京劇・中華街

 
  JASSの企画に参加して、横浜中華街のチャイナ・スターという小劇場で京劇ライブを観劇しました。

 京劇は今から150〜200年前の清の時代に、都の北京で古典劇や地方劇を融合してつくられた演劇です。
 演題は。「跳財神」、「古城会」、「関羽の像」という関羽にまつわる演目で、演ずる俳優は、殷 秋瑞さん
 という10歳から京劇を学んだまだ40歳の中国演出家協会の会員でした。

 関羽は三国志に出てくる蜀の武人として有名ですが、商売の神様としても有名で、横浜中華街の一角にある
 「関帝廟」に祭られている「関聖帝君」は神となった関羽の名前です。

 京劇を見るのは初めてですが、顔の隈取りや立ち回り、大見得の切り方などなど日本の歌舞伎と大変相通じる
 ところの多い芝居です。どうも歌舞伎が京劇の動作を取り入れたらしいと、あとで通人からお聞きしました。

 その後ローズホテル横浜(昔のホリディー・イン横浜)で、本場の味付けに特別に調理された四川料理を味わ
 いましたが、うわさに聞くその辛さ(特に麻婆豆腐)に吃驚しました。


関羽を演じた殷 秋瑞さんと。 チャイナ・スターの劇場前で。


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