我が家の四季の花。 5月           09,05,05

   鶯の初鳴きを「初音」という。3月初めの頃はぎこちない下手な鳴き方だったが次第に上手に鳴くようになった。
  鳴くのはオスのほうで、メスに求愛する時と、縄張りを守るときに鳴くらしい。声を震わせながら優雅に鳴くのが
  求愛の時、少しせわしなく鳴くのが縄張りを守る時の鳴き声のようだ。3月ごろに比べてこのところめっきり上手
  になった鶯の鳴き声がのどかな我が家の庭に聞こえている。春爛漫である。紹介する5月の花々はそのほとん
  どが4月の中旬に満開になって5月になると満開のピークを過ぎてしまった。だから4月の花々(その2)として紹
  介するのが正しい。5月の花は5月末に紹介するほうがよさそうだ。ここ数年心配していたハナミズキが今年たく
  さんの花を咲かせた。紅梅と杏に続いてうれしい開花であった。ツツジとサツキは我が家の庭の主役のような
  花だが、数えてみたら52本もの株数があった。早咲きがツツジ、遅咲きがサツキというがなかなか両者の区別
  はつかないし、ツツジの種類も沢山あって名前もわからず、あいまいなままになっている。今年も例年通り華麗
  な花を見せてくれたが、4月中旬がピークで5月に入るとすっかり花は落ちてしまった。先週箱根CCで見たツツ
  ジは、ミツバツツジ、ミヤマキリシマ、アカヤシオ、ドウダンツツジだと教えられたが、山桜とともに実に見事な咲
  きっぷりを見せていた。4月の箱根は目を楽しませてくれるので心が洗われる。我が家からすぐ近くの「花の木
  公園」に咲く名物のツツジも、4月中旬まで沢山の見物客が押しかけたが峠を越した。また来年である。

           年々歳々花相似たり  年々歳々人同じからず。



  左上からツツジ、ハナミズキ、シャリンバイ、ゼラニューム。 右上からブルーベリー、アイリス、モッコウバラ、シラン。