平塚囲碁祭り1000面打ち大会 ![]() 平塚囲碁祭りは、日本棋院の今を時めく囲碁棋士ほぼ70人が平塚に集まり、全国 から抽選で選ばれた囲碁ファン約500人に直接対局指導してくれる日本でも数少ない 囲碁のイベントである。今年が27目に当たるが、そのほとんどに私は参加していて、 今年も友人と一緒に参加した。 平塚市の駅前の目抜き通りの紅谷町の道路いっぱいにテーブルと500面の碁盤が 並べられ、70人のプロ棋士が一斉に対局指導をしてくれる。午前と午後の2回行わ れるので通称1000面打ちと言われている。 顔見知りの棋士にお目にかかるのも楽しみの一つで、木谷門下生の石田秀芳24 世本因坊や大竹英雄名誉碁聖、日本棋院の井山裕太4冠、山下敬吾9段らの顔も 見えた。私はかつて指導を受けたことのある女流棋士の吉原由香里6段や小松秀子 4段と久しぶりに挨拶をした。 私と対局してくれた棋士は、午前が北野亮8段で午後が宮沢吾郎9段、いずれにも 私が4子をおいて対局した。内心では置き石3子にしたかったが、左右の対局者が5子 と6子で対戦していたので、彼らよりも上手と思われるのも嫌なので忖度して4子にした。 こんなところにも人それぞれの個性があらわれる。ちなみに同行したSさんは普段 私には6子置いて対局しているが、そのほとんどが私に軍配が上がるので、プロ相手 なら星目(9子)置いてもおかしくないのだが、彼は臆面もなく5子で指導を受けていた。 ずいぶん無鉄砲だなと内心思っていたら、なんと第一局目に見事に金星を挙げたので びっくりした。彼が大喜びしたのも無理はない。 置き石の数は対局者が自由に決めるルールなので、何子置いてもいいのだが、 置き石の数を決めるにもその人の個性が如実に現れる。彼の置き石はその好例で ある。 さて私の対局結果は、1勝1敗まずまずの戦果だった。Sさんは生まれて初めてプロ に勝ったと大はしゃぎで帰りは祝杯だと半ば強引に私を誘い、逗子の居酒屋で祝杯 を挙げた。私の腰痛はかなりひどくなり、歩くのが難儀だったので早々と帰宅した。 最近話題が少ないのでHPもアップをしていないが、実はPCの調子が悪くて起動ボ タンを押しても起動しないことが多く、ようやく起動できてもすぐに突然画面が真っ黒 になってしまう。 思い余ってヤマダ電機にPCを持ち込んで相談したが、結局7年もたっているので修理 よりも更新がお得ですと言いくるめられ、ついにPCを買い換えた。ヤマダ電機の技術 サポーターが我が家にきて設置と初期化をしていったが、新しいPCでHPを作るのが なかなか勝手がいかず四苦八苦している。 この記事もなかなかアップできていないが、例によって仙台にいる私の後輩T君に 指導を受けて何とかアップさせ、少しずつ話題を探してHPを細々と続けたいと思う。 昨夜、高校の同級生のT・C君に電話をした。彼のブログを見るのをいつも楽しみに しているが、5月に胡蝶蘭の写真と記事を見てから5か月もアップされていないので、 もしや?と心配しての電話だったが、何のことはない、ただ話題がないからだけの話 で、体調はいたって変化ないとのことでほっとした。 87歳にもなるとこんな時にも人の性格が現れるもので、いつもの情報が突然途切 れると、生きているのか死んでしまったのか気がかりな貧乏性の人と、便りのないの はいい便り、とばかり楽天的にとらえる人に分かれるようだ。私はどうも前者のようで、 これも性格だから直しようもない。 時々彼のブログを読むのも私の数少ない楽しみの一つなのであと数年、健在なとこ ろを記事にしてほしいものである。 |