寿会(ゴールド)招待ゴルフ。    16,05,10

   ホームコースの箱根カントリークラブでは、数えで70歳になると寿会の参加資格が
  もらえて、年に一度無料招待競技に参加できる。さらに80歳になると寿会ゴールドの
  資格を得て、ゴールド資格者だけの競技に招待される。

   赤いベストを貰えてこれを着用する。私はまだ満78歳だが、今年は数えで80歳だ
  から、めでたく寿会(ゴールド)の資格を得て赤いベストを頂いた。

   5月9日、寿会(ゴールド)の招待競技が行われ参加した。90歳以上の大ベテラン
  もいて、その中に80歳の初参加の新人数人が小さくなって記念写真に納まった。
  上段から2列目、左から4人目が私です。

   

  今日の参加者は60人、年寄りらしくゴールドティーを使ってプレーするので、比較的
  楽にプレーが出来る。好スコアになる筈だが、不思議なことに普段の白ティのスコア
  とそんなに変わらない。生憎スタート3ホールで小雨が降りだしたので、年寄りである
  ことを考慮してかハーフで終了し、昼食・表彰式となった。

  私のスコアは小雨とはいえ何と59という散々な結果だった。そういえば去年の寿会
  (シルバー)でもスコアを提出できなかった事を思い出した。どうも寿会はゲンが悪い。
  パートナーにも迷惑を掛けてしまい恐縮しきりだった。


   

  
  3日前の6日に、葉山ハートセンターで心臓のカテーテル検査をし、翌7日に退院した
  ばかりで、右手の手首には動脈からカテーテルを差し込んだ傷跡が痛々しく残ってい
  る。医者からは1週間は無理な運動は避けるようにと注意されているのに退院3日目
  でゴルフに強行参加したという後ろめたさがある。

  今年初めに、ろっ骨にひびが入っているのに好スコアで廻れた前例があるので、右手
  首に包帯を巻いて不自由でも、それが好スコアになるかもしれないと思ったのだが、
  好事魔多し、どっこいゴルフの神様はそうは甘いものではなかった。

  掲示板には次々と終了者のスコアが書き出されるが、ほぼ80%終了時点でみると、
  自分のネットスコアは60人中どうもブービーらしい。表彰式には出席せずに這う這う
  の体で退散した。

  手首の傷口の具合次第ではハーフでやめることも考えていたので、雨でハーフ終了
  は有り難い事だった。動脈の傷跡が破れたら大変な出血になるので、負担がかから
  ないように恐る恐るスイングしたのは事実だが、それを言い訳の種にはしたくない。

  傷口は何ともなかったのでホッとした。因みにカテーテル検査は5回目だが、冠動脈
  が分岐する部分に狭窄部位があるので、数日後にRI(ラジオアイソトープ)注入検査
  をして血液の流れを調べた後で、治療方針を決めることになっている。

  再度ステントを入れるかもしれない。なにせ時々心筋梗塞の時と同じ胸苦しさが起き
  て、その都度ニトロを服用しているので、いつまでも放置するのは問題らしい。

  どうあれあとは医者任せ、神のみぞ知る、ケセラセラである。