箱根㏄ 開場記念杯。       19,07,20

   今年も開場記念杯の季節がやってきた。例年、この時期は猛暑になるところだが、
  この日は雨こそ降らなかったが湿度が高く、カラッとした高地ならではの快晴とはなら
  ず、じっとりと汗ばむ天候だった。

   家族を含めてプレーも食事もすべて無料だからメンバーさん達とご家族には大変好
  評で参加者は多い。1年に1度のイベントで、他のゴルフ場ではお目に掛かれない箱
  根CC独自の特色あふれたイベントである。

      

   今年も家内同伴で行ってきた。家内の友達が是非にというので一緒に参加した。
  ゴルフ場の食堂とベランダには和洋中華それぞれのコーナーが設けられ、それぞ
  れのコーナーのシェフが自慢の料理を取り分けてくれる。

   食堂のコーナーでは、ステーキ、ローストビーフ、シュウマイや小籠包、エビチリ、
  チャーハンやサラダ、天ぷら、日本蕎麦、冷や奴、お寿司もその場で握ってくれる。

   朝食メニュー、ランチメニュー、ディナーメニューと多彩な料理が入れ替わるので、
  一日中食事を楽しめる。

   屋外ベランダの屋台では、威勢のよい板前が焼き鳥、焼肉、焼きそば、おでん
  焼きトウモロコシ、などを皿に盛ってくれる。生ビールから日本酒、ソフトクリーム、
  ウーロン茶などの飲み物も用意されている。早目にゴルフを終えた酒好き仲間達
  がたむろしていて、気炎を上げていた。

    

   最終組の一組前にエントリーされた私は10時25分のスタート。ハーフ終了後、軽く
  つまみ類を食べるにとどめたが、家内と家内の友達は随分食べまくった様子だった。
  彼女達は食事の後、一足先に日帰り温泉を楽しみに湯本温泉までバスで降りて行
  った。帰りは私が温泉宿に迎えに行くという寸法になっている。

   ゴルフは土曜日が数え年で70歳以上のA組のみ、日曜日は70歳未満のB組に分
  かれ、それぞれの入賞者にはゴルフ場から記念品や商品券が授与される。

   かって私は参加者ほぼ100名中2位になり、立派な盾を細川理事長から渡された
  ことがある。この盾はホールインワンの2つのトロフィーと一緒に今も応接間に飾っ
  てある。

   さて肝心の今日のゴルフだが、支配人があらかじめ気を利かせて私専用のカート
  を用意してくれていたので、楽にラウンドすることができた。最初のハーフは久し振
  りに50を切ったので、ハンデからみて入賞の期待を持たせたが、後半は化けの皮
  が剥げて55の大たたき、結局はいつものようなスコアで終了した。

   それでも、100名ほどの参加者のうち36位となり、3千円の商品券を頂いた。
 
   毎年コースサイドに咲く箱根特有の花々や、リスやキジなどの小動物にお目に掛
  かれるのが楽しみの1つだが、今年もヤマユリ(神奈川県の県花)、ハコネカンゾウ
  (ユリ科) が咲いていた。


      
    

    支配人にはまだまだこのゴルフ場で楽しんでくださいと言われ、今年の年末で退
  会する決心がまたぐらついている。何とも往生際の悪い老ゴルファーである。