囲碁の梅沢由香里6段の女流棋聖誕生を祝う祝賀会。 07,05,10 "ひかるの碁"などで有名な女子囲碁界のアイドル梅沢由香里6段が初めてビッグタイトルを獲得しました。 今年の2月の事です。こちらも囲碁界の人気棋士の万波可奈女流棋聖とのタイトル戦で、2勝1敗の接戦 を制して由香里さんがタイトルを奪取したのです。 私の好敵手H社近藤社長は由香里6段の後援会長みたいなものですが、この快挙をことのほか喜んで この祝賀会を企画し、忙しい彼女と我々囲碁仲間を引っ張り出してようやくこの日祝賀会が実現しました。 時は5月10日夜、所は品川のホテル・パシフィック東京。参加者はTグループのいずれ劣らぬ囲碁愛好 者14名、和やかに会は進んで由香里棋聖もことのほか喜んでくれました。相変わらずクレバーな彼女の スピーチは、この手のスピーチに慣れた百戦練磨の我々の舌を巻かせるほどの巧みなもので、簡にして 要、ユーモアたっぷりのスピーチには皆さん感心しきりでした。 改めて由香里ファンである事を皆さん再認識したようでした。美味しい食事とワインで和やかに祝賀会は 進行して、いよいよ今宵の最大のイベントは参加者14名がA,B2チームに分かれて舞台上の囲碁盤に一 人ずつ交互に着手していくいわゆる「連碁」です。 ほぼ60手位まで進行してほぼ勝敗が見えてきたところでゲームを中断し、由香里棋聖が最初の一手か ら最終手まで丁寧な解説が入ります。打った人の名前を言いながらその着手の良し悪しを論理的かつ ユーモラスに解説・批評してくれました。良い着手を打って褒められた人は少年のように顔をほころばせ て嬉しがり、悪手といわれた人は頭をかきかき苦笑いして満場大笑いでした。 優秀な着手を打った3人が名誉ある「由香里賞」を頂きましたが、3人ともに申し合わせたかのごとくこの 日の参加者の中での低段者だったのは、由香里さん一流の叱咤激励の意味もあったのかもしれません。 ともあれ春の夜長を和やかな笑いと神妙さで過ごし、久し振りの仲間と語り合い、これも久し振りの高級 ワインで喉を潤す素敵なひと時を堪能できました。梅沢女流棋聖とは今年の平塚囲碁祭り(10月)での 再会を約束して別れました。梅沢女流棋聖の益々の成長を祈ります。頑張れ! |
新女流棋聖を囲んで。 この日の参加者は2段から5段まで のアマ高段者ぞろいで左側がS3段、 右側がT5段です。 |
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「連碁」の一手一手を見事に解説・ 批評をする女流棋聖。 |