第25回湘南ひらつか囲碁祭り。 ![]() 平塚囲碁祭りがコロナ禍の為3年間休止していたが、ようやく4年ぶりに再開した。 以前は1000面打ちだったが、座席の間隔にゆとりを持たせたので、道路のスペース の都合上縮小されて700面打ちになっていた。 指導に当たったプロは、常連の木谷門下生の本因坊秀芳、大竹英雄名誉碁聖、 武宮正樹元本因坊、上野愛咲美女流立葵杯など有名棋士達69名で、吉原由香里 元女流棋聖も参加していて久し振りに再会した。彼女とは名古屋と東京で対局した ことがある。 ここ数年友人のSさんと一緒にこの祭りに参加しているが、私は祭りが始まって 以来25回ほぼすべて参加しているので祭りの変遷は熟知している。少々例年より も参加者が少なく感じられた。 いつものことでトップ棋士による囲碁教室も開かれていて、遠く北海道あたりか らはるばる参加した囲碁好きのアマチュアが熱心に聴講していた。 多面打ちは、プロ1人が6人を相手に巡回指導する方式で、ハンデを何子にするか は打つ人が自由にに決めて良い。 午後1時20分からと午後15時からの2回対局でき、参加料は1回1,000円で事前の 前払い制である。我々は事前申し込みで2回指導を受けることができた。 私の指導に当たった棋士は、1回目が小松秀樹9段の奥様の小松英子4段、2回目 が木谷一門のベテラン大木啓司8段となった。 ハンデは周囲の人を見ると高段者でも3子が最高だったので、私は4子で指導を 受けた。3子では少し気障に見えたからである。 1回目の小松4段には3目勝ち、大木8段には7目の負けに終わった。大木8段の 講評では、碁の筋が他の5人よりもよく善戦ですと褒められて大いに面目を施した。 「豚もおだてりゃ木に登る」の類いで、大いに喜んだ次第である。Sさんは5子 で惜しくも2連敗だった。 帰りに久し振りに一杯やることに決めていたので、逗子の居酒屋で軽く反省会を して帰宅した。家内との同伴無しの居酒屋は2人とも何年振りかなので、2人の飲 んべーでとことん飲みたかったが、悲しいかなお銚子2本ですっかり良い気分にな り早々に帰宅した。 彼とは囲碁、釣り、ゴルフ、酒と趣味が似ているので、趣味を通じて長く親交を 深めたいと思っている。早速近いうちにカワハギとタチウオに行こうと誘われたが 返事はあいまいにしておいた。何せ腰痛がなかなか完治しないのでおっかなびっく りなのである。 |