偉業のトロフィー。     17,06,25

   箱根CCから、過日寿会で達成したホールインワンを讃える記念のトロフィーが送られ
  てきた。ホールインワン達成証明書と、ゴルフ場の証明印が押された当日のスコアカー
  ド、それに後日ゴルフ場の会報に載せる感想文の依頼原稿用紙は達成当日に渡された。

   キャディへの心付けと保険請求の手続きも終え、記念写真も撮影した。これ等の一連
  の行事は12年前と同じだから戸惑うことはない。あとは銅版に私の名前を刻んだ記念
  プレートが後日クラブの2階ホールの一角に展示されることになる。

   昭和29年の開場以来の達成者の名前が刻まれたプレートがずらりと並ぶ壮観な展示
  台に、私の名前が刻まれたプレートがこれで2つ並ぶことになる。誇らしい事であり名誉
  なことである。

   また年末には今年1年間で達成した人たちを無料招待して理事長主催の祝賀ゴルフ
  会が開かれる。開場記念杯、年2回の寿会に加えて年に3回も無料招待に与かることに
  なる。

   今回もスコアカードの10番ショートホールの欄に「1」と書く快感を味わったが、未体験
  者には判らない不思議な気持ちである。なにせパット数が0のチップインイーグルだし、
  下世話にいう「ダイヤモンド」別名「ノーズロ」なのだから・・。

   我が家の応接間には、ホールインワン達成証明書と記念スコアカード、記念写真、
  カップインした記念ボールを乗せたトロフィーが飾ってあるが、今回で同じものが二つ
  並ぶことになった。


  

   プロですら一度も経験がない人が沢山いて、ましてアマチュアは、たとえシングルプレ
  ーヤーでも何千回ゴルフ場に通っても達成が難しいホールインワンだから、幸運の女神
  に2度もお目にかかれたのは稀有の事といわねばならない。ゴルファー冥利に尽きると
  いうものだろう。

   昔は一喜一憂したゴルフも、今はひたすら18ホールを歩いて、足腰の衰えを防ぐこと
  が目的になってスコアは二の次になっている。最近は100を切ることが珍しい。ご多分に
  漏れず足腰のばねが無くなり体が硬いから、飛距離は出ないし小技も下手になった。

  歩けなくなった時がゴルフとおさらばする時。18ホールの全てをカートに乗ってまでゴル
  フをやる気にはなれない心境になっている昨今である。