓削康平教授(成蹊大学)が,計算工学会功績賞を受賞した.   
  • 2022.05.19 日本計算工学会より,都井が名誉会員の称号を授与された.
  • 2021.05.25 [ミニ書評] 都井裕著「計算固体力学ギャラリー」―構造,損傷,機能に関する計算事例集―,150頁,1000円(税込),アマゾンKindle本(電子書籍) 「ギャラリーというだけあって,多方面にわたる興味深い計算固体力学の適用事例が満載で,拾い読みしつつも,こんな使い方もあるのかぁなどと堪能いたしました.」(研究所OB) 「良く耳にするけれど理解できていない用語の解説も多く見られ,丁寧に読むことで,とても勉強になりそうと感じております.ぜひ,拝読させていただき,都井先生の研究内容に触れるとともに,構造材料に関しての知識を幅広く吸収させていただこうと思います.」(大学教員)
  • 2021.02.15 [新刊案内] 都井裕著「計算固体力学ギャラリー」―構造,損傷,機能に関する計算事例集―,150頁,1000円(税込),アマゾンKindle本(電子書籍…無料ソフトkindle for PCにより,PCで閲覧可能),「はしがき」より:「計算固体力学の本格的な学習のためには,関連基礎工学である材料力学,構造工学,有限要素法などを系統的に学習する必要があるが,他方,早い時期に,わかってもわからなくても,計算固体力学の多彩な実例に,シャワーを浴びるごとく触れておくことは,この分野に対する興味・関心,学習・研究意欲を高いレベルに保持しておくために極めて有効と思われる.筆者自身,大学院の頃に指導教官の川井忠彦教授を通じ,そのような機会を多くもったことが,その後の研究活動の推進力となった.本書はそのために執筆した読み物であり,数式表現は割愛したが,文章表現のレベルは高い.本書を系統的学習の副読本として,楽しんでいただきたい.」表紙と目次はLINKS③を参照.     
  • 2020.12.31 [受賞-OB]磯部大吾郎教授(筑波大学),日本計算力学連合よりThe JACM Computational Mechanics Awardを受賞,宮村倫司准教授(日本大学),日本計算力学連合よりThe JACM Fellows Awardを受賞.(2020.7.22付) 
  • 2020.10.28 [ミニ書評(09.25の改訂版)] 磯部大吾郎著「はり要素で解く構造動力学―建物の崩壊解析からロボット機構の制御まで―」,丸善出版,2020年9月25日発行,330頁(4500円+税)**本書は,以前に発行された同じ著者による英文書籍(2017.07.18, 2017.10.31を参照)とほぼ同じ題材を扱っているが,内容的には大幅に拡充されている.1章(序),第Ⅰ部(基礎編)2~5章,第Ⅱ部(建物の崩壊解析編) 6~19章,第Ⅲ部(ロボット機構の制御編) 20~24章,付録(ソースプログラム等)から成る構成であり,1章の歴史的経緯,第Ⅰ部における有限要素法の初歩,第Ⅱ部,第Ⅲ部の多数の解析例などが,拡充部分である.**本書について感心した点が2つある.まず,タイトルである.「はり要素で解く構造動力学」だけだと,振動などを中心にした構造動力学の初歩的教科書をイメージしてしまうが,「建物の崩壊解析からロボット機構の制御まで」と副題が付くと読者に「崩壊と制御? はり要素だけで解けるのか?」とインパクトを与える巧みなタイトル構成である.**次に先行研究,共同研究者に対する配慮である.本書で解説されている骨組解析法はSI法,ASI 法,ASI-Gauss法の流れを経て開発されたが,理論面での最大のcontributionは有限要素法と剛体・ばねモデルの等価性を表す関係式の誘導であったことは明白である.本文中にもこれらの関係式がSI法,ASI 法,ASI-Gauss法の「原点である」と明記されている.その他の箇所でも一言一句に注意を払って公正な記述を心掛けていると判断される.その努力を多とするものである.全体的に斬新な内容を丁寧にわかりやすく記述しており,専門書として強い推薦に値する.
  • 2020.09.25 [ミニ書評] 磯部大吾郎著「はり要素で解く構造動力学―建物の崩壊解析からロボット機構の制御まで―」,丸善出版,2020年9月25日発行,330頁(4500円+税) ** 本書は,以前に発行された同じ著者による英文著書(2017.07.18, 2017.10.31を参照)とほぼ同じ題材を扱っているが,内容的には大幅に拡充されている.1章(序),第Ⅰ部(基礎編)2~5章,第Ⅱ部(建物の崩壊解析編) 6~19章,第Ⅲ部(ロボット機構の制御編) 20~24章,付録(ソースプログラム等)から成る構成であり,1章の歴史的経緯,第Ⅰ部における有限要素法の初歩,第Ⅱ部,第Ⅲ部の多数の解析例などが,拡充部分である.斬新な内容を丁寧にわかりやすく記述し,読者に正しく理解してもらおうとする著者の強い意志が感じられる一冊である.
  • 2020.07.01 [異動/受賞-OB]磯部大吾郎教授(筑波大学),日本計算工学会(JSCES)副会長(2020/2021年度)に就任.弓削康平教授(成蹊大学),JSCES理事(2018・2019年度)を退任.高垣昌和氏(鉄道総合技術研究所),JSCES理事(2020・2021年度)に就任(再任).磯部大吾郎教授(筑波大学),日本機械学会第97期(2019)計算力学部門業績賞を受賞.高垣昌和氏(鉄道総合技術研究所),2019年度日本計算工学会庄子メダル受賞,小橋啓司氏(元日立製作所),(2016年4月より)北海道大学大学院医学研究院内科系部門放射線科学分野特任准教授,北海道大学病院.
  • 2019.09.09 Springerより書籍「Soft Actuators -Materials, Modeling, Applications, and Future Perspectives (Second Edition), Editors: Kinji Asaka and Hidenori Okuzaki」が出版された.本書は,2014年にSpringerより出版された同じタイトルの改訂版であり,都井裕と柳誠元による「Part Ⅵ Modeling, Chapter 23, Computational Modeling of Mechanical Sensors Using Ionic Electro-Active Polymers, Yutaka Toi and Seongwon Yoo」も掲載されている.編集の労を担われた安積欣志博士(産総研),奥崎秀典博士(山梨大)にお礼申し上げます.
  • 2019.04.01 岡部洋二准教授(東大生研)が4月1日付で教授に昇任されました.岡部研究室は都井研同様,生研の機械・生体系部門(旧海洋グループ)に所属し,材料・構造領域の研究推進(知的材料システム,構造健全性診断システム)とともに,工学系研究科システム創成学専攻の大学院教育を担当されています.岡部先生は山口県出身(1972),京大・航空工学科卒(1995),東大大学院・航空宇宙工学専攻より学位を取得(2001)されています. (⇒岡部先生からのご挨拶)    (⇒岡部研のホームページ)
  • 2018.12.31 2019年発行予定の生産研究・70周年記念特別号に掲載予定の「研究室紹介-都井研究室」を執筆した. (⇒70周年)
  • 2018.09.22 Springerから2019年発行予定の書籍「Soft Actuators -Materials, Modeling, Applications, and Future Perspectives (Second Edition), Editors: Kinji Asaka and Hidenori Okuzaki)」において,「Chmapter 25 Computational Modeling of Mechanical Sensors Using Ionic Electro-Active Polymers, Yutaka Toi and Seongwon Yoo」を執筆した.
  • 2018.04.19 都井裕著「計算固体力学入門ー材料と構造のシミュレーション」が発行後10周年を迎えた.線形から非線形に渡る広範な基礎事項を体系的かつコンパクトにまとめている.目次詳細,書評はLINKS①と②を参照.
  • 2017.10.31 磯部大吾郎教授(筑波大)の近著(2017.07.18)に対し,都井により新刊紹介「Progressive Collapse Analysis of Structures: Numerical Codes and Applications (Daigoro Isobe, Elsevier 2017)」が執筆され,日本計算工学会誌「計算工学」(Vol.22,No.4,2017)に掲載された. (⇒新刊紹介)
  • 2017.08.02 広瀬智史氏(新日鉄住金)による研究成果「要素サイズ敏感性のない連続体損傷力学モデルの検討」(広瀬・都井)が,日本機械学会論文集(Vol.83, No.852, pp.1-14, 2017)に掲載された.
  • 2017.08.02 線延飛氏(東大生研・特任研究員)による研究成果「部分連成解析による溶射コーティング被膜の損傷評価」(線・都井)が,日本シミュレーション学会論文誌(Vol.9, No.3, pp.39-45, 2017)に掲載された.
  • 2017.07.18 磯部大吾郎教授(筑波大)がElsevierより"Progressive Collapse Analysis of Structures: Numerical Codes and Applications"(写真右端)を出版した.(都井がRecommendation Letterを執筆)
  • 2017.06.13 東京大学より,都井が名誉教授の称号を授与された.
  • 2017.05.19 一般社団法人 日本計算工学会より,都井が平成28年度功績賞を受賞した.

  • [特集:導電性高分子アクチュエータ/センサの計算モデリングに関する解説論文の出版]

  • 2017.03.30 技術情報協会編集発行の書籍「アクチュエータの新材料,駆動制御,最新応用技術」において,「イオン性電気活性ポリマーを用いた力学センサの計算モデリング(アクチュエータモデルからの展開)」を,都井が分担執筆した.
  • 2017.03.01 シーエムシー出版発行の書籍「実用化に向けたソフトアクチュエータの開発と応用・制御技術」(写真右から3番目)において,「22.開発研究編 実用化に向けたモデリング・理論 第1章 高分子アクチュエータ/センサの計算モデリング」を,都井が分担執筆した.
  • 2016.12.08 シーエムシー出版発行の書籍「未来を動かすソフトアクチュエータ-高分子・生体材料を中心とした研究開発(監修:長田義仁・田口隆久)」(普及版)(写真左から3番目)において,「第18章 高分子アクチュエータの材料モデリング」を,都井が分担執筆した.
  • 2015.01.01 都井による解説論文「導電性高分子アクチュエータの計算モデリング」が,計測自動制御学会誌「計測と制御」(Vol.54,No.1,pp.33-40, 2015)に掲載された.
  • 2014.11.28 Springer発行の書籍「Soft Actuators -Materials, Modeling, Applications, and Future Perspectives (Editors: Kinji Asaka and Hidenori Okuzaki)」(写真右から2番目)において,「Part Ⅵ Modeling, 22 Material Modeling」を,都井が分担執筆した.