耐寒ゴルフ。 17,02,28 寒風を裂いて寒空に白球を飛ばしてきた。というと勇ましく聞こえるが実際は 寒空にブルブル震えながらのゴルフだった。 予報では気温10度、風は穏やかで無風に近いとのことだったので、それなら 年寄りでもなんとか廻れるだろうと思ったのが大きな間違いで、風は最大10m で、プレー中に何度も帽子が吹き飛ばされるほどの強風だった。風が強いので 体感温度は4〜5度以下に感じられた。 10年ほど前から親しくしているゴルフ仲間との今年2度目のゴルフは最悪の コンディションでのプレーとなった。心臓に持病を抱えているので寒さは大敵だ から、何度も途中リタイアを考えたが、仲間に励まされながらなんとか完走でき た。やはり2月のゴルフはやるべきではない。 伊豆スカイラインGCは仲間の2人がメンバーだし平日プレーなので、ビジター 料金がなんとキャディ付き、食事付きで8000円強という格安でプレーできる。 我がホームコースの箱根CCのビジター料金のほぼ半分の料金である。 仲間3人は、年齢が75歳が2人に69歳が1人で、私が79歳の最年長という 年寄りぞろいだから、スコアは推して知るべしである。キャディさんに”お歳の割 には顔色も肌つやもよいですね。それによく飛びますね!”とお世辞を言われて 相好を崩す単純な爺なのであります。 万歩計を見たら10900歩も歩いていた。ホールからホールまでや、ホール内 を移動するのにもっぱらカートを使ったので歩数は少ないが、それでも最近の 日常生活ではこんなに歩いてはいない。風さえなければ快適な健康法なのだ が・・。 帰りにいつも立ち寄る小田原の干物屋でアジの干物と塩辛を買った。この干 物屋は加工中に発生したキズモノの干物を格安で販売していて、地元小田原 市民に人気の隠れた干物屋である。キズモノといっても外見は全く変わらない から、たちまち完売になってしまう。塩辛がまた抜群にうまい。 西湘バイパス沿いのジョナサンでパスタを食べながらいつもの雑談に花を咲 かせた。仲間の一人のYさんが、4人でキューバに行こうと突然提案してみんな を驚かせた。全員難色を示したら、今度は台湾でゴルフをしようと言い出して、 みんなを再び困らせた。協議の結果はいずれも却下、海外は論外となった。 海外は疲れるし、食事は口に合わないし、海外が苦手な私はホッとした。 温泉でゆっくり湯に浸かってのんびりする方が海外の観光よりも私は好きだ。 生来私は「かばねやみ」に出来ている。「かばねやみ」とは東北弁で無精者の ことである。 それにしてもジョナサンのパスタを皆さんよく美味しそうに食べるものだ。 別に舌が肥えている訳でもないが、私は昔からファミレスの食事が苦手なの で、ほとんどファミレスには行ったことがない。行っても食べるものがないから、 コーヒーのお代わりをするだけである。今回も小皿に一口だけ小分けにして 御相伴をした。 帰宅したら娘と孫が来ていたので孫の宿題を見ながら歓談した。孫2人は ピアノの発表会と詩吟の発表会が近々あるので、ジジは必ず聞きに行かね ばならない。孫の晴れ姿なのだから必見なのである・・・。 そういえば孫2人からバレンタインデーに手作りのチョコを貰っているので、 ホワイトデーの贈り物も用意しなければならない。何を渡せば喜ぶか、思案 投げ首である。 |