葉山町民大学(平成24年度)    13,03,23


    我が葉山町はなかなかアカデミックな街で、毎年今の季節になると葉山町民大学が開校され
   人気を博している。今年で41回を数える伝統ある行事で、町の生涯学習講座として関東学院
   大学と連携して、葉山にある関東学院大学葉山セミナーハウスが会場提供をしている。
    定員70名に対して沢山の受講希望者が殺到し抽選で受講者が決まる。2月から3月にかけ
   て5日間毎週月曜日に開催され、講師は関東学院大学の教授や神奈川県の学術専門員が務
   めている。

    開校以来会場を提供している関東学院大学が事情あって本年でこのセミナーハウスを閉鎖
   することになり、来年以降の会場がどうなるのか、そもそも町民大学自体が存続するのかまだ
   判然としない。いずれにせよアカデミックなこのセミナーハウスでの最後の講義になる。

    昨年に続いて2度目の受講だが、受講者は葉山在住のインテリ風の老人が多く、今年も熱心
   に質問する学究の徒が数人おられた。私はいつものように最後列の席でゆったりと構えて、時
   折メモを取ったり資料に赤線を引いたりの真面目な受講に終始した。

    昨年の受講感想にも書いたが、得意の居眠りこそ出なかったが、「とうとう脳梗塞で脳の組織
   まで壊死してしまったか、あるいはボケが始まったか、」と思えるほどなかなか脳の中枢が働か
   ず、講義についていけないもどかしさを痛感した。しかし70歳を超えて大学で講義を聴きノート
   を取る懐かしさは何物にも代えられない貴重な体験となった。

    5回の講義のうち残念ながら出席は3回。2回も欠席する羽目になってしまった。1回は新潟旅
   行のため。2回目は講義の前日に大量のアジを釣ったので孫たちの為にアジ寿司を終日作っ
   ていた為である。後日談だが、孫2人から折角楽しみにしていたのにアジ寿司にワサビが入っ
   ていて食べられなかったと苦情を云われた。うっかりサビ抜きを届けるのを間違えてしまった大
   失敗だった。

    カリキュラムは次の通りだった。昨年は各講義ごとに受講感想を書いておいたが、少し面倒
   なので今年は省略する。

開催日   講義内容  講師
 第1回  鎌倉時代の日元関係を考える  金沢文庫主任学芸員 永井晋氏
 第2回  戦国大名北条氏とその外交  県立歴史博物館学芸員 鳥居和郎氏
 第3回  西鶴「世間胸算用」を読む  関東学院大学文学部准教授 井上和人氏
 第4回  吉田松陰と東北への旅  関東学院・早稲田大学文学部講師 三澤勝己氏
 第5回  スコットランド人技術者プラントン  関東学院大学名誉教授 小林照夫氏